Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
3月の限定販売豆、パナマ・ハートマン農園が完売となりました。

そこで、4月まではもうちょっと日にちがあるのですが、本日より4月の限定販売豆を販売開始いたしました。


ブラジル・サクラブルボン

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東京ではすでに桜が満開だとか。松本平は4月の第一週目くらいの開花予想が出ておりますので、それに先んじて「サクラブルボン」を販売したいという思惑もあったという次第であります。


実際には「アマレロブルボン」という品種のコーヒー豆で、黄色く完熟するのが特徴の豆です。甘みのあるフレッシュ感が日本の春にぴったりということで「サクラブルボン」という名を冠されて販売されているということであります。

焙煎度合いはシティーロースト(やや深煎り)なのですが、ブラジル豆から想像されるような苦みが前面に出てくる味わいではなく、柔らかな酸味と程よいレーズンのような甘みを感じるフレッシュな味わいです。

サクラの季節にぴったりのブラジル・サクラブルボン。ご堪能いただければ幸いです。


ブレジル・サクラブルボン シティーロスト
¥780(100g)


本日より店頭にて販売開始しております。


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
第三金曜日は定休日でしたので、いつもように高速道路を使わない「下道ドライブ」に出掛けてきました。

当初の予定では、
塩尻➡安曇野➡麻績➡千曲市➡上田➡松本➡塩尻
というルートを一日かけてドライブする予定でした。

曇天の空の下、まずは安曇野の「さかた」さんにおやきを買いに行きます。
義母がここのおやきが大好きなので、定期的にまとまった数を送ってあげています。これでまたしばらく楽しんでもらえるかな。


ここから麻績方面へ向かう予定でしたが、空は相変わらずの曇天。
せっかく山間を抜けて善光寺平へ行くというのに、青空が見えないのはなんとももったいない。

妻と話しあった結果、ルートを変更してBASE(バーゼ)さんにランチに行くことにしました。すかさず電話してテーブルを確保してもらったら、どのルートで向かうかを検討

塩尻に戻るルートではつまらないので、安曇野➡松本➡奈川➡藪原、というルートで行くことに。

対向車とのすれ違いも困難な狭いトンネルがあったり、一部野麦街道を通っていくルートはあまり使ったことのない道でしたのでなかなか新鮮。標高の高い地点にはまだ雪が残っていました。


そして藪原のBASEさんに到着。
注文したメニューは、前菜+プチパン+パスタ2種類+ドルチェ+飲み物、で構成される¥2,500(税込み)のランチコース。

まずは前菜。
自家製パンチェッタを載せたグレッシェンテーネ。

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生ハムの完成までには2年かかるとおっしゃっていましたが、塩漬け肉のパンチェッタはもう出していただけるということでさっそくいただきましたが、これがとても美味しい。ねっとりと甘さを感じるパンチェッタとさくさく生地が美味しいグレッシェンティーネの相性が抜群。生ハムの完成が待ち遠しい!


パスタ1種目は、清水牧場さんの10か月熟成チーズ「バッカス」と和えたニョッキ。
これはBASEさんの定番で、今まで何回かいただいていますが、もう安定の美味しさ。一緒に出していただいた自家製パンでチーズを拭って食べたら、これまた素晴らしい感動が待っています。

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パスタ2種目は、自家製サルシッチャのジーリ。
ジーリというショートパスタに、イタリア版の腸詰めサルシッチャとブロッコーリーの組み合わせ。サルシッチャはもちろん自家製で、ほんのりとハーブの香りを感じる味わい。ショートパスタとぴったりですね。

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食後のドルチェは、清水牧場さんのミルクで作ったジェラート。
シンプルなジェラートですが、かかっているソースがモストコットという自家製ソースだそう。ブドウを煮詰めて作るソースだとのことで、これがさっぱりとしたジェラートにいい感じのアクセントをつけてくれて、飽きることなくいただくことができました。

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最後はカフェ・マッキアートで締め。
デミタスカップに入ったエスプレッソに、少量のフォームドミルク。可愛いハートを壊してしまうのは残念ですが、砂糖を軽く1杯入れてかき混ぜたら、グイっと2口ほどでその濃厚なコーヒーのエキスを喉に流し込みます。しばらく口の中に残った余韻を楽しめば、これはもう至福のひと時。

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のんびりとした空気の中、至高のイタリアンをいただく。やぱりBASEさんは素晴らしいお店だな・・・と再認識した次第。
新緑の季節に、木曽路ドライブを楽しみながらまた訪問できればなあ・・・と考えております。




Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
3月17日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、17日(金)、18日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。

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<<< 雑談 >>>

14日はホワイトデーでしたね。私も日頃の感謝の気持ちを伝えよう〜ということで、久しぶりにケーキを焼いてみました。

クルミをトッピングしたブラウニー。
レシピ(村井りんごさんの書籍)ではセミスウィートチョコを使うように書かれていたのですが、カカオ73%のチョコレートを使用した結果、かなりビターな感じのブラウニーになってしまいました。ちょっと焼きすぎた気もします。

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妻は「甘さ控えめで美味しいよ」と言ってくれましたが、自分的にはもっと甘いブラウニーが好みです。またリベンジしたいところであります。

いつも夕食後のコーヒーは「デカフェ」を直火式のモカ・エクスプレスで淹れたものに、少しだけお湯を加えて飲んでいます。この日はブラウニーが苦めに仕上がってしまったので、お湯ではなくて温めた牛乳を加えてカフェ・オレにしました。





Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
今月の限定販売豆「パナマ・ハートマン農園」ですが、本日からシティーロースト(やや深炒り)に変更しました。

今回焙煎するにあたり、ハイロースト(中炒り)とシティーロースト(やや深炒り)の両方を焙煎したのですが、より個性の強く出た傾向にあるハイローストの方を優先して販売いたしました。

しかし、数日後に改めて両者を飲み比べてみて、酸味が減少して甘みとコクがより強く出てきたシティーローストの方が、自分の好みの味に近いという事で、こちらを販売することにした次第です。

すでにハイローストのパナマ・ハートマン農園を飲まれた方は、シティーローストと比較して飲んでみていただければ面白いかと思います。

これから購入される方は、甘みとコクの乗ったシティーローストを存分にご堪能いただければと思います。


パナマ・ハートマン農園 シティーロースト(やや深炒り)

¥700/100g にて販売中です。


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
昨日は貴重な当店の定休日。月1度だけ第三金曜日もお休みさせていただいているので連休になるのですが、基本的には土曜日だけが定休日ということなので、会社勤めの方に比べたら我が家のお休みはとても少ない。有給休暇なんてもちろんないし。

というワケで、せっかくの休みを十分に楽しもう!という気持ちが、私たち夫婦はとても強いもかもしれません。

定休日の数日前になるとなんだかソワソワ。「今度のお休みは何しようか?」という話題が必ず持ち上がるのであります。

昨日は今年の目標にしている「南信をたくさん楽しむ」という課題を実行に移すべく、塩尻から小野〜辰野を抜けて伊那方面へ。前回通って気持ち良かった広域農道を使って「みのわテラス」に寄るのは忘れません。貴重なトイレ休憩できる場所ですから(笑)

それからパン屋さんでサンドウィッチを買ったら、道を挟んだ向かいの複合施設の駐車場にて車中で食事。今回は午後に楽しみにしているスイーツを食べに行く予定なのでお昼は軽めに。

次は「ファニー・マーケット」という雑貨屋さんにていろいろ物色。こんな歳になっても雑貨屋さんを見て回るのは楽しいものですね。今回はここでは何も購入せず。

先日伊那にお住まいのお客様からいただいたオランジェットがとても美味しかったので、「ドルチェ・カリーナ」さんへも寄りたかったのですが、これから甘いものを食べに行く予定だということで、後ろ髪ひかれつつもこちらはパスすることに。


伊那を後にして権兵衛トンネルを使って木曽路に抜けることにします。高速道路だと、目的地で遊んだ後は同じルートを使って帰ることが多いかと思いますが、「下道ドライブ」では行きと帰り異なるルートにできるところが素晴らしいところ。国道19号に抜けたら、目指すは藪原にあるレストラン「BASE(バーゼ)」さんへ。

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2021年の7月に訪問して以来なので、かなり久しぶりになってしまいました。相変わらず元気そうなご夫婦の笑顔とホスピタリティーに癒されて、甘〜いドルチェを堪能してきました。

ヨーグルトを包んだクレープに「たんかん」が散りばめられ、ハチミツがかかったドルチェ。添えられたアイスクリームにはザクザクとした食感が楽しいクッキー生地が立ててありました。

清水牧場さんの柔らかいチーズ「クワルク」を使ったクレープがBASEさんの定番なので、今日のもクワルクですか?とお伺いしたところ、今回のは清水牧場さんのヨーグルトの水分を搾り取って作ったものだそう。聞かなければ普通にクリームチーズかと思うくらいの滑らかさ。たんかんのジューシーな酸味と相まってすばらしいドルチェ・タイムとなりました。

BASEさん、土曜日はパンの販売をされていて、これはもちろん購入しなくてはと、いくつか包んでもらいました。

帰宅途中にスーパーマーケットに寄って買い物を済ませたら、さっそくBASEさんで買ってきたパンでおやつタイム。さっきドルチェを食べてきたばかりだというのに我慢できませんでした・・・

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甘いデニッシュ・パン2種類。ひとつはカスタードクリームで、もう一つはレモンクリーム。どちらも美味し。いつもゆっくりと食事を堪能したいので、バーゼさんに行くのは平日と決めていたのですが、こんなパンを購入できるのであれば土曜日に行くのもアリだな・・・と思いましたが、今日もテーブルは満席でしたので土曜日のランチタイムに行くならば予約は必須ですね。


夕飯はバーゼさんのじゃがいもを練りこんだパンがあったので、それに合わせてイタリアン(ぽいもの・・・笑)にすることに。私がポークソテーを担当し、妻はサラダ担当。イタリア料理かは微妙なところですが、イタリアのオリーブオイルをたっぷりと使ったので、これは正真正銘のイタリアンでしょう!

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パンはジャガイモの甘みを感じて、料理と相性よし。飲み物はスーパーで見つけて買ってきたウィルキンソンの辛口ジンジャーエール。中野市のカフェ・自転車屋さんでいただいたジンジャーエールに衝撃を受け、スーパーで買えるのかな?と思って探したところ普通に売ってました。

でも、むせ返るような刺激はちょっと少な目。カフェ・自転車屋さんで飲んだのはビンでしたが、今回はペットボトル。その違いかな?などとも思うのですがどうなんでしょう・・・


と、バーゼさんのドルチェとパンを堪能した一日となったのですが、翌日のランチにもバーゼさんのパンが登場(笑)

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パンの名前は忘れてしまったのですが、丸いパンで外側が固めで中はもっちり。生ハムをサンドしていただくと美味しいですヨ、と教えていただいたので、生ハムを乗せたオープンサンドにしていただきました。片方は刻んだトマトと玉ねぎにパルメゼンチーズとレモン汁を加えてオリーブオイルであえたものを乗せて。


最近イタリアで食肉用の豚の病気が発生して、イタリア産の生ハムが日本に入ってこないとの事。BASEさんは「それではハムも作ってしまおう」ということで島豚を一頭まるまる仕入れて生ハムの仕込みも始めたのだとか。凄いですね。これは食べに来なくては!と「いつ完成ですか?」とお聞きしたところ2年後だという回答が!う〜ん、先は長い。でも絶対食べに行くと決めている私なのでした。



Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
期間限定販売豆のお知らせです。

今月の限定豆は、北はカリブ海、南は太平洋に接する「パナマ共和国」のコーヒー豆になります。

先月後半に販売させていただいた天然酵母を加えて発酵させたコーヒー豆「フルッタ・メルカド」が個性たっぷりの豆でしたので、今月はスッキリ系の豆を・・・ということでパナマの豆を選択しました。

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ハートマン農園のコーヒー豆で、ウォッシュ精製の豆です。
ナチュラル精製の豆のような強いフルーティーな香りは望めませんが、特徴は後味スッキリ系の爽やかな酸味にあります。できれば粗挽きにしていただければ、より一層そのスッキリさをご堪能いただけるかと思います。


パナマ・ハートマン農園 ハイロースト(中炒り)

¥700/100g にて販売中です。


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
30代の頃、妻と訪れたフランスのカンヌ。国際的な映画祭が開催される都市ということで有名な場所。私たちにとっても色んな思い出が詰まった場所です。

宿泊していたホテル(マジェスティックだったかな?)で朝食をいただくこともできたのですが、その日は地元のベーカリーでパンを買ってみようということになり、まだ朝早いカンヌの街へと出かけました。

ホテルでは英語が通じましたが、見つけたベーカリーのおばちゃんはフランス語しかわからない様子。仕方なくショーケースに並んだパンを指さして「ドゥ・シルヴプレ」(2つお願いします)といった感じで、最低限の単語で買い物を済ませました。

さっそく買ってきたパンをホテルの部屋で食べました。そこで食べたクロワッサン、日本の一般的なクロサッワンと比べるとかなり大きく、とてもしっとり。いつも食べているものはかじるとバリバリと崩れていくイメージがあったので、そのしっとりとしたクロワッサンはとても新鮮に感じました。


あのクロワッサンにまた出会いたいな・・・と思っていたのですが、ようやく記憶に近いものに出会いました。

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フランスに本店を構え、日本では神楽坂のお店が有名な「PAUL」

そこのクロワッサンを偶然にもいただくことができたのですが、これがまさにあの時のイメージにぴったり。つまりは大きくてしっとり。外側はパリッとしているのですが、中はしっとりとしていて、バターの味わいをしっかりと感じることができます。

きっとあの食感を出すためには大きさが重要なんだと再認識。例えば同じお店のくるみパンなんかでも、大きいものは中がしっとりしていて、小さいものはカリっとしていますもんね。だから大振りなPAULのクロワッサンはしっとりしているのだと思います。

ここでこのブログを読んだ皆様に勘違いしていただきたくないのは、このクロワッサンが一番美味しいよ〜と言っているわけではないこと。あくまで私たち夫婦の思い出の味に近いものを見つけましたということであります。

パリパリと崩れていくあのクロワッサンも美味しいし、PAULのしっとりクロワッサンも美味しい。そういう事です。でも、長いこと思い出のクロワッサンを探していた私たち夫婦の「クロワッサン探し」も、これでようやく一区切りついたという安堵。やっぱりあの味わいは確かにあったのだと、喜びあった私たち夫婦なのでありました。


このPAULのクロサッワン。新宿NEWoMANの2階のエキナカにも店舗があって、JRの改札から出なくても買い物ができるのだそう。
「特急あずさ」で新宿へ行ったら、ミライナタワー改札近くにあるPAULのNEWoMAN店のクロワッサンを買い求めてみるのもいいですよ。「十色珈琲さんが言ってた”思い出の味”ってこんな感じなんだね〜」と、ご家族や会社のご同僚の方たちとの話しのネタにしていただければ幸いです。




Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
思いがけない頂きものは本当にうれしいものです。

先日はいつも遠方よりご来店いただいているお客様から素敵なスイーツを頂きました。

伊那にある洋菓子店「ドルチェ・カリーナ」さんのオランジェット!
チョコレートに素敵なプリントがしてあって、見ているだけでも楽しいオランジェット。

いつものようにビアレッティ社のモカ・エクスプレスで淹れたデカフェとともにいただきました。

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美味しい〜。
オレンジの爽やかな酸味と一体となったカカオのコク。甘〜いその味わいをコーヒーとともにチビチビといただく。本当に最高です。
(Kさん、またまた美味しいプレゼントをありがとうございました!)

オランジェット、大好きなんですよね。オレンジとチョコレートの組み合わせ、これはアンコとバターと双璧をなす鉄板の組み合わせかと思います。

森永から販売されてる「カカオ70」シリーズのオレンジを購入して、いつも夕食後の楽しみにしているくらいなので、オランジェットは本当に大好きなのです。



そして、これまた別の日、パティスリー・ニューモラスさんのケーキ、サイホン・ドーム。

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何故サイホンという名前が付いているかというと、小諸市にあるカフェ・彩本堂(サイホンどう)さんに卸しているケーキだからサイホン・ドーム。

今となっては珍しいサイフォンを使ってコーヒーを淹れてくれる彩本堂さん。行ってみたいと思いつつ、まだ行ったことがありません。

ニューモラスさんの定番ラインナップではないようですが、彩本堂さん用に仕込んだ時、余力があれば多めに作って、店頭に並ぶのだとか。いや、グッドタイミングでお店に伺えてラッキーでした。

土台のタルトの中にコーヒー味のビスケットが隠れているのですが、十色珈琲のブラジル豆を使ってくださっています。チョコレート、中に入っている杏と洋ナシ、コーヒーの風味が口の中で混ざり合って、これはもう幸せの極地です。美味しかったなあ。


伊那のドルチェ・カリーナさん。小諸の彩本堂さん。
行きたいお店はまだまだ増えていく一方ですね。うれしい悩みであります。



Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
珈琲由来の天然酵母を加えて発酵させることで、濃厚なアロマとフルーティーさを持つフルッタ・メルカド。追加で仕入れました!

3月のはじめの週くらいまでは販売を継続できそうですので、まだ召し上がっていない方、その魅力にはまった方、ぜひともご来店をお待ち申し上げております。


しかし、この珈琲、フルーティーと表現するよりは「赤ワイン」と表現した方がよいかもしれません。コーヒーと言えばスイーツと一緒にいただくのが定番ですが、濃厚なチーズとかとあわせていただいても合いそうな気がします。

どんな食べ合わせがいいかな〜なんていう想像を膨らませてくれる、なんとも不思議な魅力の詰まった珈琲です。


フルッタ・メルカド ハイロースト(中炒り)

¥800/100gにて販売中です。


Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
2月17日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、17日(金)、18日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。



<<< 雑談 >>>

先日、ニトリで「ニトスキ」を2つ購入してきました。「ニトスキ」というのは「ニトリのスキレット」を縮めた言い方です。

スキレットは簡単にいうと極厚の鉄製のフライパン。一度温めてしまえば保温力も高いということで家庭での調理はもちろん、キャンプなどで利用したりするのにも適しています。

「ニトスキ」という愛称でたくさんの人たちに愛されているのには理由があって、それは価格が安いこと。いくら中国製と言えどもこの極厚フライパンが1つ千円以下で買えてしまうというのはバーゲンプライスとしかいいようがありません。

我が家でニトスキをなぜ2つ購入したかというと、ズバリ「鉄板焼きナポリタン」を作りたかったからです。

子供の頃、街の喫茶店ではよくあったメニューかと思うのですが、最近見かける機会が少なくなってしまいました。私の中学校時代の同級生の家が飲食店を経営していたのですが、遊びに行くとよくこの「鉄板焼きナポリタン」を出してくれたものです。

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普通にナポリタンを作ったら予め温めておいたスキレットに盛ってあげればいいだけなのですが、ナポリタンの下に溶き卵を流し込んでおくのがお約束。これがないと思い出の鉄板焼きナポリタンは完成しないのであります。

鉄板焼きナポリタンに限らず、私と妻のそれぞれのスキレットで餃子を焼いて、そのままテーブルに出してアツアツの餃子を頬張ったりと、なかなか「ニトスキ」はこれからも活躍してくれそうです。



Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
今月の限定豆、エチオピア・ゲシャ・チャカ・ナチュラル、本日で完売いたしました。

ちょっと仕入れ量が少なかったので、楽しみにしていたけれど購入できなかった・・・というお客様、大変申し訳ございません。

代わりに今月の後半は、昨年やはり多くのお客様にご好評をいただきましたブラジル・フルッタ・メルカドを販売させていただきます。

ポルトガル語で「果物市場」という名前のこのコーヒー、名前の通りとても複雑でフルーティーな味わいがあり、まさに市場という名前がぴったりのコーヒーです。

どんな果物の味わいに感じるのか、それも楽しんでいただければと思います。


このコーヒー豆は、発酵の段階でもともとコーヒーが持っている天然酵母を加えることで、コーヒーの持っているフルーティーさを最大限に引き出そうという試みの末に生み出されたコーヒー豆です。

初めて飲む方はちょっとびっくりすると思いますよ!

というワケで、2月12日(日曜日)より、今月の限定販売豆として販売させていただきます。


ブラジル・フルッタ・メルカド ハイ・ロースト(中炒り)
¥800/100g


何卒よろしくお願いいたします。


Category: 一般
Posted by: toirocoffee
先週末は今年初の長野市への用事。
いつものように塩尻北インターから安曇野インター間だけ高速道路を使い、そこから先は国道19号線を使って長野市を目指します。

この日は快晴でドライブ日和。国道をゆったりとドライブするにはうってつけの日でした。

長野市での用事自体は30分もあれば終わってしまうものなので、今回もいくつか寄り道することに。

まずは長野駅の駅前駐車場に車を止めて、駅の商業エリア「MIDORI」へ向かいます。先日伊那のかんてんパパガーデンで購入した飯島商店さんの三宝柑ジャムがとっても美味しかったので、MIMDORI内にある飯島商店さんでジャムを購入。これでまたしばらくは毎日のトーストが楽しみになりました。

そして次は長野県民なら誰しもお世話になっている七味唐辛子の「八幡屋磯五郎」さんの売店へ。八幡屋磯五郎さんは毎年異なる絵柄をデザインした「イヤー缶」という限定七味唐辛子を発売しているのですが、今年のデザインは松本城!これは買わないわけにはいかないと思っていたのです。

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もうしばらくすれば各地のお土産屋さんにも並ぶようですが、2月4日時点では、八幡屋磯五郎さんの本店、MIDORIの売店、松本城敷地内の土産店、の3か所のみだったのです。そんなタイミングで長野に用事ができたので、それならば長野市で購入してしまおうという次第です。小さい缶って、なんか妙に惹かれてしまうんですよね。ココアのヴァンホーテンの缶なんかも簡単に捨てられない私なのでした。

長野市での用事も済ませ、あとは帰るだけなのですが、せっかくならば千曲市の「CAFE自転車屋」さんに寄って行こうということに。昨年訪れてすっかりこの店の雰囲気が気に入ってしまった私たち夫婦。十色珈琲と同じログハウスの雰囲気が、よりいっそうそんな気持ちにさせるのかもしれません。

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今回もピザは欠かせません。だって自転車の形のピザカッターを使わないワケにはいかないですからね。サイドメニューには自家製のソーセージを。これも美味。ドリンクはジンジャエールを選択。この日は好天に恵まれて自動車の車内がとても暑くてエアコンを入れていたくらいだったので、冷たい飲み物の気分でした。

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メニューに「辛口」という記述があったウィルキンソンのジンジャーエール。初めて飲んだのですが、本当に辛い!喉の弱い私はチビチビと飲まないとせき込むくらいジンジャーが効いていました。でもこの味、甘ったるいジンジャーエールと違ってピザやソーセージにはとてもよく合うんです。せき込むの覚悟でまた頼んじゃいそうだな〜。



01/31: 風紋

Category: 一般
Posted by: toirocoffee
先日の大寒波。皆さん大きな被害はなかったでしょうか?

松本平は午後4時前後から強烈な横風と雪に見舞われ、いわゆる「ホワイトアウト」の状態に。あっという間に積雪してしまいました。

この日は最高気温が0℃に満たない「真冬日」だったこともあり、アスファルト上でいったん溶けた雪が即座に凍ってしまい、道路はアイスバーン状態になったしまったところも多かった様子。

ただでさえホワイトアウトで視界が遮られてしまっているのに、各所で自動車のスタックが相次ぎ、夕方から夜にかけて市街を中心に大渋滞を引き起こしてしまったようです。


ここ数日、何人かのお客様に当日の状況をお聞きしてみたのですが、皆さん帰宅するのに1時間〜2時間くらいを要したとのこと。お話しを伺った中で一番時間がかかった方は、いつもは30分程度で帰る道のりをなんと4時間もかけて帰宅したとのこと。4時間!高速道路を使えば京都まで行ってしまえますよ!これにはびっくり仰天いたしました。


高い山脈に囲まれ、台風でさえ進路を変えていく松本平。ここまでの横殴りの雪は私は見た事がありませんでした。あっという間に積雪した駐車場には雪の「風紋」が出来ていました。


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何とも神秘的な、自然が作り出す造形です。
美しさと残酷さ。それを併せ持つ自然の力に、ただただ茫然としてしまうのでした。

21世紀に入ってから、大きな自然災害が続いていますが、やはり地球規模での環境破壊が原因なのでしょうか。2009年に他界したマイケル・ジャクソンが、アマゾンの森林伐採を非難し、環境破壊を止めるべく様々な活動をしていたことを思い出します。マイケルは天国で、今の地球をどんな風に見つめているのでしょうね・・・


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この週末はそんな大寒波の余韻がまだ残っていて、とても出掛けるような気分でもありませんでしたので、午前中にスーパーで買い物を済ませたあとはボ〜っと過ごしました。妻は久しぶりにシナモン・ロールを焼くと言って、何時間も掛けてがんばってくれました。

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やっぱり美味しいシナモン・ロール。
本場の北欧のそれを一度は食べてみたいものです。



Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
期間限定販売豆のお知らせです。

エチオピア・ゲシャ村の逸品、「ゲシャ・チャカ・ナチュラル」、本日より期間限定にて販売開始しました。

今まで何度か当店でも取り扱ってきた豆ですが、およそ1年振りくらいの登場でしょうか?

その圧倒的なフルーティーな甘みを持つゲシャ。
酸味を表す言葉としては「柑橘系」「ベリー系」「シトラス」などいろいろな言葉が用いられますが、ゲシャの酸味はそのどれとも異なります。一番近い表現はやはり「イチゴ」のような気がします。豆から漂う香りはまさにイチゴのようで、口に入れた瞬間に感じる強い甘みは、他のどの品種の豆とも比べようがありません。

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2000年代に入ってから一躍脚光を浴びることになったゲシャ種ですが、万人に愛される豆かというとそうでもありません(と、私は思います)
甘みの後には強い酸味を感じますので、酸味が苦手な方には敬遠されることでしょう。

「サードウェーブ」と呼ばれた昨今のスペシャリティー・コーヒーブームでは、欧米の流行りに乗っかって浅煎りの豆がもてはやされました。しかし日本人は、欧米人の酸味があるコーヒーに対する感じ方とは体質も背景にある文化も違いますので、何が何でも浅煎りがいい・・・みたいなムーブメントはどうかと思います。

と言いつつ、はやりゲシャの特徴を最大限に出せるのはやはり浅煎りかな・・・ということで、当店でも「浅煎り」での提供です(笑)

浅煎り豆の個性も味わいつつ、はやりガテマラやブラジル豆のようなやや深炒りの領域でこそ味わえる香味。それらをまんべんなく堪能できるのが日本人の繊細な味覚であると私は思っています。

ゲシャ・チャカ・ナチュラル ミディアムロースト(浅煎り)
¥1080 / 100g にて本日より販売開始です。



01/23:

Category: 一般
Posted by: toirocoffee
先日、久しぶりに松本の縄手通り界隈を散策してきました。

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インバウンドが盛況だったころは平日でもかなり混雑していた縄手通り。少しずつ観光客も増えてきているようですが、まだまだかつての賑わいは取り戻せていない感じです。

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せっかくだから何か買って帰りましょうということで、前から気になっていたポルトガル風のエッグタルトの店に寄ってみたり、松本城方面にちょっと歩いたところにあるパン屋さんに寄ったり。

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気が付けば結構な量を買い込んでしまい、帰宅してからのランチはちょっとした「パン祭り」となりました。

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パンを頬張りながら今度は夜ごはんのメニューについて妻と会議。

youtubeの動画一覧に、女優の杏さんが韓国料理を作る回がアップされていて、それを見た後だったこともあり「今夜は韓国風の夕食にしたいね」ということで意見がまとまりました。

本当はキンパ(日本の海苔巻き)を作りたかったのですが、もうちょっと簡単な方法で楽しめる「韓国風手巻き」を作ることに。「手巻き寿司」と名乗らずに「手巻き」と呼んだのにはワケがあって、ゴハンを酢飯にしないでそのまま使うから。

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手巻きに乗せる具は妻が準備してくれたモヤシのナムル、小松菜の白和え、牛小間の炒め煮、ツナキムチ。これらを海苔に大葉を乗せて少量のゴハンを乗せたら好きにトッピングしていただきます。

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私も指を加えて夕飯が出来上がるのを待つのも申し訳なかったので、杏さんがyoutubeで作っていたズッキニーのチジミを作ることに。輪切りにしたズッキーニをチジミ粉に付けたら、軽く溶き卵にくぐらせ、たっぷり目の油をひいたフライパンで焼くだけで完成です。つけダレはいつものように適当に、コチュジャン、味噌、醤油、お酢、砂糖、ゴマ油を混ぜて作ります。いつも分量は超適当。でも美味しく仕上がるのは我が家で使っている韓国のコチュジャンのおかげです。


高価な食材は使わなくても楽しくて美味しい食卓はできるもの。先月くらいからびっくりするくらい電気代が高くなって、いろいろと節約に頭を絞っている我が家ですが、楽しい食卓を維持するためにはいろいろなアイデアが必要ですね。

「食費は削っても十色珈琲さんのコーヒーは外せないよね」と言ってもらえるように、これからも高品質な産地指定のプレミアム珈琲豆をお手頃な価格で提供していかなかれば!と気持ちを引き締める今日この頃です。


Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
1月20日は第3金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、20日(金)、21日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。

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Category: 一般
Posted by: toirocoffee
我が家のちょこっとドライブは、木曽方面か安曇野方面が定番です。最近はちょっと行動範囲が広がって長野市あたりまでドライブするようになったのですが、南信方面はまだまだ未開拓。そこで今年は南信方面へのドライブに積極的に出かけたいと思っています。


先日は「かんてんパパガーデン」まで行くことにしました。ガーデン・・・と名の付くことから想像できるように、本来ならば緑豊かな春〜秋が見どころのスポットかと思うのですが、その敷地内にある「monterina」という建物の中にある「monterina marche」というコーナーがなかなか面白いものを売っている・・・という噂を聞きつけ、そこを訪ねたいとずっと思っていたのです。

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「monterina」は1Fがカフェとマルシェ、2Fが雑貨Shopという構成になってます。カフェも寄ってみたかったのですが、そこへ着くまでの道中で食事した後でしたので、今回は迷うことなくマルシェへ直行。

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全国の面白いモノが集められており、全国のアンテナショップを集めてみました・・・というような雰囲気。長野県内に限ってみても、東御のアトリエ・ド・フロマージュさんのチーズケーキや長門牧場のチーズやソーセージが売っていたり、なかなか普段足を運べない遠方のお店のモノが買えてありがたいマルシェです。

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我が家は千葉県産のミニトマト、上田のみすず飴本舗さんの三宝柑ジャム、石巻港の金華サバの缶詰、その他に帰りの道中で食べるスナック菓子などを購入。なかなか面白い買い物ができました。


かんてんパパガーデンまでは、私の実家のある塩尻東地区を通る国道153号をずっと南下していくルートで行くことに。久しぶりに小野を通過したのですが、いや小野宿の風情はまだまだいい感じで残っており、ここをのんびりと通過していく道のりは何とも楽しい。

そのまま伊那まで抜けていこうと思っていたら、標識だけを頼りに運転している私に不安を覚えた妻がGoogle Mapさんを発動。辰野を過ぎたらGoogle Mapさんの指示に従って伊那西部広域農道へ入り箕輪町へ。しかしこれがとても気持ちいいドライブコースでした。

東に見える豊かな山なみを見つつ、大芝高原や伊那国際ゴルフクラブの横を抜けていく道筋はなかなか爽快。夏はさらに気持ちいことでしょう。この農道の道中に「やまびこテラス」なるレストランを発見。ちょうどお昼時だったのでここで食事をすることにしました。

黒毛和牛を使ったハンバーグや焼肉などがランチのメインのようでしたが、メニューの中に「ローメン」を発見!伊那地方の名物としてソースかつ丼とともに広く知られているワケですが、私たち夫婦はいまだにローメンを食べた事がありません。ここは迷わずローメンを注文することに。

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マトンとキャベツを麺とともに炒め煮にしたローメン、子供の頃からジンギスカンに慣れ親しんだ私にとっては、予想通りの味でとても美味しい料理でした。栃木育ちの妻も美味しいと言ってくれたので、ホッと胸をなでおろした次第です。(他県の方の中にはマトンがダメだって方は多いですからね)

私の生まれ育った塩尻東地区は、甲州街道と伊那街道が交わる地点であり、塩尻宿で栄えた場所。南信の文化も色濃い地域で、ジビエや昆虫食なんかも当たり前の地域でした。私は昆虫食は苦手でしたが、父は「動くものは何でも食べた」と言っていました。農村の貧困な暮らしの中では、それらが生き抜いていくための手段だったのでしょうね。

そういったワケで、子供の頃は焼肉と言えばジンギスカンであり、塩尻峠、善知鳥峠には何軒かジンギスカンのお店がありました。我が家にもジンギスカン鍋が当たり前にあったものです。それらもなくなってしまい、ジンギスカンを食すという文化も、今ではカルビなどの牛肉がメインに取って代わられた感があります。


道中でローメンを食べた結果、口の中がマトンの味で支配されてしまいまして、無性に甘い物が食べたくなりました。すると図ったように左手にケーキ屋さんを発見!すかさず寄ってみることにしました。

「miwa & torte」というこのお店、旬の果物を使ったタルトがメインのようです。その他にバスクチーズなどもありどれも美味しそう。家に持ち帰って食すのであれば購入したいところでしたが、駐車した車の中で食べるのは大変なので、小ぶりなタルトを買い求めました。

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チーズとベリーのタルト。王道のエッグタルトもありましたが、フルーツの酸味が入った味わいが美味しそうだと思い、こちらのタルトにしました。なかなか美味しかったです。


と、何となく思い立って出かけた「ちょこっとドライブ」、ローメンも食べることができたし、monterinaのマルシェで面白いものも見つけられたし、とても楽しいドライブとなりました。春になれば高遠のサクラもあるし、今年は南信方面をたくさん楽しみたいと考えています。



Category: お知らせ
Posted by: toirocoffee
パティスリー・ニューモラスさんにて、当店とのコラボ商品

信州ステアサンド(珈琲いもくりくるみ)を販売していただいております。


信州の素材をステア(混ぜるという意味)してサンドしてある焼き菓子ということで、当店で焙煎した珈琲豆を極細挽きにして、いも・くり・くるみと混ぜ合わせたクリームをパイのようなサクッとしたビスケット生地でサンドしてあります。

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ニューモラスさんのコラボ企画にお声を掛けていただきまして、本当にありがたいの一言です。

ほんのり珈琲の香りが素敵な信州ステアサンド、パティスリー・ニューモラスさんにて購入可能です!

おうち使いはもちろんのこと、ちょっとしたお使い物にもとても喜ばれる一品です。ぜひともお試しを!



Category: 一般
Posted by: toirocoffee
今年も一年間、十色珈琲を訪れてくださった皆様、本当にありがとうございました。

数日置きに来てくださるご近所の方、毎月のように来てくださるちょっと遠方の方、そしておつかいものに使いたいからということでたまに来てくださる方、いろんな皆様が頭の片隅に「十色珈琲」という名前を留めてくださり、そうしてわざわざご来店してくださる。本当にありがたいことです。

来年も「十色珈琲」という名前をまず思い出していただけるように精進していきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。


29日で年内の営業を終え、30日は毎年恒例の焙煎機の分解、掃除。いちばんやりたくない作業ではありますが、先日の駆動ベルトの件もそうですが、日常の手入れはとても重要。ましてや分解作業は年に1回だけと決めていますから、これをしんどいとか言ったら罰が当たるというものです。

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今年は例年は分解していない箇所を外してみたのですが、そうしたらそれを元の状態に戻すのに一苦労。5分で外したものを戻すのに、なんと45分もかかりまさに疲労困憊。いや、これで来年も皆様に美味しいコーヒー豆を焼き上げることができるのですから、こんなことではへこたれてはいけません。


数時間に及んだメンテ作業の後は、妻が用意してくれたちょっと遅めのランチ。12月限定で販売させていただいたブルーマウンテン、最後に100gに満たない端数が出たので、それを我が家用にとっておきましたので、それをありがたくいただくことに。

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いや、心に染み渡る味ですね。お酒に、上善如水(じょうぜんみずのごとし)というのがあったかと思いますが、まさにブルマンはその例えがぴったりかと思います。

ナッツ系のミルクっぽい滑らかさと、ほのかに甘い余韻だけを残して口の中からさっとすべての味わいが消えてなくなってしまうような感覚。飲んでしばらくするとさっきコーヒーを飲んだことさえ忘れてしまうようなこの感覚。今年のブルマン・ストーンレイは特にその印象が強かった気がします。

輸送費コストの上昇や円高による影響で、来年もコーヒーの仕入れ価格は上がる一方でしょうから、来年末にまたブルマンを取り扱えるかはまったくもって不透明な状況ではありますが、なんとか品質のいい豆を仕入れたいと思っております。本当はハワイ・コナ・エクストラファンシーを仕入れられればベストなんですが、コナはまったく商社さんの方にも入ってこないような状況。みんな中国へ流れていっちゃうんだろうな〜(涙)


隠れ家のような場所でひっそりと営業している当店ですから、大手に比べたら品質の良いものを安価で提供しなくてはならないのは当然のこと。もっと値上げもさせていただきたいところではありますが、そこはなんとかがんばって、当店を愛してくれるお客様に嫌われてししまわないように努力をしていかないと・・・と思っております。


と、言っておきながら何ですが、新年から十色ブレンドだけ¥20/100gの値上げをさせていただきます。十色ブレンドは当店で一番たくさん買っていただいている定番ブレンド。これからも品質を保ちつつ安価で提供できるような価格のラインとして、¥500/100gという値段を設定させていただきます。

しかし、ここで宣言させていただきます!
十色ブレンドは2023年はこれ以上絶対に値上げしません。どんなに円高に進もうと、どんなに光熱費が上がろうと、令和5年は¥500でやらせていただきます。ですから、いつも十色ブレンドを購入してくださる皆様、何とか今回の値上げに関しまして、ご理解とご了承をいただければ幸いに思います。


本当に1年間お世話になりました。
来年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


12/26: X'mas Night

Category: 一般
Posted by: toirocoffee
今年のクリスマス、皆さんはどんな夜を過ごされたのでしょうか?

我が家はいたってフツーの夜を過ごすことに決めていたのですが、ちょっとばかりはクリスマスの気分を味わいたいということで、菓子工房ennさんにお願いしておいたシュトーレンを食後にいただきました。

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和三盆を使ったシュトーレンで、ennさんらしい優しい味わいのシュトーレンでした。


そしてお客様からいただいた木村屋総本店のリンゴあんパン。

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リンゴは酸味の効いた小さなサイコロ状のものがゴロゴロと入っていて、ちょっとケーキっぽい味わいもあったりして、とても美味しかったです。


クリスマスが終わればいよいよ世間は年末モード。
当店は29日までの営業です。