ハーブのような華やかな酸味とアロマが特徴のエチオピア・イルガチェフ。当店の基本ラインナップとして常備しているコーヒー豆ですが、農園指定の「エチオピア・イルガチェフ・アリーシャ」へと変更になります。

なかなか農園指定のイルガチェフをお求めやすい価格で提供するのも難しいこの頃になってきましたが、がんばって良い豆を仕入れていきたいと思っております。


ほとんどのイルガチェフ地方の農園は標高1,600m〜1,900mくらいに位置しているのですが、今回のアリーシャ農園は標高2,000m〜2,200mに位置している農園です。標高の高いところの方が寒暖差が大きく良質な酸味を有するコーヒーチェリーになるということです。

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最新の水洗設備を持った農園の豆ということで、ウォッシュ精製された生豆は非常にきれい。農園の名前を冠して出荷されるだけあって、一般的なイルガチェフと比べると粒ぞろいも良いです。

もちろん十色珈琲が仕入れる豆はエチオピアの最高グレードであるG1です。今までと同様にハイロースト(中煎り)での焙煎となります。


エチオピア・イルガチェフ・アリーシャ・G1
¥640(100g/税抜き)


何卒よろしくお願いいたします。



試飲も兼ねて本日の昼食でいただいてみました。


イルガチェフらしいアロマはしっかりとありつつも、コクもあわせもった味わいで、G1ならではの雑味の無さが実感できます。ハイローストということで上品な酸味を堪能できますが、よりその酸味を楽しみたい方は粗挽きにしていただくと良いかと思います。

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今日はチーズトーストにハーブソルトと乾燥バジルをかけて焼いてみたのですが、イルガチェフは個人的には甘いスイーツと合わせるよりも、ハーブ系の料理と相性が良いと思います。ぜひお試しください。

サラダにはズッキーニをスライスしたものを散らしていただいたのですが、生のズッキーニってとても美味しいのですね。最近になってはじめて知った私であります。今年の夏は生でサラダにしていただいたり、ソテーしてパスタとあえてズッキーニのペペロンチーノにしたりと大活躍でした。