家族サービスの後は、自分用の時間。

1ヶ月も前に購入しておいた雑誌「Stereo」の7月号。
何と、スピーカーのユニットを自分で作るキットが付属しているのですが、これが定価2,800円!利益がちゃんと出ているのかと心配になるほどの素晴らしい企画です。



発泡スチロールの枠の中には、8cmのユニットを作るためのパーツが並んでいます。こういうのを見ると、子供の頃に熱中したプラモデル作りを思い出してワクワクします。いくつになっても少年気分が抜けません・・・。



パーツを専用の接着剤で接着していくのですが、なかなか綺麗に仕上げるのが難しい。プラモデル作り同様に、綺麗に仕上げるのは接着剤を少なくした方が良いと思うのですが、接着剤をケチると空気漏れを起こしてしますので、見た目よりも実を採るために、接着剤がハミ出すのを無視して作業を進めます。



あまり綺麗ではありませんが、何とかスピーカーのユニットが完成しました。このキット、スピーカーのユニットのメーカーとしては有名はFostex製で、型番は「P800」となっています。市販されている製品には比べるべくもありませんが、結構侮れないスペックを持っているようです。

いつもは木材で箱を作って、スピーカーユニットをビルトインしていきますが、こんな安価なユニットに高い材料費をかけて箱を作るのはもったいない・・・ということで、今回はダンボール箱を使うことにします。



これが完成したダンボール・スピーカー。
コーヒー通ならば誰もが知っている「月兎印ドリップポット」の外箱を使いました。赤いポットの外箱を使用しましたので、ユニットの下には「レッド」のシールが貼ってあります(笑)。見た目はチープですが、ちゃんと背面にはケーブル端子も付けましたし、中にはウールの吸音材も入っています。

本当はすぐにでも音出ししたい所ですが、接着剤がしっかりと固まるまで一晩待って、明日、ドキドキの音出しをしてみる予定です。いい音で鳴ってくれるかな?