映画「サウンド・オブ・ミュージック」のブルーレイ版が出ているというので、さっそくレンタルしてきて、家族で鑑賞しました。(この映画、妻が小学生の時に観て以来、大好きな映画だということなので・・・)

この映画が作られたのは1965年ということですから、私の生まれる前年ということになります。すでに作られてから45年も経過したというのに、ブルーレイの高解像度で鑑賞すると、まるで最新映画のように観ることができるから不思議です。

でも、よくよく考えてみると、これだけの高画質で映像を見られるということは、オリジナルのフィルムがあるからこそ実現できるということ。いくらブルーレイが高画質であるとはいえ、それは1920x1080という数で羅列された点にすぎないのです。それに比べると、フィルムは「点」の集合ではなく、すべての記録がとぎれることなく1つの面に記録されているわけで、強引に「点」の数で表すとするならば「無限」ということになります。これからTVの解像度がどんどん上がっていっても、フィルムの記録データは、いつまでたってもそれに応えることができるというわけです。

世の中はデジタル社会へまっしぐらですが、やはり何十年もかけて熟成されてきたフィルムの文化はすばらしいな・・・と、デジタル最先端の映像を見ながら感じたワケであります。私も、blog用の写真はデジカメを利用してデジタルで記録しておりますが、フィルムの販売と現像処理が存在する限りは、これからも家族の思い出に残す写真は、やはりフィルムで撮っていくつもりです。


しかしデジタルの利便性は素晴らしいですね。
こうやって庭の福寿草だって、撮ってすぐにblog公開できてしまうのですから。
アナログとデジタル。
うまく共存させていけたらと思います。



本日の我が家の庭の福寿草。
ようやく開花しました!
長かった松本平の冬にも、春がやってきたようです。