気がつけばもう4月・・・、ようやく長く厳しい松本平の冬が終わるかと思うと、なんだか心も軽くなるというももです。
そして、そんな春の始まりにあわせて、4月の限定販売豆として「ケニア・マガンホ」を焼いてみました!

当店の通常ラインナップにはないのですが、周期的に無性に飲みたくなるのが「ケニア」なのです。

ケニアの珈琲豆というと、柑橘系の果実を思わせる爽快な強い酸味と、やはり強めの甘みが特徴です。当店でも、過去に販売してきたケニア豆は、その特徴を味わってもらうような焙煎度合いにしてきました。

しかし今回は、焙煎度合いを深炒り(フルシティー・ロースト)にして、酸味はそれほど強く感じないようにして、甘みの方をメインに感じとってもらえるような味を目指しました。

ケニア・メルー地区の700以上の零細農家から手摘みの完熟豆を集めた「マガンホ」、スクリーン・サイズはそれほど大きくありません。欠点豆は多くもなく少なくもなくといったところでしょうか。




試飲したところ、熟したブラックベリーのような深い甘みの中に、ちょっとスパイシーな香辛料を思わせる風味があり、なかなか良い感じに仕上がったと思っております。南米・中米産の代表的な珈琲豆には無い、ちょっと複雑で面白い味わいです。

今回も期間限定での販売となりますので、ご興味のある方はぜひともお早目に!

ケニア・マガンホ = ¥580/100g で販売中です。