連日の猛暑が続いていて、我が家の庭に鮮やかな黄色のヘメロカリスが咲いているのを見ると、まさに「真夏」という感じです。

しかし、アツイ・・・
当店にもアイスコーヒー用の豆をお求めに来てくださるお客様が増えてきました。

アイスコーヒー用の豆は、かなり深く炒っておりますので、数日で豆から出てくるオイルでベタベタになってしまいます。この季節は購入したらすぐに「冷凍庫」に入れて保管されるのが良いと思います。これは粉にしてお買い上げくださったお客様でも同じです。

挽く時の粉の粗さにも注意が必要です。
普通にお湯でドリップしてから、氷を詰めたグラスに注いで作る方法の方は、珈琲が溶けた氷で薄まりますので、粉は細挽きにして濃く抽出する方が良いです。この時、注ぐお湯の量はいつもより少なめに。いつもと同じ量のお湯で作ったものを氷の上に注いだら、かなり薄いアイスコーヒーになってしまいますので・・・。

私もオススメの「水出し」で作る場合は、紙フィルターを使うタイプの場合は細挽き〜中挽きで大丈夫です。しかし、ボトルタイプのものでプラスティックのメッシュがついているタイプの場合は「荒挽き」にしましょう。そうしないと、微粉がフィルターを通過してしまい、粉っぽいアイスコーヒーになってしまいますし、雑味が増します。

我が家では、ハリオというメーカーから販売されている、8杯分の水出しコーヒーが作れるボトルタイプのものを使用しています。荒挽きにした「オーバーフレンチ」を80gセットして、水を注いだら冷蔵庫に入れて、8時間で完成。

時間は掛かりますが、出来上がったアイスコーヒーは甘みがあって実に美味しい。何も入れずにスッキリといただけます。まだ水出しアイスコーヒーを体験されていない方は、ぜひとも試してみていただきたいです。