いやあ、今朝は冷え込みましたね。
お店に来てみると、珈琲豆の量を計測する「ハカリ」が作動しなくなっていました。取り出した乾電池をヒーターの前に1時間ほど置いて温めたら、無事に作動しはじめました。あまりの寒さで、電圧が低下したようです。

先週から、マンデリンの銘柄が「ブルーバタック」から「ラスナ」に変更になりました。良質な珈琲豆の産地として知られるインドネシア・スマトラ島のリントン地区には、小規模な農家が点在しており、グレードの高い豆は、それぞれにブランド名を付けられて日本や欧米諸国へ出荷されます。量が限られているので、1年を通じて同じ銘柄を入手するのが難しい・・・

もちろん、当店が取り扱っているようなプレミアム・グレードではなくて、一般的なグレードである「マンデリン・G1」と呼ばれるような豆を仕入れれば、年間を通じて同じ豆を提供できるワケですが、マンデリンは近年品質の低下が著しくて、プレミアム・グレードの豆でしか、本来のマンデリンの香味を楽しむことができないのが現状です。

今後も当店では、プレミアム・グレードの豆にこだわっていきたいと思っておりますので、マンデリンの銘柄がちょくちょく変わることになるかと思いますが、ご容赦願いたいと思います。



「ラスナ」とは、原種だとか在来種を意味しています。つまり、いろんな種類を混ぜたものではなくて、旧来からの品種をきちんと守って栽培していることを表したブランド名なのです。頼もしい限りですね。マンデリンのファンの皆様には、今までのブルー・バタック同様にご愛飲いただければと思っております。