惜しかった!

何がって、ウィンブルドンです。
そう、テニスのお話し。

伊達公子 vs. ヴィーナス・ウィリアムズの対戦。

まさか2011年現在、ウィンブルドンのセンターコートでこのカードを見ることができるなんて、誰が想像したことでしょう?しかも、過去にウィンブルドンで何回も優勝してきたヴィーナス相手に、一歩も引かない内容の試合ができるなんて!

最終セットの6-6ゲームまでもつれ込んだこの試合、どちらが勝ってもおかしくない内容でした。ファースト・セットを5-1で伊達さんがリードした時点では、「もしかして圧勝?」なんて思ったりもしたのですが、さすがにそんなに甘い相手ではなかったですね。昨年の東レ・パンパシフィックで、マリア・シャラポワさえも破ってしまった伊達さんですから、今回も勝っちゃうかも!と期待していたのですけれども。

伊達さんのブログを見たら、「とても楽しかった」とコメントしていらっしゃったので、負けた悔しさ以上に、内容が充実してプレーできたことへの満足感が高かったのでしょう。そう言えば、かつてのフェド杯で、当時世界ランクNo.1だったシュテフィ・グラフを破った時も、最後は笑顔でプレーしていて、「あの試合は楽しかった」とコメントしていましたっけ。
(1996年の名勝負。この時の死闘は、なんと3時間半!テニス好きの大学時代の先輩の部屋でTVを見ながら、それは盛り上がったものです。)

きっと、「勝ち」とか「負け」だとか、そんなことはどうでもよくなってしまうような、トップに上り詰めたアスリートのみが感じることのできる領域があるのでしょう。昨夜の試合は、プレイヤーがそんな領域へ踏み込んで戦った試合のように思えました。

3時間に及ぶヴィーナスとの死闘。
それを終えて、伊達さんの更なる挑戦がどこまで行き着くのか、まだまだ目が離せません!