本日はお休みをいただきまして、乗鞍高原まで紅葉を見に行ってきました。下界ではまだまだ紅葉といった感じではないですが、乗鞍は紅葉真っ盛り。真紅のような「赤」を楽しむにはまだ早かったようですが、日差しを受けて黄金のように輝く「黄」は、それはそれは見事でした。



「牛留池から眺める乗鞍岳」

牛留池は国民休暇村の側にある小さな池ですが、乗鞍の山々を水面にきれいに映し出して、なかなか風情あるポイントです。今日は風が若干強めで、水面も荒れており、鏡のように山々を映し出すことはできませんでしたが、それでも十分にその美しさを堪能させてもらえました。




牛留池の次に目指したのは「善五郎の滝」。昨年の秋も訪れたのですが、その時はデジカメが故障してしまいまして、今年はしっかりとフレームに納めたいと思い、リベンジの時となりました。「善五郎の滝」へ行くにはいくつかのルートがあります。昨年は一ノ瀬園地からのルートで行ったところ、片道1時間ちかくも掛かってしまい、さすがにヘトヘトになりましたので、今年は10分ほどで到達できるポイントにある駐車場に車を停めて行きました。



「善五郎の滝」

それほど大きな滝ではありませんが、高原の山道を辿ってはじめて行き着くことができるこの滝は、乗鞍の隠れた名所であります。滝で癒された帰り道、木でできたベンチに腰掛けて一休みしていると、20代くらいのカップルに「写真を撮ってもらえますか?」と声を掛けられました。それをきっかけにいろいろとお話しさせていただいたのですが、このご夫婦はもともと関西のご出身らしいのですが、信州の山々の美しさに魅了されて乗鞍に移住されたのだとか。すごいですね〜。人生の目的とはきっと、財を集めることではなくて、心の求めるままに歩き場所を探すことかもしれないと思いました。

さあ、自分はどこへ向かって歩き出そうか?
それを探してまた珈琲豆を焼き続けることにいたしましょう。