今月の限定販売豆のお知らせです。

ペルー・チリノス・クリストバル
ハイロースト(中煎り)
¥780(100g・税別)


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珈琲を楽しむ理由の1つが、世界の様々な国に思いを馳せながら味わえること。そういう意味では南米ペルーの珈琲豆などは最有力候補となるコーヒーかと思います。

ペルーといえば真っ先に思い浮かべるがマチュピチュ。15世紀から16世紀にかけて南米のアンデス地方に栄えた先住民の国家「インカ帝国」が築いたとされる都市。スペインによる侵攻と伝染病の流行により1500年代に滅びたとされるその文明は、様々な遺跡などから連想されるとても神秘的なものです。

アンデス山脈の山々の中で生活した山の民は、日々どんな思いで暮らしていたのでしょう。そんな事を考えながらいただくペルーの珈琲は、ただ何も考えずにいただくコーヒーの味とはまた違って感じる気がします。

ペルー北部にあるカハマルカ県。県都カハマルカは、栄華を極めたインカ帝国の最後の皇帝となったアタワルパが捕えられた終焉の地として知られています。チリノスはそこからさらに北上したところにある小さな町。インカ帝国時代を築いたケチュア族の人々が多く暮らしています。チリノス組合に属するクリストバル農園もそんなケチュア族の子孫がコーヒーを栽培しています。

ハイロースト(中煎り)で焼き上げたペルーのコーヒーは、ハーブのような爽やかな酸味の中に、カシスや若干のオレンジのニュアンスを感じる、そんなコーヒーです。
ぜひともインカ帝国が栄えていた時代を思い描きながら味わっていただければと思います。



9月は以下のようにお休みさせていただきます

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