昨年の夏から、Facebookというツールを利用し始めました。

いろんなメディアでFacebbokという言葉が飛び交っていますので、たくさんの方がすでに利用していたり、または利用していなくても、どんなものか想像はつくという方が多いのではないでしょうか。

特定の人々と「友達」になっておくと、自分の投稿が、それらの友達にすぐに知らされて、個人の最新の近況がすぐにわかるというものです。

昨年の同級会の席で「面白いからやってみなよ」と誘われて利用し始めて、学生時代の友人を中心に「友達」の設定をし、いろんな場面での面白かったことなどをデジカメで撮影して、近況報告などをしていました。

疎遠になっていた遠方の友人の近況が逐一わかったり、同じ趣味の友達と情報を交換し合えたりと、確かに便利なツールで、最初は胡散臭がっていた私も結構利用するようになっていました。


ところが、今朝、友人から一本のTELがありました。「お前の名前をかたった奴が、あやしいサイトへの誘導をしているみたいだぞ」という内容。

調べてみると、あたかも私が投稿したようなメッセージの中に、とあるホームページのアドレスが記入されており、そこをクリックしてそのサイトへ進むと、携帯電話の入力を促されるというもの。私になりすまして、いわゆる「フィッシング」という手口で個人のデータを入手するというものです。

すでにそのサイトを覗いてしまい、ケータイの番号を入力してしまったという友人もいるようなので、あわててFacebookの利用を停止しました。

便利なツールも、IDとパスワードが流出してしまえば、その個人になりすまして何をされるかわからないのが、ネット社会の怖さです。これを防ぐには、パスワードをこまめに変更してリスクを低減するか、IDでログインして利用する種別のネットサービスを使わないしか方法がありません。


私はほとんどのネットサービスをパソコン上で利用していますが、今の世の中はスマホの時代。スマホで銀行振り込みから株の売買から、ありとあらゆるサービスが利用できてしまいます。今一度、その利便の裏側に潜んでいる怖さをきちんと理解して、先進機器との向き合い方を考えた方が良さそうです。




4月末の冷害で、紫蘭はほぼ全滅。
それに比べて、スズランは雑草の如き勢いです(笑)。