先週の土曜日は、塩尻市吉田地区の区民有志と衛生役員の皆さんで、河川敷を中心とした「アレチウリ」の駆除をおこないました。

松本平に住んでいる人は、すでに「アレチウリ」のことはご存知かと思います。特定外来生物に指定されているこの植物、北米からの輸入穀物などに種子が混入したことによって日本に持ち込まれたものと思われますが、とにかく繁殖力が半端ではありません。河川敷を中心として繁殖して、もともと生息していた植物の上に覆いかぶさり、その植物を枯らしてしまうのですからタチが悪いというものです。

数年前から有志による駆除がおこなわれていますが、その効果も実感できないほどに、河川敷はアレチウリで埋め尽くされるばかりです。ちなみにこの駆除ですが、アレチウリを根こそぎ抜いて、それを集めて焼却処分するという、大変手間のかかるものなのです。

相手は植物ですから、いろんなところに繁殖するのはやむを得ないことなのではありますが、駆除していてあきれてしまうのは、空き缶などのゴミの多さ。人間はどうしてこうも愚かな生き物なのでしょう。




昨日から、我が家の庭を黄色く彩るヘメロカリスの花。
全ての人々に花を慈しむ心があれば、ゴミの不法投棄も無くなると思うのですが・・・