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今日は第3金曜日の定休日ということで、妻とともに映画を鑑賞してきました。

観てきた映画は、「コーヒーが冷めないうちに」




実は1年ほど前に文庫本で既に原作を読んでいたのですが、1年という月日はその内容をほとんど忘れさせてしまうのには十分な時間であり、結果としてかなり新鮮な気持ちで鑑賞することができました。

とある喫茶店のとあるテーブルに座った時だけ、過去や未来にタイムスリップできるという内容で、そのタイムスリップを実現させるにはいくつかのルールがあるのですが、重要なルールの1つが、有村架純さん演じる主人公が淹れたコーヒーが温かいうちだけタイプスリップができるというものであり、つまりは淹れたコーヒーが冷めないうちに現在に戻ってこないといけないというわけです。

タイムスリップのお話しというと、バックトゥーザーザ・フューチャーだったり戦国自衛隊や信長協奏曲だったり、つまりは時空を超えた先でかなりの長いストーリーが展開されていくものが多いのですが、今回は「コーヒーが冷めないうちに」という限られた時間の中に人間模様を詰め込むという設定です。そういう設定を軸にストーリーを作り上げた原作は、その着眼点が素晴らしいと思います。

ただ、原作を読むにあたっては「泣ける本」ということが文庫本の帯に書かれており、事前にそのように言われると「泣ける内容なんんだ」ということが先入観としてインプットされてしまうため、なかなか本当には泣きづらいものであり、正直言って、私は本を読んだ際にはそんなに感動を覚えませんでした。

これが映像化されたらどうなんだろうな・・・と思っていたのですが、そこはさすがに日本を代表する俳優の皆さん。鑑賞中に何度もぐっとくるシーンがありました。

壮大なスケールを描くストーリーではありません。誰にでも起こりえるような日常のちょっとしたすれ違いだったり、普段は伝えることのできない思いだったり、そんな何気ない時間を大切にしたいと思わせてくれる映画でした。


<雑談>
映画のクライマックス、館内が静まりかえった一番のいいところで、私のおなかが「グゥ〜」と鳴って響きわたりました(笑)
過去にも映画の一番いいところで、食べていたチュロスのシナモンの粉にむせてゲホゲホやってしまったことがあり、妻からは「いつもやってくれるよね〜」と責められる始末。どうしてなんだろうな〜



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20年ぶりのフルモデルチェンジということで、車好きの方々の注目を集めている新型ジムニー。松本市並柳にあるSUZUKIさんに、ジムニーとジムニー・シエラのマニュアル・ミッションの試乗車(!)があるということで、さっそく試乗してきました。

男性の方ならば一度は憧れる”ミニ四駆”。かつてはパジェロ・ミニなんて車もありましたが、今となってはSUZUKIさんのジムニーが最後の砦。「いつかは所有してみたい」という思いの男性も多いはず。

かくいう私も「いつかは・・・」と思う一人でありまして、今回は、そんな「いつか」に想いを馳せながらの試乗になりました。




ジムニーは660ccターボエンジンを積んだ軽自動車。ジムニー・シエラ(以下シエラと略します)は1500cc自然吸気エンジンを積んだ普通自動車。搭載されるエンジンの違いと、履いているタイヤサイズの違いなどが、どのような差を生み出すのかをチェックしながらの試乗です。

以前、車検の代車でパジェロ・ミニに乗ったことがあります。その乗り心地はとても褒められたものではなく、ターボが突然効きはじめるいわゆる”ドッカンターボ”的なそのフィーリングに面食らいました。

そんな軽四駆のイメージのまま新型ジムニーに乗り込んだのですが、まあいたって普通の乗り心地。足回りはしなやかに段差を乗り越えていき、ターボラグはまったく感じさせないストレスフリー。

アルトやハスラーを試乗したときに感じた、コーナーで回転し終わる時のステアリングの戻りの悪さも感じることがなく、いたってフツー。マニュアル・ミッションのギアの入りがゴツゴツとしていたのが気になりましたが、それも四駆の味と思えば不快ではありません。これなら十分にアリだな・・・と思わせる試乗結果でした。

次に乗ったのは1500ccエンジンを搭載したシエラ。余裕あるエンジンと幅広タイヤの恩恵を感じられるのかと思いきや・・・。

街乗りとちょっとした坂道程度では思ったほど排気量の違いを感じられず。また、幅が広いタイヤを履いているせいか、足回りはちょっとドタドタして落ち着きがない印象。本格的なオフロード走行にはプラスなのでしょうが、軽ジムニーにくらべると街乗りにはマイナスか。

あと、個体差かもしれませんが、軽ジムニーに比べるとシエラのクラッチはちょっとスプリング感が強い。やはり街乗りでゆる〜く乗るのは軽ジムニーの方が乗りやすい印象でした。

ジムニーを所有する日が来るかどうかわかりませんが、もしその日が来るならば、シエラではなくて軽ジムニーを選択するだろうな・・・というのが私の結論。維持費も安くて助かりますし。

でも、メルセデスGクラスのミニチュア版とも称される、フェンダーが張り出した押しの強いあのルックスに惚れ込んだならば、四の五の言わずにシエラの一択でしょう。


以上、ど素人の試乗レポートでした。



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すっかり朝晩は空気が冷たくなってきて、秋の気配を強く感じるよになってきました。

秋といえば食欲の秋なワケですが、暑い時期にはまったくもってその気にもならなかったスピーカー製作をしたくなりました。一応、芸術の秋ということで。

リビングのソファで聞けるように、高さが90cmくらいのいわゆる「トールボーイ型」の箱がいいなと思ったのですが、このくらいのサイズの箱となると自分で作るのはとっても大変。さっさとネットで調べて、製作を請け負ってくれる方を探して依頼してしまいました。

「そこを自分でやらずして、自作スピーカーとは言えないでしょう」と言われると、まったくもってその通りなので、お恥ずかしい限りなのですが・・・




パイン集成材でできたスピーカーボックスに塗装をします。木の風合いを活かしたいので、今回はWATOCO-OILを使用します。

週末に屋外で塗装をすれば良かったのですが、早く完成させたくて、夕食後にリビングにて塗装開始。翌日まで盛大に臭いましたので、次回からは絶対に屋外で塗装しよう・・・と反省いたしました。




塗装が完成したら、箱の背面にスピーカーターミナルを付け、ターミナルにケーブルをハンダ付けして、ケーブルのもう片方をスピーカーユニットに繋ぎます。そして最後にユニットをネジで箱に装着して完了。

ネットオークションを利用して予め用意しておいた御影石のベースに置けば、ちょっと高級そうに見えるというものです。

集成材ですから、木片ごとに塗料の浸み込み方が違って、それが寄木細工みたいな表情になって、きれいな木目とはまた違った風合いを楽しめます。

今回使用したユニットはMarkAudioというメーカーの「CHN-70v1」というユニット。グラスファイバーを混ぜたペーパーをコーンに使用していて、うっすらと青みがかった色が個性的。

このユニットを使って小型のスピーカーをすでに作ってあったのですが、その音質がとても気に入っていたものですから、今回もこのユニットを使うことにしたのです。

完成したスピーカーで音出ししてビックリ!すごい低音!

同じユニットでも箱を変えるだけでこんなに違う鳴り方をするのを経験すると、さらなるスピーカー作りの沼へはまってしまいそうな予感・・・

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我が家は夫婦そろってオートマ車が苦手。
コーナー直前にアクセルを緩めてもスルスルっと加速していく感じにどうも馴染めません。

しかし、マニュアル・トランスミッションを搭載した車は、今となっては希少種となってしまい、新車の中から選び出すのも苦労する時代となってしまいました。

そんな状況の中、マニュアル設定のあるルノー・カングーの試乗車がある!というので、さっそく試乗してきました。

我が家のメインカーは今年の3月に車検を通したばかりですので、すぐに車を買い替える予定もないのですが、マニュアル車の試乗車なんて、今時、どこを探したってまずあり得ない話しですから、試乗できるというだけで興味が湧くというものです。



フルモデルチェンジ前のルノー・カングーは、ボディサイズも5ナンバーサイズに収まり、車重も1,180kg(5MT車)しかなくて、コーナーでは盛大にロールしながらも、スポーティーな運転ができる楽しい車でした。

それがモデルチェンジで巨大化し、車重にいたっては1,430kg(6MT車)!それでいて搭載されるエンジンは基本的には先代と同じままというのですから、まったくもってアンビリーバボーなモデルチェンジとなり、以前のカングー乗りからはかなりのブーイングが出たのでした。

そして日本のルノー・ファンがこの新型に付けた愛称が「デカングー」。なかなか素敵な愛称であります(笑)。



そんなデカングー、新たにターボチャージャー付きの1.2Lエンジンを搭載したということで、重たくたってターボ付きならばそこそこ走るのかな?というあたりが試乗の判断ポイントでした。


結論。
デカングーはやっぱり重たかった・・・


ターボが効きはじめる2,000回転からはトルクももり上がり、そこそこ走ってはくれますが、走り出しに感じるモッサリ感は拭い去ることはできず。先代に乗ったことのない人ならば快適に感じるかもしれませんが、先代のスポーティーな走りもできる活発さを知る人は間違いなくがっかりすることでしょう。

気になっていた車の大きさは、運転しているとさほど気になりませんでした。これは嬉しい発見でした。

ミニバンクラスの車でMTが選べる希少なルノー・カングー。走りを求めるにはちょっと肥大化しすぎちゃいましたが、相変わらず遊べる車であることに変わりはありません。


しばらくはルノー松本に試乗車があるようなので、気になる方は試乗してみてはいかがでしょうか?



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朝晩はまだ寒いですが、日中の日差しは春のそれですね。
大雪でたっぷりの水分をもらって、クリスマスローズも例年よりも元気がいいような・・・




3月下旬から我が家はバタバタとしておりまして、休みの日も忙しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。

今日は久しぶりにまとまった時間ができたので、ずっとやろうと思っていた「工作」をちょっと。

昨年夏にキットから組み立てたヘッドホンアンプ。

iPod-touchが入っていたアクリルケースに入れて使っていましたが、やっぱりなんか美しくない。美しくないと使ってあげようという意欲も湧かないものです。




何かいいケースはないかなとネット上を調べていたら、「ミント缶」なる小さなスチール缶を発見。しかも1つ¥300!さらに組み立てたアンプを入れるのにまさにドンピシャのサイズ!。

適当にマジックで印をつけたら、電動ドリルでぐりぐりと・・・
相変わらずいい加減な作業っぷりですが、それでも何となく形になってしまうのが自分でも怖い・・・(笑)。

こんな感じでピッタリ収まりました。



フタを閉めれば、とても千円ちょっとを超えるくらいのパーツ代でできたとは思えない立派なヘッドホンアンプに見えます!(それは自画自賛というものでしょうか)



格安SIMカードを契約して、外出時のメールチェックとウェブチェック用に使用しているスマホをつなぐとこんな感じに。



Sonyのスマホはウォークマンアプリがとても使いやすくて○。iPod-touchは、もともとの所有者だった娘に返却してしまいました。

やっぱり工作は楽しいなあ。



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先日の大雪、お客様も皆さん苦労したようで、お店で会話する内容はどれだけ雪で苦労したかという話しばっかり・・・(笑)。いや、笑いごとではありません。カーポートの屋根が壊れたり、雨どいが壊れたり、はたまた雪中で立ち往生したり。数十年に一度の大雪ということですが、ゲリラ豪雨が当たり前になったことなどを考えると、こんな大雪も頻繁にやってくるのではないかと疑ってしまいます。

我が家ではメインで使っている普通乗用車の他に、私が趣味で乗っている軽自動車が1台あります。何度かこのブログに登場したこともある、'93年製のホンダビートです。



ドライバーの背面にエンジンを積み後輪を駆動するこの車、雪道には滅法弱いので、スタッドレスタイヤもはかずに、冬はまったく稼働してあげられない状況です。今回の雪で、「やっぱり信州の冬には4駆でしょう!」なんていう気持ちがむくむくと湧きあがってきまして、軽4駆とはどういうものぞと、近くのディーラーへ中古車を見に行ってきました。

お目当てはスズキのジムニー。いまや新車で買える本格的は軽4駆はこの車くらい。詳しい機構の話しは省きますが、あとの車はフルタイム4WDと言っても、実は「なんちゃって4駆」と呼ばれているものばかりです。

しかし、お目当てのシジムニーの中古はありませんでした。新車の試乗車は波多までいかないと置いてないようですし、ここはおとなしく帰りましょう・・・と思ったのですが、昨年見に行ったモーターショーでも話題になっていたスズキのニューモデル、「ハスラー」の試乗車があるというではないですか!これは試乗しないワケにはいかないということで、さっそく試乗させてもらいました。

ハスラーも4WDモデルがありますが、もちろん「なんちゃって四駆」です。駆動輪(前輪)がスリップした時だけ、後輪も駆動するタイプです。「なんちゃって」とはいえ、只の前輪駆動よりは頼りになることでしょう。ビートとは比較にすらなりません。



お借りしたハスラーは写真では分かりずらいですが、グリーンメタリックでなかなか渋い色。晴れた日にはきれいですが、曇天や雨天ではかなりダークな色調ですので、個人的にはもっと明るいグリーンが好みです。でも、40代後半の男性が選択するなら悪い色ではないでしょう。



ファニーなフロントフェイスは、女性にも受け入られるでしょう。ボディーカラーにはピンクまで用意されてますから!

ターボ(過給機)つきエンジンのモデルで、これが驚くほど速いっ!確実にビートより早いっ!20年の歳月恐るべしといった感じです。もっとも、ビートは同じ軽規格上限の64馬力とはいえ、自然吸気エンジンですから、ターボエンジンのたかが半分くらいのエンジン・トルクですから仕方ないですが。

信号で止まればアイドリングストップが働いてエンジンは停止。まったく無音の室内には、ウインカーの音のみが響き渡ります。そう言えば、プッシュボタン式エンジンスターターも、アイドリングストップも初体験。びっくりしました。

最低地上高が4WDモデルでは175mmと、ハスラーのベースになったワゴンRよりも25mmも高く設定されていて、これならば雪道の轍で車の腹をズリズリすることはないでしょう。高い運転ポジションから見下ろす視界は、軽トラの視界にも似てなかなか新鮮。交差点やT字路で、ガードレールや生け垣が視界の邪魔になって怖い思いをすることもありません。(こんな思いをするのはビート乗りだけか)

ただ、運転フィールは「う〜ん」といった感じ。はやりのSUVぽさを演出するために軽にしては太いタイヤを履いているのですが、これを操舵力の軽いパワーステアリングで無理やり動かしている感じで、ステアリングを切る時に違和感を感じます。ここさえなければかなり素敵な車に感じました。

自分が買うなら、ターボなしの最廉価なグレード4WDモデルの5速マニュアルですね。自然吸気エンジンならば、タイヤはもう少し細い155くらいがベストマッチな気がします。

この手のジャンルの軽が今はなくなってしまっていたので、ハスラーはかなり売れ行きが良いらしく、納車は3〜4カ月待ち、もしくは「もっとかかるかも」という状況だそうです。来季の冬に備えるならば、今すぐ契約しないと間に合わない!(笑)

スズキのハスラー、これがビートみたいに楽しいハンドリングの車ならば乗り換えも検討しちゃうんだけど・・・。今後の改良に期待します!2年後くらいにもう1度試乗してみたい車です。



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お休みを利用して、東京モーターショーを見てきました。
久しぶりのモーターショー。行くのは14年振り!

東京行きの「あずさ」から下車したら、今年話題となった新駅舎がお出迎え。いい雰囲気です。



30分ほど並んで、無料シャトルバスに乗車。
ここからバスで更に30分ほどで、国際展示場「東京ビッグサイト」に到着です。



開催期間もあとわずかということで、場内はものすごい人。
とても全部のブースを見て回る気にもなれず・・・

こちらは横目に通り過ぎたトヨタブース。




そして、目指すはHONDAブース。
この車を見るためだけに来たと言っても過言ではない、我が愛車「HONDA BEAT」の後継と目されるコンセプトカー「S660」を見に。今回のショーの目玉ということで、ここでも長蛇の列。

事前にネットで、その姿は見ていましたが、実物は更にカッコイイ。



でも、このままの形で市販されたら、50歳ちょっと前のオジサンにはちょっと派手すぎるかな?ブリティッシュ・グリーンあたりの、渋い色も用意して欲しいところです。



しかし、バブルがはじけて20数年、まさかビートの後継車が市販されるかもしれないなんて、本当にびっくりです。エンジンを背中に搭載するミッドシップ・マウントで後輪を駆動する、軽規格の2座オープンカーですからね。本当に市販されるのかと、今だに信じられません。

一緒に展示されていたHONDA Sports 360。
1962年に、二輪車メーカーだったHONDAが初めて一般に公開した四輪車がS360。個人的にはこっちのデザインの方が好きですが・・・。昭和の男ですからね!




ついでにダイハツブースも見てきました。
同じく2座オープンのコペンです。

こちらも市販前提のコンセプトカーです。外装を取り外して着せかえることで、2種類の外装を楽しむことができます。でも、本当にそんなことする人いるの?!

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くたくたに疲れましたが、久しぶりにワクワクする時間を楽しめました。若者が車に興味を持たなくなってきているということですが、夢のある車があれば、またきっと昔のようにスーパーカーブームだってやってくる!と信じて疑わない私なのでした。


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朝晩はすっかり涼しくなって、すっかり秋の気配です。昨年は確か、10月に入っても暑い日が続いていたような気がしますので、今年もまだまだどうなるかわかりませんが・・・

猛暑は、人間からすべての気力を奪ってしまうようで、音楽を聴いていてもなんか上の空。涼やかな空間で、ブラックコーヒーを飲みながらお気に入りの音楽を聴く。そんな些細なことが人生の幸せだったりすることを、ここのところの涼しさで久しぶりに思い出したりします。

そんなワケで、「しっとりと音楽を聴きたいな〜」と思いまして、先日1枚のCDを購入しました。シェリル・ベンティーンの「Songs of Our Time」




シェリル・ベンティーンという名前にはピンとこない人が多いかもしれません。でも「マンハッタン・トランスファー」という4人組のコーラス・グループと聞けば、ほとんどの方がピンとくるハズ。シェリルは、79年からこのマンハッタン・トランスファーの一員として活躍してきた女性ボーカリストです。

「われわれの時代のスタンダード」をテーマにして出来上がったこのアルバムは、すでに5年前の企画アルバムです。テーマの通り、ジャズに縛られずに、もうちょっと裾野を拡げたジャンルの曲を、シェリルがしっとりと歌い上げているアルバムです。

「われわれの時代のスタンダード」ということで、最近の曲では、ノラ・ジョーンズの「Don't Know Why?」あたりが新鮮。私の青春時代からの選曲では、シンディー・ローパーの「Time After Time」や、サザンオールスターズの「いとしのエリー」あたりが嬉しかったりします。


今週はお店のBGMとしてヘビー・ローテーション中ですから、ご来店の際にはちょっと耳を傾けてみてください。


08/14: 風立ちぬ

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今日は長女と2人で、話題の映画「風立ちぬ」を観てきました。

せつない映画だなあ・・・
エンドロールに流れる荒井由美さんの「ひこうき雲」が映画にぴったりマッチしていて、席を立つのが惜しまれるような、そんな素敵な余韻に浸ってきました。

観終わって、となりを見たら、娘が号泣してました(笑)。
素晴らしい作品を作ってくれた宮崎 駿さんはじめスタッフの方々に感謝です。




帰宅してから、昨日の続きを・・・。
しっかりとボンドが乾燥したボックスに、スピーカーユニットを付けてあげれば完成です。

早速試聴。
5cmという極小スピーカーユニットながら、十分に量感のある低音が出てきました。ボワツとした、輪郭が甘い感じの音は、バックロードホーンの個性でしょうか。なかなか面白いです。






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夏休みの工作として作ったヘッドフォン・アンプ、快適です。
ツマミを回して音量調節すると、やっぱり落ち着く。
昭和の男ですから(笑)。




さて、本日は夏休みの工作・第二弾であります。
1ヶ月ほど前に購入しておいたスピーカーのキットを組み立てました。

箱を開梱して、内容の確認から。
A4の箱から出てきたとは思えないほど多くの板・・・。構造が複雑な「バックロードホーン」ですから、板の点数もどうしても多くなります。



キットの内容で、唯一の不満は「吸音材」。なんか頼りなりペラペラのスポンジが入っていたのですが、これは手持ちの天然ウールを使うことにしました。

上がキットについてきたスポンジ。下が天然ウールです。




板にはすべて番号が振ってありますので、図面を見ながら、その番号順に組んでいくだけ。はみ出した木工ボンドを塗れ雑巾でぬぐいながら組み立てていきます。

これぞバックロードホーン!
側面の板を両方とも接着した時点で、この構造を拝むことはできなくなってしまうのが非常に惜しい・・・



2時間ほどで完成。いつもはここから塗装の工程に入りますが、今回は塗装しません。いや、この暑さの中、何度も塗って、そして研磨して・・・考えただけで汗が出てきますから・・・。

辞書としての使命をとっくに終え、新任務に就いている我が家の辞書くんがこんな時は活躍してくれます(笑)。




早くスピーカー・ユニットを組み込んで音を出してみたいところですが、ボンドがしっかり乾くまで、一晩はそっとしておきます。

今日はここまで!



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娘が使っていた「iPod touch」を私が使うことになり、たまにヘッドフォンで音楽を楽しむようになりました。

「iPod touch」に直接ヘッドフォンやイヤフォンを挿せば、音楽がどこでも楽しめます。「もっと面白いことができないのかな?」と調べてみると、「iPod touch」からの出力をいったんヘッドフォンアンプに経由させて、ヘッドフォンアンプから音楽を楽しむという方法を楽しんでいる方が結構いるようです。

ヘッドフォンアンプは安いもので5000円前後、高いものは10万円近くするものまであります。タダ同然で娘のお下がりを使い始めたのに、アンプに高額な投資をするのはもったいないと思い、またまた調べてみると・・・

ありました!ヘッドフォンアンプキット。自分でゼロから基板を組み立てるキットです。このキット、なんと価格が840円!ボリュームツマミがついていないので、60円のツマミを別途購入しましたが、それでも900円!送料500円払うのがとてももったいないような価格です。

秋月電気通商が販売している、「AKI HPA7404」というキットです。


到着したキットは、こんな感じでビニール袋にパーツが入ってきました。



パーツを全部並べてみます。全部でこれだけです。本当にこんなんでヘッドアンプができるのか?心配になってしまうほどです。



まずは、プリント基板にカーボン抵抗を半田付け。



その他のコンデンサーやらボリュームやらをハンダ付けして完成。バッテリーは単4電池を2本使用。電池をセットして、iPod touchをつなげて、ドキドキしながら音だしです。

ダイアナ・クラールの「Live In Paris」を再生してみます。
やった、音が出ました!楽しい〜。



基板剥きだしで使うのも心もとないので、ケースに入れたいと思い立ち、あれこれ探してみると、以前使っていた「iPod shuffle」が入ってきたアクリルケースがいい感じ。さっそくドリル片手にぐりぐりと・・・

ケースに入れるだけで何となくサマになりました。




「音が良くなる」とか、そんな事はよくわからないし、どーでもいいんです。つないで、ボリュームのツマミを回して・・・そんな無駄な手間が楽しいのです。



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毎日チェックしているimpress社のホームページにて、先日「夏休みの工作」と称して私が購入したスピーカーのキットの、詳細な作成レポートが掲載されていました。

記事はこちら => http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20130731_609727.html


あ〜、早く組み立てたいっ!


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数か月前から注文しておいた「夏休みの工作」が届きました(笑)。

月刊Stereoの8月号。定期購読している雑誌ではないのですが、たまに面白い付録が付いてくるので、付録がある号だけは買うようにしています。(先日紹介したデジタルアンプの基盤も、この雑誌の付録でありました)

今回の付録は、スピーカーの5cmユニット。付録といっても、デンマークのScanSpeakという有名なメーカーが作成したもので、スピーカーの裏面にはちゃんと「made in denmark」の文字があります。


昨年の夏に、このメーカーの10cmユニットが付録でついてきて、そのユニットを使って娘用のスピーカーを作りました(夏に買ったのに、作ったのはすでに冬でしたが・・・)。そのスピーカーが結構いい音で鳴ったものですから、またまた懲りずにスピーカーを作ろうと思います。スピーカーの箱は、この雑誌と同時に発売された「キット」を組み立てる予定です。




どうです、この小ささ。
以前にも5cmユニットを使ったスピーカーはいくつか作ったことがありますが、ボーカルものを聞いたりするには、なかなか面白いです。小さいからといって侮れません。




そして今回の目玉は、このスピーカーBOXのキット。その構造が、なんと「バックロードホーン」であります!写真を見ればわかるように、ユニットの背面から出る音を、ラッパの音道よろしく拡大していくという方式です。




その構造の複雑さゆえに、今ではスピーカーメーカーがこの構造を採用することはなくなってしまいましたが、スピーカー自作派の間では、今でも人気のある方式です。

この方式のスピーカーを、大きなユニットを用いて作るのはとてつもなく大変なんですが、今回の5cm用くらいであれば、私のような素人さんでも何とか作れそう。今からワクワクしています。

夏休みの工作なんて言っていますが、昨年同様に手つかずのまま冬を迎えるなんてこともあるかもしれませんが、完成しましたら、またこのブログでも紹介させていただきたいと思っております!


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今日はお休み。
何もする予定が入っていなかったので、小型デジタルアンプの作成にとり掛かりました。と言っても、すでに完成したアンプ基盤を持っていましたので、これをケースに組み込んだだけです。

本当はかっこいい金属製のケースに入れてあげようと、すでにケースも購入済みだったのですが、夏の暑さにやる気が失せてしまい、たまたま目にとまったミニカーが入っていたプラケースに組み込むことにしました。

持っていた基盤がどんぴしゃ収まるサイズのプラケースだったので、加工はとても簡単でした。といっても、きちんとした場所に穴をあけたり、カッターで不必要な部分を切り取ったりとしているうちに、3時間くらいは掛かってしまいました。不器用ですので・・・

できあがった小型デジタルアンプ。
しばらくお店のBGM用に使ってみます。




もうすぐ6月も終わりですね。夏本番もすぐそこ。明日もアイスコーヒー用の焙煎豆「オーバー・フレンチ」を焼いておきますヨ!ご来店をお待ち申し上げております。



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お盆も明けて、8月も後半に突入ですがまだまだ暑い!オリンピックも終わってしまって、何だか寂しい感じがしているのは私だけでしょうか?


先日、松本のライブハウスに、高校時代のギター部のメンバーが集結して、「OBライブ」を敢行いたしました。私もちょっとばかり弾き語りをさせていただいたのですが、いやあ、楽しかった。

時空を超えて高校時代に戻ったかのような、あっという間の3時間のライブ。何にも縛られることなく好きなことができたあの頃には戻ることはできないけれど、仲間が集まればいつだってタイムスリップすることができる。同じ時間を共有した仲間の繋がりは、想像以上に偉大でありました。



懐かしい仲間が集まって言葉を交わすだけではなくて、音楽を通じてコミュニケーションができる。それってすごいことだと思います。

家族には白い目でみられながらも、夜な夜な家の玄関でヘタクソなりにギター弾きながら大声で歌って、「いつかライブで歌うぞ」と1人で夢見てきた甲斐があったというモノです。

本当に夢のような一夜でした。
ギター部のみんな、ありがとう!


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先日配線が終わった真空管バッファーアンプ、アルミケースのキズ防止のシートを剥がして、ボリュームのツマミを付けて、ようやく本来の姿が完成。子供たちがもう使わなくなった「iPod Shuffle」をつないで、コンパクトなBGMシステムが出来上がりました。



本来は主要なパーツを組む前に保護シートは剥がすものですが、ピカピカのアルミケースにキズが付くのが嫌で、完成後に部品類のネジをいったん緩めてから剥がせばいいと思っていたのですが、考えてみたらコンデンサーやら抵抗やらが所狭しと並んでいる場所に、ボックスレンチやらドライバーやらが自由に入るワケがありません。小学生でもわかることです。何とか見た目はそこそこ綺麗にしましたが、こういう「詰め」が甘いトコロは昔からでした・・・


小学生の頃は、プラモデルを作るときに接着剤を大量に使って、それが至るところにはみだしたままでしたし、仕上げのデカールなんかもいい加減。中学の技術の実習では、やはり劣等生でしたので、見栄えのいい作品を作ったことがありませんでした。そんな少年時代のトラウマが、「今ならこんな作品も作れるんだぞ」という誇示をすることで誰かが褒めてくれるんじゃあないか・・・なんて考えていて、この歳になってモノ作りに没頭するのかもしれません。

ところで、今の小学生・中学生の、この手の「モノ作り」の実習にはちょっと疑問を感じています。ほとんどのモノが「キット」になっていて、マニュアル通りに組み上げれば終わりなのです。中学校の文化祭に行って、子供が作った本棚を見てみると、クラス全員が同じものを作ってあって、そしてほとんど同じ出来栄え。工作がうまくできない子供への配慮かもしれませんが、これでは子供の「考えるチカラ」なんてつくはずがありませんし、そもそもこんな内容のキットを組み上げるために、本格的な大工道具を購入させられる意味はあるのかな?などとも思ってしまいます。

私たちの頃は、「折りたたみイス」というお題が出たら、それのデザインを考えるところからはじめて、木材の切り出しはもちろん、余裕のあるものは塗装までして、それこそ千差万別な作品が仕上がったものです。だからといって、ヘタクソな作品しか作れなかった者が(ワタシです)いじけるようなこともなかったですし、そんな十人十色の作品を眺めながら友達同士でからかい合う時間も楽しいものでした。

もしからしたら技術工作が飛び抜けて上手な子がいて、その作品が皆に褒められことで、その子は将来、家具屋さんを目指すかもしれません。奇抜なデザインを褒められた子がいたら、その子はインダストリアル・デザイナーを目指すかもしれません。そんな可能性の芽を育ててくれる実習を受けることはできないものでしょうか。運動会で順番を付けなかったり、技術実習の成果を平均化することで、本当に子供たちは嬉しいのかな?と思います。

今の子供たちは「国語・算数・理科・社会・英語」という、大人が勝手に決めたモノサシで評価をされています。それはきっと社会人になるまで続いていくことでしょう。こんなにもいろんな文化があって、いろんな人生があって、いろんな考えがある。実社会はすごい種類の職業であふれかえっているのです。その中を生きて行くのに、たった5教科の勉強の成果で人間を計れるワケがないではないですか。「かけっこ」や「モノ作り」やいろんなもので子供を計ってあげるモノサシは、どうしてなくなっていってしまうのでしょう。

あなたの人生を計るモノサシは何ですか?


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Posted by: toirocoffee
ちょっと前にblogに書いたのですが、ずっとお店で使っていたアンプが壊れてしまいました。ケースを開けてみましたが、素人の私には手に負えそうもありません。やっぱりここはしっかりとアンプのことを勉強しなくては・・・と思い、その手のサイトを探してみたり、以前に買ってあった真空管アンプの本を見たりと、ちょっとだけですが勉強しています。

以前に真空管アンプのキットを組み立てことがありましたが、その回路の内容までは把握せずに製作してしまいましたので、自分でアンプを組み立てたクセに、何の勉強にもなっていません。今度は比較的簡単なアンプを製作して、できることならばその回路くらいはわかるようにしたいと思いました。

そしてこの1週間、毎晩1時間くらいをかけてゆっくりと作り上げたのが、このアンプ。春日無線さんが販売されている「真空管バッファーアンプ」です。



使い方としては、CDプレイヤーとアンプの間とか、iPodとアンプの間とかに入れて使うことで、真空管ならではの音の暖かみを加えてあげるということになるでしょうか。

勉強代としては1万円以上は出せませんので、まずは比較的安価なパーツセットを購入してのトライです。相変わらず配線図とにらめっこして作っていくのは変わりないですが、それでも以前よりは回路のことがわかるようになってきました。



各種端子類の装着はドライバーやレンチなどでチョイチョイと付けてしまいます。それでもボックスレンチだとか、各種サイズのレンチを揃えておくだとかの準備をしておくだけで、作業効率は格段に違ってきます。



そしてハンダゴテを使っての配線作業。抵抗やコンデンサーなどをくっつけていきます。素人の汚い配線を「ヤキソバ配線」というらしいです・・・。配線図を何度も何度も確認しながら進めていくのですが、やっぱり回路をきちんと理解していないと、うっかりしたミスをやらかしてしまうので、案の上、アースポイントを間違えていて、一発では音がでませんでした。30分ほど配線図と見比べてミスした点に気づいたので良かったですが。



ちょうどボリュームの付いていない真空管のパワーアンプがありましたので、PCとパワーアンプの間にこのバッファーアンプを入れて、ボリューム調節に使っています。今もこのアンプをつなげて音楽を聴きながらblogを書いているのですが、真空管の暖かなオレンジの灯りを見ながら音楽を聴いていると、何だか穏やかな気持ちになるから不思議です。

高校の2年になった時点で、数学と理科とはキッパリと決別した私ですが、今更ながらオームの法則とかを引っ張り出して遊んでいるというのは不思議なことです。はやり勉強というのは、目的があってこそ面白い。どうして若かった自分には、その先にある目的が見つけられなかったのか。それさえあれば数学だって理科だって最高に面白かったに違いないのに。

自分が勉強してこなかったことの言い訳をそんな風にこじつけているのですが、それでもいいじゃあないですか。勉強はいつからだってできるのです。40半ばにして電気の楽しさに気づいたって遅くないハズ。電気工作もスピーカー作りも、そしてベーグル焼くのも料理をするのも、そしてもちろん珈琲豆を焼くことだって、すべては人生を彩るための素敵なピースになってくれるのは間違いのないことなのですから。


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Posted by: toirocoffee
2ヶ月ほど前だったでしょうか、「富士フィルム」がAPSフィルムの製造を止めると言うニュースが流れました。「写真」というアウトプットを得る手段がデジタルカメラ中心になって、「いつかは・・・」と思ってはおりましたが、実際にその時が来てみると寂しい限りです。

私はAPSフィルムが大好きでした。90年代半ばに登場したこのフィルムの規格は、今までの35mmサイズのフィルムよりもかなり小さく、画質面では不利だと言われていましたが、私のようにL判サイズにしかプリントしない人間にとってはまったく問題のないもので、それよりもその「カートリッジ」に収められた特殊な形態にから得られる利便の方が、より魅力的でした。

今までは旅先でフィルムが終わると、隅っこに行ってガサゴソとカメラの裏蓋を開けて、フィルムの先端をビローンと延ばしてカメラに装着するという一連の儀式が必要だったワケですが、APSフィルムはカメラについている小さなノブを回すと小さなフタがカチャッと開いて、そこへカートリッジをポンッと放りこむだけ。アクションが簡単であるというだけではなくて、まるでオートマチックの拳銃に弾丸のカートリッジを収めるようなそのギミックに痺れました。

90年代の終わり、海外へ旅行することになって、家族旅行用のスナップカメラとして、CONTAX Tixというカメラを買いました。コンパクトカメラのクセに10万円もする(!)カメラでしたが、その単焦点レンズが写しこむ風景や家族の笑顔は、それはきれいだったものです。

しかし・・・そのカメラは3〜4年使用したら壊れてしまいました。電化製品が壊れるととりあえず分解してみる私は、そのカメラの内部に詰め込まれた電子基盤やプラスティックの小さなギアの数々を見つめて、「これは簡単に壊れるワケだ」と納得したものです。外装はメタルで格好よく仕上げてあるものの、肝心の駆動部分は、いたって普通のコンパクトカメラと何ら変わらないのですから。

それでAPSカメラの良い代替機がないかと探していたのですが、カメラのキタムラの中古品コーナーで見つけたキャノンのIXY、何と3,000円でした。すでにコンパクトカメラの主役は完全にデジタルカメラに移行しておりましたので、当たり前と言えば当たり前ですが、なにかとんでもなく素晴らしいお宝を手に入れた気分でした。

このカメラもちょっと広角よりの単焦点レンズがついていて、その写りはバツグンでした。以来数年間、我が家の家族のスナップのほとんどを、このカメラで撮影してきたのです。




すでに数年前にAPSのポジフィルムや感度100のネガフィルムが製造中止になっていて、残された感度400のAPSフィルムを大事に使ってきたのですが、今回の完全なAPSフィルムの製造中止は本当に悲しい出来事です・・・。おまけに、最後に撮影した1本をセブンイレブンに同時プリントに持ち込んだら、「8月をもってフィルムの同時プリントサービスはやめました」というお言葉。泣きっ面にハチとは、こういう時に使うのでしょう。

近隣で同時プリントを受け付けてくれる場所がなくなって、今となっては「カメラのキタムラさん」まで行かないとプリントできない。キタムラさんだって今やスキャナーでフィルムを読み込んで、そのデジタルデータを印画紙に業務用プリンターで印刷しているだけだから、これはもうデジタルカメラのデータを、家庭のインクジェットプリンターで印刷しているのとほとんど同じなのですが、同時プリントの受付を継続してくれているだけでありがたいと思わないといけません。

今後の家族のスナップ用カメラとして、35mmフィルムを使用するオリンパスのミューというカメラが手元に残っています。もちろんレンズは単焦点で写りはバツグン。フィルムがAPSより大きいために、カメラボディが厚ぼったいのが玉にキズですが、まだまだ現役で使えるカメラです。でも、35mmフィルムも入手が簡単でなくなってきているし、毎回キタムラまで行くのも面倒だし、我が家のスナップカメラもデジタルに移行する時期なのかもしれません。時代はいつも変化を続けているのですから・・・

さよなら、そしてありがとう、APSフィルム。
たくさんの家族の思い出を残してくれたことに、精一杯の感謝を込めて。


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Posted by: toirocoffee
夏休みをとらせていただいて、その間に作ったオモチャのようなスピーカー。あんなお遊び程度のスピーカーでも、作ってみるとやっぱり楽しい。ここのところスピーカー作りはずっとお休みしていたのですが、ムズムズと「スピーカー作りたい病」が出てきてしまったようです。

そうは言ってもこれ以上スピーカーを増やすワケにもいかず、休眠中のスピーカーを改造して遊ぶことにします。ちょうど子供部屋に置いてあったものの、子供はウォークマンでしか音楽を聞いていないので、「それならば」ということで取り上げたのがこのスピーカー。



ビクターのミニコンポ用のスピーカー。以前にユニットを交換したりして遊んだヤツです。小さいけれど、部分的に山桜の無垢板を使っていたりして、佇まいがお気に入りのスピーカーBOXです。

上の写真の左がオリジナルの状態。右がユニット交換して遊んでみた状態。
ユニット交換するだけだと、元のスピーカーが付いていた時のネジ穴が見えていたり、サランネットをとめるピンが残っていたり、メーカーのエンブレムもそのまま。このままではディスプレイした時に、ちょっとイタダケナイ感じがありました。そこで思いつたのが前後逆転の発想。

背面にユニットをつけて、それを表にして使ってしまおうというものです。
そしてこの3日ほど夜になるとチョコチョコといじって、昨晩完成したのが下の写真のスピーカー。



スピーカーの端子盤がついていた直径45mmほどの穴を、彫刻刀を使って直径62mmの穴に拡大。そこに新規に調達したユニットをビルトイン。今回調達したユニットは「Peerless 830985」。7cmのフルレンジユニットで、コーンはアルミでできているのですが、ギラギラした金属色ではなくて、陽極処理をしてあるために黒い色をしています。

これが取り付けてみるとまさにベストマッチ!大きすぎず、小さすぎず。背面についていたバスレフダクトが前面にきたおかげで、背面を壁にぴったりつけて使用することができるようになりました。ダクトの径から考えても、この7cmのユニットはこのBOXに本当にピッタリです。

では、もともとユニットが付いていた本来の前面はどうなったかというと・・・。



空いていた直径74mmの穴にすっぽり収まるサイズのスピーカーターミナルをネットで探しだして、それをカパッと被せました。ユニットを留めていた時の穴も見事に隠れて、こちらもこの箱のために用意されているかのような端子盤でありました。


今日はさっそくお店に持ち込んでBGM用に使用しています。
カワイイなりして、結構立派に鳴っています。

やっぱりモノを作るって楽しいですね。スピーカーはもう置く場所がありませんので、今度は「アンプ作り」に挑戦したいと勉強中。数年前に真空管アンプのキットを購入して組み立てたことがあるのですが、その時は何の知識もないままに、設計図をもとにまるでプラモデルのように組み上げてしまいました。今度はきちんと「回路図」もある程度は読めるようにして、電気的な知識も少しは身につけた上で、キット品ではないモノを、自分でパーツを集めて作り上げたいなと思っています。


Category: 趣味
Posted by: toirocoffee
子供たちの夏休みが近づいてくると、私は決まって、暇を持て余して過ごしたあの頃を思い出します。友達との約束もなく、刺激的なことも何にもないこの町で時間をやり過ごす唯一の方法。それは自分の部屋でギターを抱えて、何時間でも歌っていることだけでした。


父にギターを買ってくれとせがんだのは、中学1年生の時。クラスには音楽好きの友人がたくさんいましたし、兄が高校でバンドを組んでいたので、その影響もあったのでしょう。すぐに仲間たちと、財津和夫さん率いるTULIPのコピーを始めました。

父が買ってくれたギターは、Morrisの「W-30」というモデル。その名前が示すように3万円のギターです。当時のカタログを見ると、1万円くらいのモデルも載っているのですが、どうして父が廉価モデルの中でもちょっと価格が高めのモデルを買ってくれたのか、今となってはもう他界してしまっている父に聞くこともできませんが、その時の父の気持ちを考えるとちょっと胸が痛みます。

そのギターは現在の住居の屋根裏に無造作に放って置かれ、数年前に確認したところ、ヘッドの根元に見事な亀裂が入っていて、もう使いものにはなりませんでした。まだ小さかった子供たちが遊んでいて倒してしまったのか、屋根裏の劣悪な空調環境による膨張・縮小を繰り返した結果なのか、それはわかりませんが、そんな思い出のギターはいとも簡単に、その楽器としての運命を終えてしまったのです。

十色珈琲のお店の中に飾ってあるギターは、妻が学生時代、やはりお父さんから買ってもらったというギター。「Excess」という聞いたこともないブランドのギターで、これもいかにも廉価なギターなのですが、妻の思い出の品でありますから、「これは壊してはならないゾ」と思いつつ、たまに店の隅っこで「ポローン」と弦を弾いてみたりするのです。

妻のギターを弾いていても楽しいのですが、やはり楽器の値段と音色は確実に比例しているものなので、ここ数年間は「もっといい音がするギターが欲しい」などという思いを抱きながら悶々としていたのですが、ギター好きなお客様と会話していて、「やっぱりマーチンは凄いですヨ!弾いた瞬間に音がお腹に響くんです!」なんていう事を伝え聞くうちに、その衝動を抑えることができなくなってしまいました。

マーチンが凄いのは良くわかりますが、それこそ猫に小判。豚に真珠。フェラーリはサッカーの本田選手が乗るからカッコイイのであって、庶民にはフェラーリは似合いません。今回はもちろん中古でギターを買うつもりだったのですが、マーチンのビンテージ物なんて、程度のいいものは軽く20万円を超えてきます。それではということで、30年前の国産ギターの逸品とくれば、マーチンの徹底したコピーとして知られる「S.Yairi」の中古あたりを考えましたが、それだって程度のいい上級モデルは軽く10万円を越えてきますし、それを抱えている自分の姿がどうも頭に浮かんでこないのです。

結局買うことにしたのは、30年前に父が買ってくれたのと同じMorrisギター。大量生産の庶民派ギターブランドではありますが、何といってもお膝元の松本のメーカーですし、壊してしまった父のギターに対する償いみたいな気持ちもあって、「今度のMorrisは絶対に大切にするゾ」なんていう使命感みたいなものが沸いてきた結果です。

ネットでいろいろと調べた結果、購入候補に上がったのが「W-60」というモデル。私が持っていたギターと同時期に作られていたモデルで、これも名前が示すように、当時の価格は6万円というギターです。中古で3万円以下という条件で探すことにしていたため、この価格帯で買えるモデルはこれくらいが妥当です。

「30年前に6万円のギターが、中古で3万円って高くないですか?」と、一般的には思われるかも知れません。しかし、当時の大卒初任給が10万円くらいですから、単純に考えると、現在では倍くらい(12万)の価格帯のギターだと考えることができますし、何といっても、今ではワシントン条約によって輸入が規制されてしまっているハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)という木材が使われていたりして、とても現在の価値に換算するこができません。今では10万円以下のギターは軒並み海外で生産されていますが、当時はもちろんMade in Japanですし。


そしてネットオークションを徘徊すること2週間ほど。小樽のリサイクルショップが出品しているギターで、ほとんど無傷のW-60が目に留まりました。ちゃんとしたリペア品を探さないと後悔するということも多々ありそうですが、今回はその見た目の綺麗さに、思わず落札してしまいました。届いたギターは本当に綺麗。ピックガードにこそ擦れがありますが、その他の部分には小さな打痕一つありません。とても30年の歳月を経たギターとは思えない状態のギターでした。



学生時代に使っていたMorrisは、全部合板でできていました。このW-60はトップがスプルース材の単板。合板よりも単板の方が「鳴る」と言われておりまして、高価なギターは総単板です。今回のギターはサイドと裏板は合板。でも、先にも触れたように「ハカランダ」という希少な木を使ってあって、木目がとても綺麗です。さっそく弦を新しいのに張り替えて、Cm7をジャラーン・・・。ああ、いいなあ、この響き。これなら長く付き合っていけそうです。こんなにも素晴らしい状態で保管しておいてくれた元オーナーに思わず感謝。



ながながと私の中古ギター購入の顛末を書いてしまいました。
つまらない話しでゴメンナサイ・・・