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Posted by: toirocoffee
先日、「木曾漆器祭」へ遊びに行ってきた話しを当ブログでしたと思います。

その会場で「ふるもの市」という、木曾平沢の古民家から見つかった様々なものを販売してるコーナーがありました。

古い箪笥や、ソロバン、裁縫道具、等々なかなか趣のあるモノがたくさんあったのですが、その中で私が見つけたのが一台のカメラ。

「オリンパス pen D3」です。

一時期ジャンクなクラシック・カメラの修理にはまっていたことがありまして、不動の「pen D3」を見つけて、「やや、これは私に修理して欲しいと言っておるぞ」という天の声を聞きまして、値段交渉の末に私の手に渡ってきたという次第です。

何でもこのカメラ、すぐご近所のおじいさんが所有していたカメラだそう。そのおじいさんは最近他界されてしまったそうです。そんな話しを聞かされておりましたので、これは尚更きちんと蘇らせてあげなければ!という使命感にも似た気持ちで購入させていただきました。


1965年発売の「pen D3」。ほぼ私と同世代の生まれということになります。



「pen」という名称は、オリンパスが最近のデジカメにも使っておりますので、若い世代の方にも知られているかと思います。その元祖がこの「pen」のシリーズです。35mmフィルムを縦に半分に割ったサイズである「ハーフサイズ」で撮影するため、24枚撮りのフィルムで48枚撮影ができます。ハーフサイズですから、ファインダーは縦長。縦構図の写真が大好きな自分にはぴったりなカメラです。

経済的であり、カメラ本体も手ごろな値段だったため、かなりのヒット作となったカメラですから、「父親が使っていた」という方も多いのではないでしょうか。

たくさんのバリエーションが販売された中でも、このD3はフル・マニュアルで操作するかなりマニアックなモデルです。


修理は「カニ目レンチ」と呼ばれる専門の道具を使ってレンズの先端から分解していきました。前面に付いている「前玉」と呼ばれるレンズを取り外すと、シャッター羽が見えます。シャッターが切れなくなってしまったpenシリーズの大半は、このシャッター羽が固まってしまっているのです。今回もベンジンで丁寧にクリーニングしてあげたところ、シャッターが動くようになりました。

ボタン電池で動作する露出計がトップカバーに内蔵されているのですが、これが動いてくれないと修理はやっかいです。電池蓋をおそるおそる開けてみると、パンパンに膨れ上がった電池が出てきました。爆発してしまっていたら電解液まみれになっていたところです。

当時の電池は「MR44」ですが、今では製造されておりませんので「LR44」電池で代用します。電圧が若干違うので露出が多少ずれますが、動けばよしとしましょう。電池を入れると露出計は生きている模様。ホッとした瞬間です。

そしてクラカメの修理で一番やりたくない作業・・・
古くなってぼろぼろになったモルトの除去です。本体と裏ぶたの隙間から光線が入らないようにするための遮光スポンジなのですが、これは製造から50年も経過したカメラともなれば確実にぼろぼろになっています。綿棒にベンジンをつけてツンツンしながら掃除します。

新しいモルトは通販などで購入することも可能ですが、私は100円ショップで買った習字用のマットを切って使います。細くきったマットに両面テープをつけて、カメラ本体の内側に貼っていくのです。

これで一応は修理完了。フィルムを装填してスタンバイOK!
しかし、24枚撮りのフィルムが1本¥540とは・・・。フィルムは一部のマニアのためのものになってしまったようです(泣)


実写はどこでしようかなあと考えていたところ、週末に妻の実家へ行くことになったため、その道中で撮影スポットになりそうなところを検討します。すぐに思いついたのが、行ってみたかった東御市の海野宿。木曾平沢で入手したカメラの試写にはうってつけの場所です。

ちなみにWikipediaでの海野宿の解説を抜粋すると・・・
「海野宿(うんのじゅく)は、長野県東御市本海野にある、江戸時代における北国街道の宿場の呼称である。現在も通りの両側に約100棟の家が連なる歴史的な町並みを形成しており、「日本の道100選」のひとつにも選ばれている」
・・・ということだそうです。


妻と二人、海野宿を散策して蕎麦を食べて、ちょっとした寄り道というには十二分に楽しく過ごすことができました。

帰宅後にフィルムをカメラのキタムラに持込みます。プリントすると1枚あたり約¥40掛かりますので、現像代プラス¥1、920ですから、万がいち光線漏れ等で写真が全滅していたら悲し過ぎますので、現像に加えて、フィルムからスキャンしたデジタルデータをCDに焼いてもらうサービスを注文しました。これなら総額で¥1,180ですみます。

で、現像から上がってきたデータを見てビックリ!素晴らしいではないですか!
50年も前のレンズが描き出す世界のノスタルジックな味わいは、現代のパキパキにシャープで鮮やかなデジタルカメラでは決して描きだすことのできない世界です。



メインの通りこそ舗装されていますが、用水路を挟んで土の歩道があります。風情たっぷり。



この日は薄曇りでしたが、新録がとてもきれいでした。青空が拡がった海野宿にも行ってみたい!



郵便ポストでさえ風情があります。




硝子風鈴の涼しげな音色に誘われて、思わず立ち寄ってしまったガラス工房の「橙(だいだい)」さん。
2階はカフェになっていました。次回はぜひともカフェにも寄りたいっ!



素敵なたくさんの作品たちが、光に照らされてそれはそれは美しい。
我が家用にはブルーの気泡入りのグラスをペアで購入。甘酒を入れて飲むのです!



ガラス玉たちも美しい。



「pen D3」は、レンズに入ってくる光の量を「絞り」と「シャッタースピード」を設定して使います。露出計に表示される数字が参考にはなりますが、それらの組み合わせで写りが変わりますので、自分で考える必要があります。失敗すれば真っ白だったり真っ黒だったりする写真が出来上がります。

もっと困難なのはピント合わせ。このカメラはオートフォーカスではありませんし、ピントを確認する術さえないのです。設定は「目測」で。つまりはカメラから被写体までの距離を、自分でピントリングを動かして、カメラに刻まれているメートルの表示にあわせるのです。

オートマチックな時代にはまったくもってややこしいカメラなのですが、これらがドンピシャ自分の思い通りになったときの喜びは何とも言えません。現像してみるまで結果がわからないところも高揚感を刺激するのです。

いや、久しぶりのpenでの撮影、面白過ぎました。しばらくは旅にはこのクラカメを持ちだすことになりそうです。


元の持ち主だったおじいさんへ。これからも大切に使わせていただきます。

「ふるもの市」のスタッフのみなさんへ。すてきな出会いに感謝します。ありがとう!




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あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。


年末年始にかけて、久しぶりにまとまったお休みを取らせていただくということで、私は久しぶりのスピーカー制作!(またかよっ!)という突っ込みがどこからか聞こえてきそうですがお許しを。


今回はパソコンでGYAO等のネット動画を見るときにパソコンサイドで使うスピーカーをイメージしての制作。何年か前に5cmユニットを使ったバックロードホーン・スピーカーを作ったのですが、今一つ満足できずにオークションで売却してしまいました(その時のスピーカーはこちら

今回は8cmユニットを使って、もう一回り大きなサイズのバックロードホーン・スピーカーを作る計画です。

バックロードホーンの板材の調達や組み立てはと〜っても面倒!なので、ヤフオクで調達します。ありがたいことにかなり精度の高い組み立て済みの箱を作って出品してくれている方が結構いらっしゃいます。

今回ヤフオクで調達したのはこんな箱。




内部構造はこんな感じ。
(ヤフーオークションに掲載されていた出品者様撮影の写真を流用させていただきました)




使用するユニットはFOSTEXから2年くらい前に販売された8cmユニット「FE83-sol」
そんな高価なユニットではありませんが、3,000個の限定販売ということで、いつかバックロードホーンを作ろうと思い購入しておいたものです。




購入後は暫定的に極小の箱に入れて使っていたのですが、ようやく本来の目的で使う時がやってきました。

冬場ということで塗装は室内でおこないたいので、無臭な水性ニスを使用。ある程度の光沢を出したいので、塗っては乾燥させ、だいたい5〜6回の重ね塗りをします。




背面にスピーカー端子、前面からユニットを付けて完成です。




バックロードホーン・スピーカーは音量も大きく確保できるので、こんな小さな真空管アンプでも十分に鳴らすことができます。




これでもうしばらくはスピーカーは作りません(笑)
そのしばらくが1年なのか10年なのかは神のみぞ知るところであります。




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今日は第3金曜日の定休日ということで、妻とともに映画を鑑賞してきました。

観てきた映画は、「コーヒーが冷めないうちに」




実は1年ほど前に文庫本で既に原作を読んでいたのですが、1年という月日はその内容をほとんど忘れさせてしまうのには十分な時間であり、結果としてかなり新鮮な気持ちで鑑賞することができました。

とある喫茶店のとあるテーブルに座った時だけ、過去や未来にタイムスリップできるという内容で、そのタイムスリップを実現させるにはいくつかのルールがあるのですが、重要なルールの1つが、有村架純さん演じる主人公が淹れたコーヒーが温かいうちだけタイプスリップができるというものであり、つまりは淹れたコーヒーが冷めないうちに現在に戻ってこないといけないというわけです。

タイムスリップのお話しというと、バックトゥーザーザ・フューチャーだったり戦国自衛隊や信長協奏曲だったり、つまりは時空を超えた先でかなりの長いストーリーが展開されていくものが多いのですが、今回は「コーヒーが冷めないうちに」という限られた時間の中に人間模様を詰め込むという設定です。そういう設定を軸にストーリーを作り上げた原作は、その着眼点が素晴らしいと思います。

ただ、原作を読むにあたっては「泣ける本」ということが文庫本の帯に書かれており、事前にそのように言われると「泣ける内容なんんだ」ということが先入観としてインプットされてしまうため、なかなか本当には泣きづらいものであり、正直言って、私は本を読んだ際にはそんなに感動を覚えませんでした。

これが映像化されたらどうなんだろうな・・・と思っていたのですが、そこはさすがに日本を代表する俳優の皆さん。鑑賞中に何度もぐっとくるシーンがありました。

壮大なスケールを描くストーリーではありません。誰にでも起こりえるような日常のちょっとしたすれ違いだったり、普段は伝えることのできない思いだったり、そんな何気ない時間を大切にしたいと思わせてくれる映画でした。


<雑談>
映画のクライマックス、館内が静まりかえった一番のいいところで、私のおなかが「グゥ〜」と鳴って響きわたりました(笑)
過去にも映画の一番いいところで、食べていたチュロスのシナモンの粉にむせてゲホゲホやってしまったことがあり、妻からは「いつもやってくれるよね〜」と責められる始末。どうしてなんだろうな〜



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20年ぶりのフルモデルチェンジということで、車好きの方々の注目を集めている新型ジムニー。松本市並柳にあるSUZUKIさんに、ジムニーとジムニー・シエラのマニュアル・ミッションの試乗車(!)があるということで、さっそく試乗してきました。

男性の方ならば一度は憧れる”ミニ四駆”。かつてはパジェロ・ミニなんて車もありましたが、今となってはSUZUKIさんのジムニーが最後の砦。「いつかは所有してみたい」という思いの男性も多いはず。

かくいう私も「いつかは・・・」と思う一人でありまして、今回は、そんな「いつか」に想いを馳せながらの試乗になりました。




ジムニーは660ccターボエンジンを積んだ軽自動車。ジムニー・シエラ(以下シエラと略します)は1500cc自然吸気エンジンを積んだ普通自動車。搭載されるエンジンの違いと、履いているタイヤサイズの違いなどが、どのような差を生み出すのかをチェックしながらの試乗です。

以前、車検の代車でパジェロ・ミニに乗ったことがあります。その乗り心地はとても褒められたものではなく、ターボが突然効きはじめるいわゆる”ドッカンターボ”的なそのフィーリングに面食らいました。

そんな軽四駆のイメージのまま新型ジムニーに乗り込んだのですが、まあいたって普通の乗り心地。足回りはしなやかに段差を乗り越えていき、ターボラグはまったく感じさせないストレスフリー。

アルトやハスラーを試乗したときに感じた、コーナーで回転し終わる時のステアリングの戻りの悪さも感じることがなく、いたってフツー。マニュアル・ミッションのギアの入りがゴツゴツとしていたのが気になりましたが、それも四駆の味と思えば不快ではありません。これなら十分にアリだな・・・と思わせる試乗結果でした。

次に乗ったのは1500ccエンジンを搭載したシエラ。余裕あるエンジンと幅広タイヤの恩恵を感じられるのかと思いきや・・・。

街乗りとちょっとした坂道程度では思ったほど排気量の違いを感じられず。また、幅が広いタイヤを履いているせいか、足回りはちょっとドタドタして落ち着きがない印象。本格的なオフロード走行にはプラスなのでしょうが、軽ジムニーにくらべると街乗りにはマイナスか。

あと、個体差かもしれませんが、軽ジムニーに比べるとシエラのクラッチはちょっとスプリング感が強い。やはり街乗りでゆる〜く乗るのは軽ジムニーの方が乗りやすい印象でした。

ジムニーを所有する日が来るかどうかわかりませんが、もしその日が来るならば、シエラではなくて軽ジムニーを選択するだろうな・・・というのが私の結論。維持費も安くて助かりますし。

でも、メルセデスGクラスのミニチュア版とも称される、フェンダーが張り出した押しの強いあのルックスに惚れ込んだならば、四の五の言わずにシエラの一択でしょう。


以上、ど素人の試乗レポートでした。



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すっかり朝晩は空気が冷たくなってきて、秋の気配を強く感じるよになってきました。

秋といえば食欲の秋なワケですが、暑い時期にはまったくもってその気にもならなかったスピーカー製作をしたくなりました。一応、芸術の秋ということで。

リビングのソファで聞けるように、高さが90cmくらいのいわゆる「トールボーイ型」の箱がいいなと思ったのですが、このくらいのサイズの箱となると自分で作るのはとっても大変。さっさとネットで調べて、製作を請け負ってくれる方を探して依頼してしまいました。

「そこを自分でやらずして、自作スピーカーとは言えないでしょう」と言われると、まったくもってその通りなので、お恥ずかしい限りなのですが・・・




パイン集成材でできたスピーカーボックスに塗装をします。木の風合いを活かしたいので、今回はWATOCO-OILを使用します。

週末に屋外で塗装をすれば良かったのですが、早く完成させたくて、夕食後にリビングにて塗装開始。翌日まで盛大に臭いましたので、次回からは絶対に屋外で塗装しよう・・・と反省いたしました。




塗装が完成したら、箱の背面にスピーカーターミナルを付け、ターミナルにケーブルをハンダ付けして、ケーブルのもう片方をスピーカーユニットに繋ぎます。そして最後にユニットをネジで箱に装着して完了。

ネットオークションを利用して予め用意しておいた御影石のベースに置けば、ちょっと高級そうに見えるというものです。

集成材ですから、木片ごとに塗料の浸み込み方が違って、それが寄木細工みたいな表情になって、きれいな木目とはまた違った風合いを楽しめます。

今回使用したユニットはMarkAudioというメーカーの「CHN-70v1」というユニット。グラスファイバーを混ぜたペーパーをコーンに使用していて、うっすらと青みがかった色が個性的。

このユニットを使って小型のスピーカーをすでに作ってあったのですが、その音質がとても気に入っていたものですから、今回もこのユニットを使うことにしたのです。

完成したスピーカーで音出ししてビックリ!すごい低音!

同じユニットでも箱を変えるだけでこんなに違う鳴り方をするのを経験すると、さらなるスピーカー作りの沼へはまってしまいそうな予感・・・

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我が家は夫婦そろってオートマ車が苦手。
コーナー直前にアクセルを緩めてもスルスルっと加速していく感じにどうも馴染めません。

しかし、マニュアル・トランスミッションを搭載した車は、今となっては希少種となってしまい、新車の中から選び出すのも苦労する時代となってしまいました。

そんな状況の中、マニュアル設定のあるルノー・カングーの試乗車がある!というので、さっそく試乗してきました。

我が家のメインカーは今年の3月に車検を通したばかりですので、すぐに車を買い替える予定もないのですが、マニュアル車の試乗車なんて、今時、どこを探したってまずあり得ない話しですから、試乗できるというだけで興味が湧くというものです。



フルモデルチェンジ前のルノー・カングーは、ボディサイズも5ナンバーサイズに収まり、車重も1,180kg(5MT車)しかなくて、コーナーでは盛大にロールしながらも、スポーティーな運転ができる楽しい車でした。

それがモデルチェンジで巨大化し、車重にいたっては1,430kg(6MT車)!それでいて搭載されるエンジンは基本的には先代と同じままというのですから、まったくもってアンビリーバボーなモデルチェンジとなり、以前のカングー乗りからはかなりのブーイングが出たのでした。

そして日本のルノー・ファンがこの新型に付けた愛称が「デカングー」。なかなか素敵な愛称であります(笑)。



そんなデカングー、新たにターボチャージャー付きの1.2Lエンジンを搭載したということで、重たくたってターボ付きならばそこそこ走るのかな?というあたりが試乗の判断ポイントでした。


結論。
デカングーはやっぱり重たかった・・・


ターボが効きはじめる2,000回転からはトルクももり上がり、そこそこ走ってはくれますが、走り出しに感じるモッサリ感は拭い去ることはできず。先代に乗ったことのない人ならば快適に感じるかもしれませんが、先代のスポーティーな走りもできる活発さを知る人は間違いなくがっかりすることでしょう。

気になっていた車の大きさは、運転しているとさほど気になりませんでした。これは嬉しい発見でした。

ミニバンクラスの車でMTが選べる希少なルノー・カングー。走りを求めるにはちょっと肥大化しすぎちゃいましたが、相変わらず遊べる車であることに変わりはありません。


しばらくはルノー松本に試乗車があるようなので、気になる方は試乗してみてはいかがでしょうか?



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朝晩はまだ寒いですが、日中の日差しは春のそれですね。
大雪でたっぷりの水分をもらって、クリスマスローズも例年よりも元気がいいような・・・




3月下旬から我が家はバタバタとしておりまして、休みの日も忙しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。

今日は久しぶりにまとまった時間ができたので、ずっとやろうと思っていた「工作」をちょっと。

昨年夏にキットから組み立てたヘッドホンアンプ。

iPod-touchが入っていたアクリルケースに入れて使っていましたが、やっぱりなんか美しくない。美しくないと使ってあげようという意欲も湧かないものです。




何かいいケースはないかなとネット上を調べていたら、「ミント缶」なる小さなスチール缶を発見。しかも1つ¥300!さらに組み立てたアンプを入れるのにまさにドンピシャのサイズ!。

適当にマジックで印をつけたら、電動ドリルでぐりぐりと・・・
相変わらずいい加減な作業っぷりですが、それでも何となく形になってしまうのが自分でも怖い・・・(笑)。

こんな感じでピッタリ収まりました。



フタを閉めれば、とても千円ちょっとを超えるくらいのパーツ代でできたとは思えない立派なヘッドホンアンプに見えます!(それは自画自賛というものでしょうか)



格安SIMカードを契約して、外出時のメールチェックとウェブチェック用に使用しているスマホをつなぐとこんな感じに。



Sonyのスマホはウォークマンアプリがとても使いやすくて○。iPod-touchは、もともとの所有者だった娘に返却してしまいました。

やっぱり工作は楽しいなあ。



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先日の大雪、お客様も皆さん苦労したようで、お店で会話する内容はどれだけ雪で苦労したかという話しばっかり・・・(笑)。いや、笑いごとではありません。カーポートの屋根が壊れたり、雨どいが壊れたり、はたまた雪中で立ち往生したり。数十年に一度の大雪ということですが、ゲリラ豪雨が当たり前になったことなどを考えると、こんな大雪も頻繁にやってくるのではないかと疑ってしまいます。

我が家ではメインで使っている普通乗用車の他に、私が趣味で乗っている軽自動車が1台あります。何度かこのブログに登場したこともある、'93年製のホンダビートです。



ドライバーの背面にエンジンを積み後輪を駆動するこの車、雪道には滅法弱いので、スタッドレスタイヤもはかずに、冬はまったく稼働してあげられない状況です。今回の雪で、「やっぱり信州の冬には4駆でしょう!」なんていう気持ちがむくむくと湧きあがってきまして、軽4駆とはどういうものぞと、近くのディーラーへ中古車を見に行ってきました。

お目当てはスズキのジムニー。いまや新車で買える本格的は軽4駆はこの車くらい。詳しい機構の話しは省きますが、あとの車はフルタイム4WDと言っても、実は「なんちゃって4駆」と呼ばれているものばかりです。

しかし、お目当てのシジムニーの中古はありませんでした。新車の試乗車は波多までいかないと置いてないようですし、ここはおとなしく帰りましょう・・・と思ったのですが、昨年見に行ったモーターショーでも話題になっていたスズキのニューモデル、「ハスラー」の試乗車があるというではないですか!これは試乗しないワケにはいかないということで、さっそく試乗させてもらいました。

ハスラーも4WDモデルがありますが、もちろん「なんちゃって四駆」です。駆動輪(前輪)がスリップした時だけ、後輪も駆動するタイプです。「なんちゃって」とはいえ、只の前輪駆動よりは頼りになることでしょう。ビートとは比較にすらなりません。



お借りしたハスラーは写真では分かりずらいですが、グリーンメタリックでなかなか渋い色。晴れた日にはきれいですが、曇天や雨天ではかなりダークな色調ですので、個人的にはもっと明るいグリーンが好みです。でも、40代後半の男性が選択するなら悪い色ではないでしょう。



ファニーなフロントフェイスは、女性にも受け入られるでしょう。ボディーカラーにはピンクまで用意されてますから!

ターボ(過給機)つきエンジンのモデルで、これが驚くほど速いっ!確実にビートより早いっ!20年の歳月恐るべしといった感じです。もっとも、ビートは同じ軽規格上限の64馬力とはいえ、自然吸気エンジンですから、ターボエンジンのたかが半分くらいのエンジン・トルクですから仕方ないですが。

信号で止まればアイドリングストップが働いてエンジンは停止。まったく無音の室内には、ウインカーの音のみが響き渡ります。そう言えば、プッシュボタン式エンジンスターターも、アイドリングストップも初体験。びっくりしました。

最低地上高が4WDモデルでは175mmと、ハスラーのベースになったワゴンRよりも25mmも高く設定されていて、これならば雪道の轍で車の腹をズリズリすることはないでしょう。高い運転ポジションから見下ろす視界は、軽トラの視界にも似てなかなか新鮮。交差点やT字路で、ガードレールや生け垣が視界の邪魔になって怖い思いをすることもありません。(こんな思いをするのはビート乗りだけか)

ただ、運転フィールは「う〜ん」といった感じ。はやりのSUVぽさを演出するために軽にしては太いタイヤを履いているのですが、これを操舵力の軽いパワーステアリングで無理やり動かしている感じで、ステアリングを切る時に違和感を感じます。ここさえなければかなり素敵な車に感じました。

自分が買うなら、ターボなしの最廉価なグレード4WDモデルの5速マニュアルですね。自然吸気エンジンならば、タイヤはもう少し細い155くらいがベストマッチな気がします。

この手のジャンルの軽が今はなくなってしまっていたので、ハスラーはかなり売れ行きが良いらしく、納車は3〜4カ月待ち、もしくは「もっとかかるかも」という状況だそうです。来季の冬に備えるならば、今すぐ契約しないと間に合わない!(笑)

スズキのハスラー、これがビートみたいに楽しいハンドリングの車ならば乗り換えも検討しちゃうんだけど・・・。今後の改良に期待します!2年後くらいにもう1度試乗してみたい車です。



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お休みを利用して、東京モーターショーを見てきました。
久しぶりのモーターショー。行くのは14年振り!

東京行きの「あずさ」から下車したら、今年話題となった新駅舎がお出迎え。いい雰囲気です。



30分ほど並んで、無料シャトルバスに乗車。
ここからバスで更に30分ほどで、国際展示場「東京ビッグサイト」に到着です。



開催期間もあとわずかということで、場内はものすごい人。
とても全部のブースを見て回る気にもなれず・・・

こちらは横目に通り過ぎたトヨタブース。




そして、目指すはHONDAブース。
この車を見るためだけに来たと言っても過言ではない、我が愛車「HONDA BEAT」の後継と目されるコンセプトカー「S660」を見に。今回のショーの目玉ということで、ここでも長蛇の列。

事前にネットで、その姿は見ていましたが、実物は更にカッコイイ。



でも、このままの形で市販されたら、50歳ちょっと前のオジサンにはちょっと派手すぎるかな?ブリティッシュ・グリーンあたりの、渋い色も用意して欲しいところです。



しかし、バブルがはじけて20数年、まさかビートの後継車が市販されるかもしれないなんて、本当にびっくりです。エンジンを背中に搭載するミッドシップ・マウントで後輪を駆動する、軽規格の2座オープンカーですからね。本当に市販されるのかと、今だに信じられません。

一緒に展示されていたHONDA Sports 360。
1962年に、二輪車メーカーだったHONDAが初めて一般に公開した四輪車がS360。個人的にはこっちのデザインの方が好きですが・・・。昭和の男ですからね!




ついでにダイハツブースも見てきました。
同じく2座オープンのコペンです。

こちらも市販前提のコンセプトカーです。外装を取り外して着せかえることで、2種類の外装を楽しむことができます。でも、本当にそんなことする人いるの?!

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くたくたに疲れましたが、久しぶりにワクワクする時間を楽しめました。若者が車に興味を持たなくなってきているということですが、夢のある車があれば、またきっと昔のようにスーパーカーブームだってやってくる!と信じて疑わない私なのでした。


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Posted by: toirocoffee
朝晩はすっかり涼しくなって、すっかり秋の気配です。昨年は確か、10月に入っても暑い日が続いていたような気がしますので、今年もまだまだどうなるかわかりませんが・・・

猛暑は、人間からすべての気力を奪ってしまうようで、音楽を聴いていてもなんか上の空。涼やかな空間で、ブラックコーヒーを飲みながらお気に入りの音楽を聴く。そんな些細なことが人生の幸せだったりすることを、ここのところの涼しさで久しぶりに思い出したりします。

そんなワケで、「しっとりと音楽を聴きたいな〜」と思いまして、先日1枚のCDを購入しました。シェリル・ベンティーンの「Songs of Our Time」




シェリル・ベンティーンという名前にはピンとこない人が多いかもしれません。でも「マンハッタン・トランスファー」という4人組のコーラス・グループと聞けば、ほとんどの方がピンとくるハズ。シェリルは、79年からこのマンハッタン・トランスファーの一員として活躍してきた女性ボーカリストです。

「われわれの時代のスタンダード」をテーマにして出来上がったこのアルバムは、すでに5年前の企画アルバムです。テーマの通り、ジャズに縛られずに、もうちょっと裾野を拡げたジャンルの曲を、シェリルがしっとりと歌い上げているアルバムです。

「われわれの時代のスタンダード」ということで、最近の曲では、ノラ・ジョーンズの「Don't Know Why?」あたりが新鮮。私の青春時代からの選曲では、シンディー・ローパーの「Time After Time」や、サザンオールスターズの「いとしのエリー」あたりが嬉しかったりします。


今週はお店のBGMとしてヘビー・ローテーション中ですから、ご来店の際にはちょっと耳を傾けてみてください。


08/14: 風立ちぬ

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Posted by: toirocoffee
今日は長女と2人で、話題の映画「風立ちぬ」を観てきました。

せつない映画だなあ・・・
エンドロールに流れる荒井由美さんの「ひこうき雲」が映画にぴったりマッチしていて、席を立つのが惜しまれるような、そんな素敵な余韻に浸ってきました。

観終わって、となりを見たら、娘が号泣してました(笑)。
素晴らしい作品を作ってくれた宮崎 駿さんはじめスタッフの方々に感謝です。




帰宅してから、昨日の続きを・・・。
しっかりとボンドが乾燥したボックスに、スピーカーユニットを付けてあげれば完成です。

早速試聴。
5cmという極小スピーカーユニットながら、十分に量感のある低音が出てきました。ボワツとした、輪郭が甘い感じの音は、バックロードホーンの個性でしょうか。なかなか面白いです。






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Posted by: toirocoffee
夏休みの工作として作ったヘッドフォン・アンプ、快適です。
ツマミを回して音量調節すると、やっぱり落ち着く。
昭和の男ですから(笑)。




さて、本日は夏休みの工作・第二弾であります。
1ヶ月ほど前に購入しておいたスピーカーのキットを組み立てました。

箱を開梱して、内容の確認から。
A4の箱から出てきたとは思えないほど多くの板・・・。構造が複雑な「バックロードホーン」ですから、板の点数もどうしても多くなります。



キットの内容で、唯一の不満は「吸音材」。なんか頼りなりペラペラのスポンジが入っていたのですが、これは手持ちの天然ウールを使うことにしました。

上がキットについてきたスポンジ。下が天然ウールです。




板にはすべて番号が振ってありますので、図面を見ながら、その番号順に組んでいくだけ。はみ出した木工ボンドを塗れ雑巾でぬぐいながら組み立てていきます。

これぞバックロードホーン!
側面の板を両方とも接着した時点で、この構造を拝むことはできなくなってしまうのが非常に惜しい・・・



2時間ほどで完成。いつもはここから塗装の工程に入りますが、今回は塗装しません。いや、この暑さの中、何度も塗って、そして研磨して・・・考えただけで汗が出てきますから・・・。

辞書としての使命をとっくに終え、新任務に就いている我が家の辞書くんがこんな時は活躍してくれます(笑)。




早くスピーカー・ユニットを組み込んで音を出してみたいところですが、ボンドがしっかり乾くまで、一晩はそっとしておきます。

今日はここまで!



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娘が使っていた「iPod touch」を私が使うことになり、たまにヘッドフォンで音楽を楽しむようになりました。

「iPod touch」に直接ヘッドフォンやイヤフォンを挿せば、音楽がどこでも楽しめます。「もっと面白いことができないのかな?」と調べてみると、「iPod touch」からの出力をいったんヘッドフォンアンプに経由させて、ヘッドフォンアンプから音楽を楽しむという方法を楽しんでいる方が結構いるようです。

ヘッドフォンアンプは安いもので5000円前後、高いものは10万円近くするものまであります。タダ同然で娘のお下がりを使い始めたのに、アンプに高額な投資をするのはもったいないと思い、またまた調べてみると・・・

ありました!ヘッドフォンアンプキット。自分でゼロから基板を組み立てるキットです。このキット、なんと価格が840円!ボリュームツマミがついていないので、60円のツマミを別途購入しましたが、それでも900円!送料500円払うのがとてももったいないような価格です。

秋月電気通商が販売している、「AKI HPA7404」というキットです。


到着したキットは、こんな感じでビニール袋にパーツが入ってきました。



パーツを全部並べてみます。全部でこれだけです。本当にこんなんでヘッドアンプができるのか?心配になってしまうほどです。



まずは、プリント基板にカーボン抵抗を半田付け。



その他のコンデンサーやらボリュームやらをハンダ付けして完成。バッテリーは単4電池を2本使用。電池をセットして、iPod touchをつなげて、ドキドキしながら音だしです。

ダイアナ・クラールの「Live In Paris」を再生してみます。
やった、音が出ました!楽しい〜。



基板剥きだしで使うのも心もとないので、ケースに入れたいと思い立ち、あれこれ探してみると、以前使っていた「iPod shuffle」が入ってきたアクリルケースがいい感じ。さっそくドリル片手にぐりぐりと・・・

ケースに入れるだけで何となくサマになりました。




「音が良くなる」とか、そんな事はよくわからないし、どーでもいいんです。つないで、ボリュームのツマミを回して・・・そんな無駄な手間が楽しいのです。



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毎日チェックしているimpress社のホームページにて、先日「夏休みの工作」と称して私が購入したスピーカーのキットの、詳細な作成レポートが掲載されていました。

記事はこちら => http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20130731_609727.html


あ〜、早く組み立てたいっ!


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数か月前から注文しておいた「夏休みの工作」が届きました(笑)。

月刊Stereoの8月号。定期購読している雑誌ではないのですが、たまに面白い付録が付いてくるので、付録がある号だけは買うようにしています。(先日紹介したデジタルアンプの基盤も、この雑誌の付録でありました)

今回の付録は、スピーカーの5cmユニット。付録といっても、デンマークのScanSpeakという有名なメーカーが作成したもので、スピーカーの裏面にはちゃんと「made in denmark」の文字があります。


昨年の夏に、このメーカーの10cmユニットが付録でついてきて、そのユニットを使って娘用のスピーカーを作りました(夏に買ったのに、作ったのはすでに冬でしたが・・・)。そのスピーカーが結構いい音で鳴ったものですから、またまた懲りずにスピーカーを作ろうと思います。スピーカーの箱は、この雑誌と同時に発売された「キット」を組み立てる予定です。




どうです、この小ささ。
以前にも5cmユニットを使ったスピーカーはいくつか作ったことがありますが、ボーカルものを聞いたりするには、なかなか面白いです。小さいからといって侮れません。




そして今回の目玉は、このスピーカーBOXのキット。その構造が、なんと「バックロードホーン」であります!写真を見ればわかるように、ユニットの背面から出る音を、ラッパの音道よろしく拡大していくという方式です。




その構造の複雑さゆえに、今ではスピーカーメーカーがこの構造を採用することはなくなってしまいましたが、スピーカー自作派の間では、今でも人気のある方式です。

この方式のスピーカーを、大きなユニットを用いて作るのはとてつもなく大変なんですが、今回の5cm用くらいであれば、私のような素人さんでも何とか作れそう。今からワクワクしています。

夏休みの工作なんて言っていますが、昨年同様に手つかずのまま冬を迎えるなんてこともあるかもしれませんが、完成しましたら、またこのブログでも紹介させていただきたいと思っております!


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Posted by: toirocoffee
今日はお休み。
何もする予定が入っていなかったので、小型デジタルアンプの作成にとり掛かりました。と言っても、すでに完成したアンプ基盤を持っていましたので、これをケースに組み込んだだけです。

本当はかっこいい金属製のケースに入れてあげようと、すでにケースも購入済みだったのですが、夏の暑さにやる気が失せてしまい、たまたま目にとまったミニカーが入っていたプラケースに組み込むことにしました。

持っていた基盤がどんぴしゃ収まるサイズのプラケースだったので、加工はとても簡単でした。といっても、きちんとした場所に穴をあけたり、カッターで不必要な部分を切り取ったりとしているうちに、3時間くらいは掛かってしまいました。不器用ですので・・・

できあがった小型デジタルアンプ。
しばらくお店のBGM用に使ってみます。




もうすぐ6月も終わりですね。夏本番もすぐそこ。明日もアイスコーヒー用の焙煎豆「オーバー・フレンチ」を焼いておきますヨ!ご来店をお待ち申し上げております。



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Posted by: toirocoffee
お盆も明けて、8月も後半に突入ですがまだまだ暑い!オリンピックも終わってしまって、何だか寂しい感じがしているのは私だけでしょうか?


先日、松本のライブハウスに、高校時代のギター部のメンバーが集結して、「OBライブ」を敢行いたしました。私もちょっとばかり弾き語りをさせていただいたのですが、いやあ、楽しかった。

時空を超えて高校時代に戻ったかのような、あっという間の3時間のライブ。何にも縛られることなく好きなことができたあの頃には戻ることはできないけれど、仲間が集まればいつだってタイムスリップすることができる。同じ時間を共有した仲間の繋がりは、想像以上に偉大でありました。



懐かしい仲間が集まって言葉を交わすだけではなくて、音楽を通じてコミュニケーションができる。それってすごいことだと思います。

家族には白い目でみられながらも、夜な夜な家の玄関でヘタクソなりにギター弾きながら大声で歌って、「いつかライブで歌うぞ」と1人で夢見てきた甲斐があったというモノです。

本当に夢のような一夜でした。
ギター部のみんな、ありがとう!


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Posted by: toirocoffee
先日配線が終わった真空管バッファーアンプ、アルミケースのキズ防止のシートを剥がして、ボリュームのツマミを付けて、ようやく本来の姿が完成。子供たちがもう使わなくなった「iPod Shuffle」をつないで、コンパクトなBGMシステムが出来上がりました。



本来は主要なパーツを組む前に保護シートは剥がすものですが、ピカピカのアルミケースにキズが付くのが嫌で、完成後に部品類のネジをいったん緩めてから剥がせばいいと思っていたのですが、考えてみたらコンデンサーやら抵抗やらが所狭しと並んでいる場所に、ボックスレンチやらドライバーやらが自由に入るワケがありません。小学生でもわかることです。何とか見た目はそこそこ綺麗にしましたが、こういう「詰め」が甘いトコロは昔からでした・・・


小学生の頃は、プラモデルを作るときに接着剤を大量に使って、それが至るところにはみだしたままでしたし、仕上げのデカールなんかもいい加減。中学の技術の実習では、やはり劣等生でしたので、見栄えのいい作品を作ったことがありませんでした。そんな少年時代のトラウマが、「今ならこんな作品も作れるんだぞ」という誇示をすることで誰かが褒めてくれるんじゃあないか・・・なんて考えていて、この歳になってモノ作りに没頭するのかもしれません。

ところで、今の小学生・中学生の、この手の「モノ作り」の実習にはちょっと疑問を感じています。ほとんどのモノが「キット」になっていて、マニュアル通りに組み上げれば終わりなのです。中学校の文化祭に行って、子供が作った本棚を見てみると、クラス全員が同じものを作ってあって、そしてほとんど同じ出来栄え。工作がうまくできない子供への配慮かもしれませんが、これでは子供の「考えるチカラ」なんてつくはずがありませんし、そもそもこんな内容のキットを組み上げるために、本格的な大工道具を購入させられる意味はあるのかな?などとも思ってしまいます。

私たちの頃は、「折りたたみイス」というお題が出たら、それのデザインを考えるところからはじめて、木材の切り出しはもちろん、余裕のあるものは塗装までして、それこそ千差万別な作品が仕上がったものです。だからといって、ヘタクソな作品しか作れなかった者が(ワタシです)いじけるようなこともなかったですし、そんな十人十色の作品を眺めながら友達同士でからかい合う時間も楽しいものでした。

もしからしたら技術工作が飛び抜けて上手な子がいて、その作品が皆に褒められことで、その子は将来、家具屋さんを目指すかもしれません。奇抜なデザインを褒められた子がいたら、その子はインダストリアル・デザイナーを目指すかもしれません。そんな可能性の芽を育ててくれる実習を受けることはできないものでしょうか。運動会で順番を付けなかったり、技術実習の成果を平均化することで、本当に子供たちは嬉しいのかな?と思います。

今の子供たちは「国語・算数・理科・社会・英語」という、大人が勝手に決めたモノサシで評価をされています。それはきっと社会人になるまで続いていくことでしょう。こんなにもいろんな文化があって、いろんな人生があって、いろんな考えがある。実社会はすごい種類の職業であふれかえっているのです。その中を生きて行くのに、たった5教科の勉強の成果で人間を計れるワケがないではないですか。「かけっこ」や「モノ作り」やいろんなもので子供を計ってあげるモノサシは、どうしてなくなっていってしまうのでしょう。

あなたの人生を計るモノサシは何ですか?


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Posted by: toirocoffee
ちょっと前にblogに書いたのですが、ずっとお店で使っていたアンプが壊れてしまいました。ケースを開けてみましたが、素人の私には手に負えそうもありません。やっぱりここはしっかりとアンプのことを勉強しなくては・・・と思い、その手のサイトを探してみたり、以前に買ってあった真空管アンプの本を見たりと、ちょっとだけですが勉強しています。

以前に真空管アンプのキットを組み立てことがありましたが、その回路の内容までは把握せずに製作してしまいましたので、自分でアンプを組み立てたクセに、何の勉強にもなっていません。今度は比較的簡単なアンプを製作して、できることならばその回路くらいはわかるようにしたいと思いました。

そしてこの1週間、毎晩1時間くらいをかけてゆっくりと作り上げたのが、このアンプ。春日無線さんが販売されている「真空管バッファーアンプ」です。



使い方としては、CDプレイヤーとアンプの間とか、iPodとアンプの間とかに入れて使うことで、真空管ならではの音の暖かみを加えてあげるということになるでしょうか。

勉強代としては1万円以上は出せませんので、まずは比較的安価なパーツセットを購入してのトライです。相変わらず配線図とにらめっこして作っていくのは変わりないですが、それでも以前よりは回路のことがわかるようになってきました。



各種端子類の装着はドライバーやレンチなどでチョイチョイと付けてしまいます。それでもボックスレンチだとか、各種サイズのレンチを揃えておくだとかの準備をしておくだけで、作業効率は格段に違ってきます。



そしてハンダゴテを使っての配線作業。抵抗やコンデンサーなどをくっつけていきます。素人の汚い配線を「ヤキソバ配線」というらしいです・・・。配線図を何度も何度も確認しながら進めていくのですが、やっぱり回路をきちんと理解していないと、うっかりしたミスをやらかしてしまうので、案の上、アースポイントを間違えていて、一発では音がでませんでした。30分ほど配線図と見比べてミスした点に気づいたので良かったですが。



ちょうどボリュームの付いていない真空管のパワーアンプがありましたので、PCとパワーアンプの間にこのバッファーアンプを入れて、ボリューム調節に使っています。今もこのアンプをつなげて音楽を聴きながらblogを書いているのですが、真空管の暖かなオレンジの灯りを見ながら音楽を聴いていると、何だか穏やかな気持ちになるから不思議です。

高校の2年になった時点で、数学と理科とはキッパリと決別した私ですが、今更ながらオームの法則とかを引っ張り出して遊んでいるというのは不思議なことです。はやり勉強というのは、目的があってこそ面白い。どうして若かった自分には、その先にある目的が見つけられなかったのか。それさえあれば数学だって理科だって最高に面白かったに違いないのに。

自分が勉強してこなかったことの言い訳をそんな風にこじつけているのですが、それでもいいじゃあないですか。勉強はいつからだってできるのです。40半ばにして電気の楽しさに気づいたって遅くないハズ。電気工作もスピーカー作りも、そしてベーグル焼くのも料理をするのも、そしてもちろん珈琲豆を焼くことだって、すべては人生を彩るための素敵なピースになってくれるのは間違いのないことなのですから。


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Posted by: toirocoffee
2ヶ月ほど前だったでしょうか、「富士フィルム」がAPSフィルムの製造を止めると言うニュースが流れました。「写真」というアウトプットを得る手段がデジタルカメラ中心になって、「いつかは・・・」と思ってはおりましたが、実際にその時が来てみると寂しい限りです。

私はAPSフィルムが大好きでした。90年代半ばに登場したこのフィルムの規格は、今までの35mmサイズのフィルムよりもかなり小さく、画質面では不利だと言われていましたが、私のようにL判サイズにしかプリントしない人間にとってはまったく問題のないもので、それよりもその「カートリッジ」に収められた特殊な形態にから得られる利便の方が、より魅力的でした。

今までは旅先でフィルムが終わると、隅っこに行ってガサゴソとカメラの裏蓋を開けて、フィルムの先端をビローンと延ばしてカメラに装着するという一連の儀式が必要だったワケですが、APSフィルムはカメラについている小さなノブを回すと小さなフタがカチャッと開いて、そこへカートリッジをポンッと放りこむだけ。アクションが簡単であるというだけではなくて、まるでオートマチックの拳銃に弾丸のカートリッジを収めるようなそのギミックに痺れました。

90年代の終わり、海外へ旅行することになって、家族旅行用のスナップカメラとして、CONTAX Tixというカメラを買いました。コンパクトカメラのクセに10万円もする(!)カメラでしたが、その単焦点レンズが写しこむ風景や家族の笑顔は、それはきれいだったものです。

しかし・・・そのカメラは3〜4年使用したら壊れてしまいました。電化製品が壊れるととりあえず分解してみる私は、そのカメラの内部に詰め込まれた電子基盤やプラスティックの小さなギアの数々を見つめて、「これは簡単に壊れるワケだ」と納得したものです。外装はメタルで格好よく仕上げてあるものの、肝心の駆動部分は、いたって普通のコンパクトカメラと何ら変わらないのですから。

それでAPSカメラの良い代替機がないかと探していたのですが、カメラのキタムラの中古品コーナーで見つけたキャノンのIXY、何と3,000円でした。すでにコンパクトカメラの主役は完全にデジタルカメラに移行しておりましたので、当たり前と言えば当たり前ですが、なにかとんでもなく素晴らしいお宝を手に入れた気分でした。

このカメラもちょっと広角よりの単焦点レンズがついていて、その写りはバツグンでした。以来数年間、我が家の家族のスナップのほとんどを、このカメラで撮影してきたのです。




すでに数年前にAPSのポジフィルムや感度100のネガフィルムが製造中止になっていて、残された感度400のAPSフィルムを大事に使ってきたのですが、今回の完全なAPSフィルムの製造中止は本当に悲しい出来事です・・・。おまけに、最後に撮影した1本をセブンイレブンに同時プリントに持ち込んだら、「8月をもってフィルムの同時プリントサービスはやめました」というお言葉。泣きっ面にハチとは、こういう時に使うのでしょう。

近隣で同時プリントを受け付けてくれる場所がなくなって、今となっては「カメラのキタムラさん」まで行かないとプリントできない。キタムラさんだって今やスキャナーでフィルムを読み込んで、そのデジタルデータを印画紙に業務用プリンターで印刷しているだけだから、これはもうデジタルカメラのデータを、家庭のインクジェットプリンターで印刷しているのとほとんど同じなのですが、同時プリントの受付を継続してくれているだけでありがたいと思わないといけません。

今後の家族のスナップ用カメラとして、35mmフィルムを使用するオリンパスのミューというカメラが手元に残っています。もちろんレンズは単焦点で写りはバツグン。フィルムがAPSより大きいために、カメラボディが厚ぼったいのが玉にキズですが、まだまだ現役で使えるカメラです。でも、35mmフィルムも入手が簡単でなくなってきているし、毎回キタムラまで行くのも面倒だし、我が家のスナップカメラもデジタルに移行する時期なのかもしれません。時代はいつも変化を続けているのですから・・・

さよなら、そしてありがとう、APSフィルム。
たくさんの家族の思い出を残してくれたことに、精一杯の感謝を込めて。