先日、お客様と写真談議に花を咲かせていたのですが、その方は「朝露」が大好きで、風光明媚なスポットへ行ったときも、ついつい朝露に濡れた葉っぱばかり撮影してしまうと笑っておられました。

他人から見て単純に見えるモノも、ある人間の視点からは宝物に見える。人間の感性が豊かだからこその不思議ですね。
そんなお話しを伺ったばかりでしたので、梅雨の合間を見て、雨滴に濡れた植物たちを・・・

イタヤモミジの葉。
このモミジは父が生前に買ってくれた木ですので、大事に育てようと思っているのですが、ある程度成長すると突然に枝が枯れてしまうということを繰り返して、なかなか大きく育ってくれません。モモジ類は突然枯れてしまうことが多く、剪定には気をつけてあげないといけない木の1つです。(つまりは、私が何も考えずにバシバシと剪定してしまうことがイケナイというワケです)



とっくに咲き終わって綿毛になっているオキナグサたちの中、なぜかしら今ごろ咲いている黄花のオキナグサ。植物の中にも、他人と同じはイヤダ!と思うはぐれモノがいるのでしょうね。