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Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
期間限定豆のお知らせです。


ワイン醸造などに用いられる嫌気性発酵をおこなうことで味・香りを高めた希少なブラジルコーヒー、セラード・ゴールデンレーズン、本日より期間限定にて販売いたします。

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一般的な発酵処理が空気に触れている状態であるのに対して、嫌気性発酵は水洗処理を行った後に、コーヒー豆を密閉した容器に詰めて発酵させます。

この嫌気性発酵(アナエロビック)処理をコーヒーにて用いるのはまだ歴史が浅く、近年ようやく市場に出てくるようになりました。まだまだコーヒーの未来は、無限大の可能性を秘めているような気がします。

口に含んだ瞬間は程よい苦みと深いコクを感じます。時間をおいてからレーズンのような甘みと酸味が口に広がって余韻となって残ります。

焼き菓子やクリーム系のケーキはもちろんのこと、フルーツ系のケーキにも意外に相性がいいかもしれません。これはまた店主自ら試してみたいと思います。


セラード・ゴールデンレーズン シティーロースト(やや深煎り)

¥700/100g にて販売中です!



Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
今日と明日、なんと日中の気温が30℃越えの予報が・・・
まだ5月ですよっ!

今日はもうアイスコーヒーをゴクリと飲んでもいいような気分。
と、いうワケで本日よりアイスコーヒー用のブレンドの販売を開始しました。

アイス用のブレンドは何が正解なのか店主自身いまだ答えが見つからない。みんないろんな淹れ方をするし、砂糖やガムシロたっぷり入れる人もいるし、ブラックはもちろん牛乳入れて飲む人もいる。なので数年おきにブレンドの内容が変わっていってしまうのです。


ここ数年は、コロンビア・スプレモをフレンチローストで焼き上げて、それにほんの僅かマンデリン・フレンチローストを加えるというのが当店のアイスコーヒー用のブレンドでありました。今年はもうちょっとマンデリン感を強めてミルクを入れた時にも負けず、ブラックでもビター感の強さをしっかりと味わえる、でも苦すぎない、そんなブレンドにしてみたつもりです。

ブラジル・No.2-S18のフルシティーロースト(深煎り)に、かなりの割合でマンデリン・フレンチローストを配合(割合は企業秘密です・・・笑)、価格も昨今の値上がり一辺倒の市場からしてみたらがんばって抑えてみたつもりです。

トイロコーヒーのアイスコーヒー・ブレンド
¥580/100g にて本日より販売です!


さっそく私のお昼ご飯もアイスコーヒーを淹れて。


200ml用の一般家庭での標準サイズのグラスに氷を6〜7分目までぎっしり入れます。グラスに直接ドリッパーをセットしたら、アイスコーヒー・ブレンド14g(細挽き)を入れます。

ヤカンからお湯を直接注ぐのは厳禁。いったんお湯をドリップポットに移します。これでお湯の温度が若干下がりますし、ゆっくりお湯を注すことができます。

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最初にちょっとだけお湯を注して蒸らすのはホットコーヒーを淹れる時と同じです。30秒ほど待ったら、ゆ〜っくりとお湯を注していきます。
膨らんだ粉の山を最後まで崩さないくらいの気持ちでゆ〜っくりお湯を注していきます。グラスの8分目くらいまでコーヒーが溜まったらOK。ドリッパーを外します。

以上が一番簡単に1人分のアイスコーヒーを作る手順。
2〜3人分一度に作る場合は、グラスではなくてサーバーに氷を入れて作ることになりますが、使う粉の量は単純に2倍・3倍と増やしていくワケではなくて、ちょっとずつ減らしていくように。2人分で25g前後、3人分で30g前後が目安。

ホットコーヒー用と同じくらいの粉の目安でいいのですが、濃く淹れてあげるために、細挽きにすること、お湯をゆっくりと粉全体に浸透させて抽出する、などに気を配る必要があります。

それぞれご家庭で使っているグラスの大きさも、お好みの濃さも異なりますので、そこら辺は使う粉の量を調整して自分好みの抽出方法を見つけてください。もちろん水出しで淹れても美味しいですし、氷を使わずにサーバーに落として、それをゆっくり冷ましてから冷蔵庫で冷やしても美味しいですヨ。


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今日のランチはアイスコーヒーを楽しみつつ、プレートにはフルーツも添えて、夏っぽい雰囲気でいただきました。
でも、もうちょっと新緑の爽やかな季節を楽しみたいですね。