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Category: 一般
Posted by: toirocoffee
先日、塩尻市役所吉田支所にて、「珈琲時間を楽しむ」と題した市民講座の講師を務めさせていただきました。

市民タイムスさんの新聞紙上にて募集を発表させていただいたため、きっと幅広い年齢のいろんな方がお見えになるんだろうな・・・と考えて緊張してしておりましたが、講座が始まってからはいつものペースで、相変わらず実習の時間が足りなくなるくらいにしゃべらせていただきました。参加していただいた皆様にも楽しんでいただけたようで、ホッといたしました。

本日(5/31号)の市民タイムス紙上に、その時の模様がちょっとだけ紹介されておりますので、ご興味のある方は記事を探してみてくださいネ。


珈琲の美味しい淹れ方を習いにきたのだから、それ以外の珈琲豆のウンチクなんて聞きたくないヨ、なんて思う方もいるかもしれません。しかし、珈琲の実の種子を煎じて砕いて、それで濾過したお湯を飲むなんて、なんて不思議な飲み物なんだろうと私は思うわけです。そんな不思議な飲み物を作り出す珈琲豆。その豆のいろんな知識を知っているのと知らないのでは、コーヒーという飲み物の味を体感できるレベルにも、ぐっと差がつくのだと私は考えています。

そんな思いもありまして、これからも講座等で講師を務めさせていただく時は、相も変らぬおしゃべりがヒートアップすることと思われますので、何かのご縁で私の講習会に参加される方は、その辺をご理解の上、覚悟の上(笑)ご参加していただければ幸いです!


05/21: Gold Ring

Category: 一般
Posted by: toirocoffee
宇宙の営みが起こす奇跡の瞬間。
金環日食に列島が沸きました。

ここ塩尻市の北部は、リング状に日食が見られる限界点。
どのように見ることができるのか不安でしたが、ギリギリ環状を確認できた感じでしょうか。



しかし、限界点だからこそ観測できる珍しい現象も。
「ベイリー・ビーズ」といって、一番細いリングの部分がビーズ状に欠けて見えるというものだそうです。

全国版のニュースでも、塩尻市からの日食の映像が放映されていたりして、限界点ならではの珍しい体験もさせていただいたワケですが、でもやっぱり、きれいなリング状の金環日食の方が気持ちいいよナ・・・と、胸中は複雑なのでありました。


05/14: 笑える!

Category: 一般
Posted by: toirocoffee
何が笑えたかと言うと、三谷幸喜さんが監督された映画、「ステキな金縛り」です。DVDのレンタルが開始されたということなので、先日、家族で鑑賞しました。

内容はと言うと、ある殺人事件の容疑者とされた男性が、犯行があったとされる夜に自分は金縛りにあっていて身動きがとれなかったと主張し、それを立証するために、金縛りの時に容疑者に馬乗りになっていた「落ち武者の幽霊」に証人として法廷で証言してもらう・・・という何とも奇想天外なストーリーです。

主演である弁護士役の深津絵里さんと、幽霊役の西田敏行さんの演技が面白いのは言うまでもないのですが、検事役の中井貴一さんが最高に面白い。「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」などの作品での真面目な役作りもハマル役者さんですが、ちょっと3枚目が入った演技は最高に面白いですね。

TVドラマでも、2008年放映の倉本聰さん脚本による「風のガーデン」や、つい先日まで放映されていた「最後から2番目の恋」など、見事なハマリ役だと思いました。個人的には男性の俳優さんの中では一番好きな役者さんです。

「金縛り」と言えば、私は今までの人生の中で、2度ほど金縛りを体験しています。体が寝ている状態なのに、脳が活動している時、体が動かないことを脳が何とか説明づけるために起きる現象が「金縛り」で、これは科学的な実験によって、誰にでも再現可能なのだそうです。

そうは言っても、実際に金縛りにあった時は、生きた心地がしませんでした。私の場合、部屋の扉から侵入してきた何者かに馬乗りになられ、おまけに顔をベロっとされましたから・・・(笑)。きっとホラー映画に出てくる「貞子」を、私の脳は金縛りのイメージとして描き出してしまったのでしょう。まあ、落ち武者に馬乗りになられるのも、かなり怖いと思いますけど。

でも、先日は愉快な夢もみました。
なぜかロープをつかんで上へ登って行くというワケのわからない競技に参加していた私は、ぶっちぎりで優勝してしまい、あまりの興奮のあまりに「ヤッター!ヤッター!ヤッター!」と大声で連呼するのですが、思うように声が出ない・・・。

そこで妻に起こされたました。
真夜中にとなりのベッドで唸っているダンナをあわてて起こしたというワケなのですが、そこで私は瞬時に変な夢を見ていたのだと理解し、あまりの滑稽さに笑い始めたのです。唸るダンナを起こしたら、ダンナは突然ゲラゲラとわ笑いだした・・・。ある意味ホラーな出来事であります。

私の夢の話しはともかく、「素敵な金縛り」は本当に面白い映画ですから、劇場で観なかったという方は、ぜひともDVDを借りて観てみてください。


映画とはまったく関係ありませんが、庭のエビネの花であります。




05/01: 10年目へ

Category: 一般
Posted by: toirocoffee
9年前の今日、十色珈琲はスタート地点に立ちました。
あれから9年。
気が付けばもう10年目に突入です。

現状から抜け出したい。何かをやらなければならない。そんな思いの中でもがいてたどり着いたこのお店。焦る気持ちとは裏腹に、牛歩のごとく進む日々。その積み重ねも、気が付けば9年間という歳月になっていました。

10年目に入るからといって、特に目新しいことをはじめる予定もなく、相変わらずひっそりとした珈琲豆屋なわけでありますが、もう少しお店らしい店構え(?)にしようカナ?なんて考えていたりもします。いや、大きなコトではなくて、ちょっと業者さんに入ってもらって、チョコっとしたお色直し程度のことなのですが。

何せ、自ら設置した枕木を使った階段だとか、強引に板を貼り付けたようなフェンスだとか、よくもこれでお客様を迎え入れることができるものだと、我ながらあきれてしまうようなお店なのですから。

店をはじめた時に考えた店の雰囲気。それは「10年経っても褪せない店づくり」。それは流行の内装や気の効いた店構えでもないけれど、10年経っても同じ雰囲気のままのお店であり続けたいと思ったのです。結果、ほとんど手作り感満載の店ですから、笑ってしまうくらい開店当初と何も変わっていないですが・・・。

そんなワケで、当店も10年目に入りましたが、今まで通りのマイペースでやって行こうと思っております!10年目も何卒よろしくお願いいたします。




4月の中旬に、突然土から現れた見慣れぬ新芽。しばらく考えて、昨年ここにタイツリソウを植えたことを思い出しました。予期せぬ再会は嬉しいものです。

太公望が垂らした竿の先には、今年もたくさんの鯛が釣れたようで・・・