安曇野が舞台のNHKのTVドラマ「おひさま」がいよいよ佳境に入ってきました。

松本から安曇野に引っ越してきた主人公の陽子とその家族たちは、安曇野に新しい「蕎麦屋」を開くことを決意します。せっかくだからお店の名前は新しくしようということで、渡辺美佐子さん演じる祖母にお店の名前をつけてもらうことに・・・。

そして決まった蕎麦屋の名前が最高にいいのです。
「百白花」と書いて「ひゃくびゃっか」と読みます。白花は蕎麦の花をイメージしていて、百はたくさんのお客様に来て欲しいという思いをこめて付けたのだとか。

そして私が最高に「イイ!」と思ったのは、「百だから良いのです。千や万を欲張ってはいけません」という内容。大消費時代に街中に溢れたチェーン店の数々。みんな千や万をも取り込もうと必死です。

私たち個人商店は百以上のことはできません。でも、その百で成り立つ店だからこそ、その百のありがたさを誰よりも知るのです。

さあ、素晴らしい百のつながりができるよう、私も日々精進しなくては!
(十色珈琲は「百」でも欲張り過ぎで、やっぱり「十」くらいが合っていたりして・・・)


お盆過ぎの冷え込みはどこへやら、厳しい残暑が続いています。
今更ながら「そうめん」を作ってはせっせと食べている私です。

今日は、玉子のココットとオクラとワカメ、そしてトマトをトッピング。例のごとく、思いつきで作っては無国籍の摩訶不思議な料理を食べているワケなのです・・・



このそうめんに付いてきたダシ、ツユではなくて何とジュレ!TVコマーシャルで「ポン酢がジュレになって美味しい」とかいうやつを最近よく目にしていたのですが、まさかそうめんのツユまで・・・。「そうめんは日本の素晴らしい食文化なんだから、いくらんなんでもジュレはないでしょう」とブツブツ言いながらも美味しくいただきました。でも、やっぱり普通のツユの方がどう考えても美味しい・・・