05/18: BASEのランチコースを堪能する
Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
今月の第三金曜日は定休日でしたので、木祖村にあるイタリアン・レストラン BASE(バーゼ)さんのランチをいただきに行ってきました。
数日前が私たち夫婦の結婚記念日だったので、そのお祝いを兼ねて、奮発してランチのフルコースをいただくことにしました。
最初に出てきたのは、地鶏のハムとベリーのサブレ仕立て。塩味と甘味が混ざり合って、これから始まる素晴らしいコース料理の始まりを予感させるとともに、俄然食欲が増してくるような、そんな一皿。

前菜は旬のアスパラのソテーと卵のオーブン焼き。バーゼさんは必ず旬のものを料理に入れてくださるので、今回はアスパラが出るかも・・・と予想していたのでした。やはり旬の味は格別です。

卵の白身をメレンゲ状にして、それに黄身を落としこんでオーブンで焼きあげた一皿は、以前にもいただいたことがあったのですが、この食感がとてもユニーク。シンプルな食材が料理人の手でまったく違う形に変わるのは本当に不思議なことです。

ふわふわの白身を割ってみると、中からとろ〜りと黄身が溢れてきます。御嶽の平飼い鳥の卵だということで、味もコクがあってアスパラととても合っていました。
パスタの一皿目は、清水牧場さんのフレッシュチーズを包み込んだラビオリ。これはバーゼさんの定番。これを食べないことにはバーゼさんを語れません。今回はアサツキの味がアクセントで効いていました。

パスタの二皿目は、自家製パンチェッタとそら豆のカヴァッテッリ。初めて食べる独特な型をしたパスタでしたが、噛み応えがあってもちもちしていてとても美味しいです。パンチェッタの強めの塩味がそら豆とちょうどいいバランスで、先ほどのラビオリとは好対照で楽しめました。

そしてメインの肉料理は牛頬肉の赤ワイン煮込み。美しく煮込まれた頬肉が、丁寧に裏漉しされたマッシュポテトの上に乗せられてテーブルへやってきました。

数時間は煮込んだであろうそれは、もう口に入れた途端に崩れていきます。マッシュポテトが牛肉と赤ワインの強いコクをちょうどいい塩梅に中和してくれて、一緒に口に運べばとてもさっぱりといただける一品でした。
もうお腹いっぱいでしたが、当然ドルチェは別腹・・・ということで、私はバーゼさんの定番、清水牧場さんのクワルクチーズを包み込んだクレープにバニラアイスを添えたものを。

妻がオーダーしたのは、チョコレートとベリーソースのトルタにキャラメルアイスを添えたもの。トルタは温めて供されます。フランス菓子でいうところのフォンダン・ショコラのようなケーキです。

これらのドルチェをいただきながら、濃厚なコーヒーエキスを絞り出した苦いエスプレッソを口に流し込んでコースは終了です。
静寂に包まれたやぶはらの空気の中、ゆったりとした空間でいただくここでしか味わうことの出来ない料理。週末にはこの場所を求めてたくさんのお客様が都会からわざわざやってくるというのもうなずけるというものです。
年に一度くらいはこんな贅沢な時間を過ごしたいね・・・と、妻と話しあった休日のひと時でした。
バーゼさん、ご馳走様でした!
数日前が私たち夫婦の結婚記念日だったので、そのお祝いを兼ねて、奮発してランチのフルコースをいただくことにしました。
最初に出てきたのは、地鶏のハムとベリーのサブレ仕立て。塩味と甘味が混ざり合って、これから始まる素晴らしいコース料理の始まりを予感させるとともに、俄然食欲が増してくるような、そんな一皿。

前菜は旬のアスパラのソテーと卵のオーブン焼き。バーゼさんは必ず旬のものを料理に入れてくださるので、今回はアスパラが出るかも・・・と予想していたのでした。やはり旬の味は格別です。

卵の白身をメレンゲ状にして、それに黄身を落としこんでオーブンで焼きあげた一皿は、以前にもいただいたことがあったのですが、この食感がとてもユニーク。シンプルな食材が料理人の手でまったく違う形に変わるのは本当に不思議なことです。

ふわふわの白身を割ってみると、中からとろ〜りと黄身が溢れてきます。御嶽の平飼い鳥の卵だということで、味もコクがあってアスパラととても合っていました。
パスタの一皿目は、清水牧場さんのフレッシュチーズを包み込んだラビオリ。これはバーゼさんの定番。これを食べないことにはバーゼさんを語れません。今回はアサツキの味がアクセントで効いていました。

パスタの二皿目は、自家製パンチェッタとそら豆のカヴァッテッリ。初めて食べる独特な型をしたパスタでしたが、噛み応えがあってもちもちしていてとても美味しいです。パンチェッタの強めの塩味がそら豆とちょうどいいバランスで、先ほどのラビオリとは好対照で楽しめました。

そしてメインの肉料理は牛頬肉の赤ワイン煮込み。美しく煮込まれた頬肉が、丁寧に裏漉しされたマッシュポテトの上に乗せられてテーブルへやってきました。

数時間は煮込んだであろうそれは、もう口に入れた途端に崩れていきます。マッシュポテトが牛肉と赤ワインの強いコクをちょうどいい塩梅に中和してくれて、一緒に口に運べばとてもさっぱりといただける一品でした。
もうお腹いっぱいでしたが、当然ドルチェは別腹・・・ということで、私はバーゼさんの定番、清水牧場さんのクワルクチーズを包み込んだクレープにバニラアイスを添えたものを。

妻がオーダーしたのは、チョコレートとベリーソースのトルタにキャラメルアイスを添えたもの。トルタは温めて供されます。フランス菓子でいうところのフォンダン・ショコラのようなケーキです。

これらのドルチェをいただきながら、濃厚なコーヒーエキスを絞り出した苦いエスプレッソを口に流し込んでコースは終了です。
静寂に包まれたやぶはらの空気の中、ゆったりとした空間でいただくここでしか味わうことの出来ない料理。週末にはこの場所を求めてたくさんのお客様が都会からわざわざやってくるというのもうなずけるというものです。
年に一度くらいはこんな贅沢な時間を過ごしたいね・・・と、妻と話しあった休日のひと時でした。
バーゼさん、ご馳走様でした!