昨年のこの時期、お客様のOさんが「梅がたくさん採れすぎるので処分している」という話しをされていました。それを聞いた私は、「捨てるくらいなら分けてください!」なんて冗談半分で言っておりました。そうしたらOさん、その話しを覚えていてくれたそうで、今年はたくさんの梅の実を届けてくださいました。しかも我が家では梅ジュースにすると伝えたら、「それならば完熟のものの方がいいでしょう」と、わざわざ収穫の時期をずらして、熟した梅の実を届けてくださいました。感激です!

今までは青梅でしか梅ジュースを作ったことがありません。熟した梅の実は、いかにも美味しそうな甘い臭いを発散していて、さぞかし美味しいジュースができるだとうと、ワクワクしながら妻と一緒にビン詰めしました。梅の実は簡単に水洗いして、数日間冷凍庫で凍らせておきました。これに果糖と若干の酢を加えれば仕込み完了。あとは10日間ほど冷暗所で寝かしておくだけです。

10日ほど経過したら、このジュースの原液をグラスに若干量入れて、そこに炭酸水を注いで割ります。ちょっとばかりの氷を浮かべれば、これはもう大人も子どもも病みつきになる「梅ジュース」の完成となります。10日後が楽しみです!