前回に続いてLPレコードのお話しを。

先日立ち寄らせていただいた中古レコードのお店を紹介してくれたTさん。私よりかなりご年配のお客様なのですが、私もTさんも音楽が好きだということで、お話しさせていただく内容はもっぱらレコード盤のことかFM放送のことばかり。いつも同じ話題であっても話しが尽きることがないというのは、何とも不思議なものです。

そのTさんが、「70年代のレコードは良かったなあ」「マーサ三宅なんてそりゃあ良かったヨ」なんておっしゃるので、すぐに影響されてしまう私は、さっそくマーサ三宅さんのLPレコードを中古で探し出してきたのでした。

1970年のレコードですから、私が4歳の時の盤です。しかし、保存状態が良かったらしく、まったくもってきれいな盤です。そっと針を落とせば、今から40年近く前の空気が眼前に浮かび上がりました。

デジタル録音の現代の音よりも、40年前のジャズのアナログ音源の方がいい音しているんでは?



ビクターのシンボルだったワンちゃん「ニッパー君」のデザインがとても懐かしい・・・。やはり私は昭和の人間なのでありました。