前回、普通に煮詰める方法で作ったら、水分があまりに少なくなってしまったので、今回はまったく違うアプローチをしてみました。

水分を減らさないようにしたければ、水分を逃がさなければいいワケですから、今回は鍋のフタをしたままで煮ていきます。煮立ったら火を止めて放置するということを3回ほど繰り返して、12時間かけて煮詰めました。

柔らかく仕上げるために、今回は皮は剥いて。剥いた皮はリンゴの量の1割の水で、別に煮立てます。鮮やかな赤い煮汁ができますので、これをリンゴを煮ている鍋へ。砂糖はリンゴの量の3割ほど使用しました。



水分を蒸発させず、さらに皮を煮た煮汁を足したことで、ビシャビシャな仕上がりになることを心配しましたが、仕上がりはバッチリでした。リンゴが持つ天然の凝固成分「ペクチン」のチカラは偉大です。
今回はクチ一杯まで詰めたビンが3つできました!