明日はバレンタインデー。
いったいこの日、いくつの恋が成就することでしょうネ。

さてさて、我が家の子どもたちは友達同士でチョコーレートを交換し合う「友チョコ」のことで頭が一杯で、我が家で唯一の男性である私のことなどまったく眼中に無い様子・・・。ちょっぴり寂しいですが、これが悲しい現実であります。そこで妻が気を利かせてくれて、家族全員でチョコレート三昧にしてしまいましょうということで、甘い甘い「チョコレート・フォンデュ」大会を開催したのでありました。



チョコレート・フォンデュをやるならば、それに便乗させてもらって、どうしてもやってみたかったことが1つ。それはベーグルをチョコレート・ディップすること。これは張り切らねばと、昨夜から生地の仕込みに取り掛かりました。

私のベーグルの焼き色が今ひとつしっくりこない原因として、1つ思い当たることがありました。それは使用している小麦粉。今までは長野県産の強力粉「ユメアサヒ」で焼いていたのですが、この粉は焼き色がそれほど鮮やかに出ないことを食パンで経験済みでした。そこで今回は我が家にストックしてあった北海道産小麦粉を使用してみることに。更には「低温発酵」も試してみることにしました。

昨晩のうちに生地をこねて成型まで済ませておいたものを、発砲スチロールの箱に入れて、我が家の寒〜い玄関付近の廊下に置いておきました。使用したドライイーストは、粉300gに対して1gのみ。今日のお昼まで14時間(!)かけてじっくりと発酵させました。



結果はすこぶる良好。焼き色もまあまあだし、何よりも食べたときのもっちり感が今までとは違います。粉が違えば仕上がりもいろいろ。これからもいろんな粉に挑戦して、それぞれの粉の特徴を引き出せるようになりたいと思ったのでありました。そして、焼きあがったベーグルにチョコレートをたっぷりとかけて・・・



美味しそうでしょう?実際とても美味しかったです。もちろんコーヒーはサーバーにたっぷりと淹れて、ガブガブといただきました。美味しいコーヒーがあってこそ、チョコレート・フォンデュも本領を発揮するというものです。ベーグルの他にイチゴとバナナでチョコレート・フォンデュを楽しんだのですが、さすがに食べ終える頃には鼻がむずむずしてきました。頻繁に食べるのはさすがにどうかな?とも思いますが、年に数回、今日みたいに家族全員でワイワイと楽しむのも悪くないですね。