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06/19: ササユリ

Category: 植物
Posted by: toirocoffee
梅雨の合間に花を咲かせた我が家のササユリ。



願わくば、来年も再来年も、その可憐な姿を見せて欲しいと思うのです。


06/15: 誕生前夜

Category: 植物
Posted by: toirocoffee
気がつけば、我が家の庭にいくつかあったユリの株がほとんどなくなってしまいました。数年前のそんな時、母が「山野草展」に行くというので、「ユリ系の花でいいヤツがあったら買ってきてヨ」と頼んでみました。そして母が大事そうに抱えてきた株が「ササユリ」でした。

「ササユリ」は花が咲くまでに数年かかる上に、同じ場所で栽培し続けるのが困難な植物とのこと。そんな気難しい「ササユリ」を早々に地植えにしたら、案の定、翌年は花芽が付きませんでした。

そんなワケで、半ばあきらめていたのですが、今年出てきた新芽に、いつの間にか花芽がついていたのです。それを発見した時の嬉しさといったら・・・。



我が家のササユリも、いつ絶えてしまうかわかりません。
あと何回見られるかわからないその可憐な花を、しっかりと自分の目に焼き付けたいと思いつつ、日々大きく膨らんでくるその蕾を見つめるのです。


Category: 植物
Posted by: toirocoffee
梅雨の合間に満開となった我が家のエゴノキの花。
その花が庭中を芳醇な香りで満たすと、毎年やってくる数匹のクマバチたち。
「やあ、また会えたね」と、1年ぶりの再会を喜ぶのでした。




一昨日、高校時代の同窓生数人で集まりました。
「年に一度の高校OB全体の同窓会があって、そのあとで自分たちの学年の数人だけで飲むんだけど、よかったら来ない?」と誘ってくれたのは、当店のお客様でもあるY女史。いつもは出不精の私ですが、今回はワケあってその集まりに参加してきました。

一昨年、高校OB全体の同窓会の幹事を、私たちの学年が受け持つことになりました。その時に私にも「手伝ってくれない?」という声が掛かったのですが、なんだかんだと理由をつけてその誘いを断ってしまったのでした。

その後、Y女史が和服姿で司会した話しだとか、他の同級生たちが皆で協力してがんばって同窓会を盛況のうちに終えた話しなどを伝え聞くうちに、自分のとった判断のあまりにも冷たかったことを後悔して、何となくモヤモヤしたまま2年間を過ごしてきたのです。

そこへ今回のお誘い。
私たちの学年の同窓会長を務めているS氏も、2年前に私を熱心に誘ってくれたK氏も、2人ともその飲み会に来るというので、この機会にあの時の非礼を詫びようと思い立ち、その会へ参加することにしたのでした。


非情な態度をとってしまった私を、S氏をはじめとした仲間たちは笑って許してくれました。1年経って花が咲けば忘れずにやってくるハチとは違って、1年経っても昔の仲間たちが自分を誘ってくれるという保証はどこにもありません。何年もかけて培ってきたはずの友情も、失うときは一瞬で失ってしまうのです。

今年も我が家の庭を訪れてくれたクマバチの姿を追いながら、私を暖かく迎えてくれた友たちを思い出し、そして感謝したのです。


06/03: 紫蘭

Category: 植物
Posted by: toirocoffee
数年前に1株だけ植えた紫蘭。



その後どんどん株数が増えてきて、予期せぬ場所から芽が出てきたりして大変です。最初の頃は、株が増えて出てくると無邪気に喜んでいたのですが、最近はちょっと迷惑顔な私なのでした。

その他にもスズランなんかもそうですが、地下茎が伸びていって株を増やしていくタイプの植物は、放任しておくとエライ騒ぎになってしまいます。

そうそう、そんな地下茎で増えるタイプの植物の代表格が「ミョウガ」。

ちょっと刻んで浅漬けのキュウリやナスと和えたり、そうめんの薬味にもぴったりなのですが、そのあまりの繁殖ぶりに、「このままでは我が家の庭が乗っ取られてしまう!」という恐怖感が芽生えてきまして、ついには全部掘り起こしてしまいました・・・。(これがまた大変でした)

今年は「ミョウガ」なしの夏になりそうです。