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Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
毎朝の我が家の朝食用の食パンを、いくら自分で焼いているとはいえ、お手本となるような美味しい食パンを常日頃食べていないと「出来・不出来」の比較のしようもない。そんなワケで今日も「松川パン商店」さんへ角食パンを買いに行きました。

ついでに今日のおやつでも・・・と思ってパンが並ぶカウンターを見渡すと、前回はなかった新作がいっぱい並んでいて、どれを買うべきか、しばしカウンターの前で呆然としてしまうのでありました。そんな状況の中から選び出した本日のおやつ、その名は「小豆とスイートポテト」です。



小ぶりなキューブ型に焼き上げられたパンの上面には、かわいい小豆たちが顔を出していて、粉砂糖が振りかけてあります。松川さんは、なるべく「地産地消」を心がけていらっしゃるとのことで、このパンに使われている小豆は内田産のものを使っているそうです。当店からも車で5分くらいの場所で採れた小豆が、こうやって自分の口に入るというのは、何とも不思議なものであります。

外から見ても美味しそうなこのパンですが、カットしてみると更に美味しそうな姿へと変貌いたします。商品名からもわかるように、中にはスイートポテトが入っています。パンの生地と、ポテトの黄色のコントラストが何とも食欲をそそるではありませんか。これはもうパンと言うよりは、もはやスイーツと呼んだ方が合っているくらいです。



今日は当店の新作「モカ・ブレンド」と合わせていただきました。甘く炊き上げた小豆だったら苦味の強いブラジル豆などと合わせていただいた方が相性は良いですが、松川さんの「小豆とスイートポテト」は素材の甘み重視のようで、ほのかな甘みの優しい味わいのパンでした。おかげでモカの甘みを消してしまうようなこともなくて、なかなか良い感じでコラボレートできたと思います。
松川さん、素敵なパンをご馳走さまでした。


11/17: 再会

Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
いつもいろんな食材の話題を提供してくれるHさん。そんなHさんが「子どもが輝く食育ネットワーク松本」から松本産の小麦粉「ユメアサヒ」を届けてくれたのが1年前。そして1年経って、再びHさんが「ユメアサヒ」を我が家に届けてくれました!

昨年の今ごろは、まだ食パンを焼き始めて半年。試行錯誤の真っ只中で、失敗作品を数限りなく量産していた時期でした。でも、今年は違いますヨ!いくら牛歩のごとくとは言え、こちらだってきちんと進歩しているのですから。1年振りの再会を喜ぶ間もなく、さっそく食パン君に変身してもらうことにしましょう。



水は少な目にした方が良いという情報をあらかじめ聞いておりましたので、小麦粉380gに対して280mlの水(そのうち100mlは牛乳)を加えました。最近は寒さが厳しくなってきて、生地が全然発酵しませんので、ドライイーストはいつもより多めの3.5gです。ちょっとオーブンへ投入するタイミングを誤ってしまい、生地が少しだけパン型とフタの間からはみ出してしまいましたが、ギリギリセーフでしょうか。



さっそくトーストにして今朝の食卓へ登場願いました。う〜ん、小麦の味がしっかりして美味です。北海道産小麦粉vs.信州産小麦粉で、しばらくの間は楽しませてもらえそうです。Hさん、今年もすばらしい粉を届けてくれてありがとうございました!感謝。

Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
パティスリー&カフェ「ICHiE」さんが、クリスマス・ケーキの予約を受付け開始しました。

2000年に長野県にUターンしてきて初めて迎えたクリスマスは、何も考えずに大手のメジャーなお店のケーキを注文したのですが、そのあまりに「真心」のない内容に愕然とし、「これからは絶対に大きなお店ではクリスマス・ケーキは買わないゾ!」と心に誓った私でありますが、昨年「ICHiE」さんがこの塩尻にオープンしてからは、まったくもって幸せなクリスマスを迎えさせていただくことができております。

「ICHiE」さんから今年のクリスマス・ケーキの詳細が届けられたので、気が早いような気もしましたが、さっそくケーキを注文してきました。我が家で注文したのは「トゥー・ショコラ」。フランス語で「全部チョコレート」という意味だそうです。

私がこのケーキに決めたのは2つの理由から。
・「ICHiE」さんだからこそできるオリジナリティーのあるケーキがいい
・コーヒーに一番相性が良さそうなもの
上記のような理由から、「全部チョコ」君を指名させていただいたという次第です。



たった1人のパティシエールの手から作り出される味の結晶。そんなケーキも、大手のケーキも値段はそんなに変わらない。美味しくいただいた感謝を渡すのであれば、より真心を込めて作ってくれた方へお渡ししたい。ほんの数年前まで、そんな簡単な理由さえ見つけることができなかったなんて、悔しい限りです。

いくらダンナ様のアシストがあるとはいえ、基本的にはICHiEのパティシエールであるYasumiさんが一人でケーキを作るワケですから(きっと今年も徹夜でしょうネ・・・)、提供できる数には限りがあるとのこと。ご予約希望の方はお早めに。
(当店にチラシがございますので、気になる方はお声を掛けてくださいネ)


Category: 食べ物
Posted by: toirocoffee
昨晩焼いた北海道産小麦粉の角食パンがはやく食べたくて、今日は妻よりも先に起きて私が朝食作りを。「これが毎日だったらいいのにネ」と、妻は言うのですが・・・。

肝心の食パンですが、もちもち感があって美味しい!
粉を変えたり、他の材料の量を変えたり、ちょっとしたことで少しでも味って向上していくものですね。「もうこの辺でいいだろう」と、自分自身で限界を作ってしまうことが向上していくための伸びしろをきっとダメにしてしまう。たった指先数センチ分の前進であっても、それが前進であることは変わらないのですから。




「粉の産地が変わるだけで、そんなにパンの食感が変わるの?」とお思いの方も多いことでしょう。そんな方には「松川パン商店」の松川さんが焼く角食パンを食べてみてもらいたい。北海道産の小麦粉を100%使って、なんと油脂には発酵バター(!)を使用するというコダワリよう。ショートニングやマーガリンを使った角食パンとは一線を画す味わいです。

きっと松川さんも、たった数センチの前進のために、日々もがいているに違いありません。ウチも負けてはいられません!少しでも美味しいコーヒーのために前進していきたいと思います。