今日は当店のコーヒーをご使用いただいている某所へ配達に出かけました。
妻が「ついでに買い物してきて」というので、帰りみちに松本のローカルスーパー「デリシア」に立ち寄りました。

買い物をしていると♪ピンポーンという音とともに館内放送が。
「現在システムの故障により、クレジットカードが使えません。お会計は現金払いのみとなります」とのこと。

!!!財布には千円札と小銭がちょっと。
どうしよう〜と思いつつもPayPay払いなら対応してるかも?と淡い期待をしてレジへ向かいます。

レジでPayPayの利用の可否を訊ねると、「使ってみないとわかりません」という何ともチャレンジャブルなお応え。
うむむ・・・カゴの中には松本市のPayPayキャンペーンでの30%還元を見込んでの三千円相当の買い物が入っています(1回の還元の最大が千円なので、三千円前後の買い物が一番お得)。ここで引き下がるわけにはいきません。

「チャレンジします!」と私。
何だか某クイズ番組でみのもんたさんに告げているかのようなその言葉に苦笑いしつつ、ポケットからスマホを取り出し、レジ係の女性にスキャンしてもらうと・・・・
無事に会計完了!ヨカッタ〜と私のレジの女性も互いに見つめ合いながらにっこりほほ笑んだのでありました。

午後になってネットニュースをチェックしていたら、PayPayのシステム障害はAWS(Amazon Web Service)の障害によるものだということが判明したとか。

ようは会計時のデータのやり取りの一部を、アマゾンが提供するクラウドサービス(AWS)、つまりは遠隔地で管理しているデータサーバー(コンピュータ)で運用していて、そのデータサーバーに障害があったということらしい。

先日も東証の取引きがサーバーの障害で終日止まってしまったばかりだし、やはりコンピュータというヤツは100%信用してはならないものだと改めて認識した次第です。ある程度の現金は必ず持ち歩くのが鉄則ですね。


当店はキャッシュレスサービスに対応しておりません。
現在松本市が実施してるPayPay支払いでの30%還元と同様のサービスを塩尻市も始めるとなると考えなくてはならないな・・・とは思うのですが、結局は最終的にPayPayに手数料を納めるということになるので(今現在は無料らしいですが)そこまでしてこの仕組みを導入すべきなのかなあと、ちょっと悩ましい最近なのです。

しかし、間違いなく世の中はキャッシュレスに移行していくでしょう。
日本は外国と違ってクレカの利用率も高くないということでしたが、PayPayやその他のキャッシュレスサービス会社が提供するポイントサービスは、庶民にとってはばかにできない額です。もっともこのようなキャンペーンが永遠に続くとも思えませんので、その時に本当にこの仕組みが文化として根付くかが分かれ道といえそうです。

政府のマイナポイント事業もそうですが、キャッシュレスサービスを利用しないと損をしますよ・・・(というか得を得られない)・・・という流れは当分続きそうです。

う〜ん、どうしようかな。
悩ましいなあ。