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06/28:

Category: 植物
Posted by: toirocoffee
ヤマアジサイの花には様々な色があるのですが、私がとりわけ気に入っているのが、赤いガクを持つ「くれない(紅)」という品種です。花が開いたばかりの時は、ガクは白色をしているのですが、日に日に赤く「紅」に染まっていくのです。



このアジサイがもっと庭のいろんなところにあったらいいな・・・と思って、昨年は「挿し木」にしてみました。枝先から15cmほど切り取ったものを、土に挿しておくだけで、かんたんに株を増やしていくことができます。アジサイは挿し木で簡単に増やせることは聞いていましたが、実際にやってみてみると、翌年にはもう花が咲いたことに驚いた次第です。

ちなみに昨年は、挿し木が難しいと言われている「もみじ」にも挑戦してみたのですが、こちらは案の定まったくダメでした・・・。


Category: 植物
Posted by: toirocoffee
梅雨時の陰鬱な空に、ひと時だけ晴れ間が覗く昼下がり。
そんな時、ヤマアジサイの花に、ちょっとだけ救われた気持ちになるのです。




06/16: 雨滴

Category: 植物
Posted by: toirocoffee
先日、お客様と写真談議に花を咲かせていたのですが、その方は「朝露」が大好きで、風光明媚なスポットへ行ったときも、ついつい朝露に濡れた葉っぱばかり撮影してしまうと笑っておられました。

他人から見て単純に見えるモノも、ある人間の視点からは宝物に見える。人間の感性が豊かだからこその不思議ですね。
そんなお話しを伺ったばかりでしたので、梅雨の合間を見て、雨滴に濡れた植物たちを・・・

イタヤモミジの葉。
このモミジは父が生前に買ってくれた木ですので、大事に育てようと思っているのですが、ある程度成長すると突然に枝が枯れてしまうということを繰り返して、なかなか大きく育ってくれません。モモジ類は突然枯れてしまうことが多く、剪定には気をつけてあげないといけない木の1つです。(つまりは、私が何も考えずにバシバシと剪定してしまうことがイケナイというワケです)



とっくに咲き終わって綿毛になっているオキナグサたちの中、なぜかしら今ごろ咲いている黄花のオキナグサ。植物の中にも、他人と同じはイヤダ!と思うはぐれモノがいるのでしょうね。




06/15: 京カノコ

Category: 植物
Posted by: toirocoffee
京カノコの花が完全に開く前の、つぶつぶとした佇まいが気に入っています。




Category: 植物
Posted by: toirocoffee
人間は弱い動物である。
ちょっとしたことで裏切られたと感じてしまったり、傷ついたり。
もっと心の広い人間になれたなら・・・と思う日々。

でも、植物は人を裏切らない。
だから今日も、そして明日も、その目映いばかりの光線を浴びた花達を慈しむのです。




Category: 植物
Posted by: toirocoffee
常に寄り添い生きることをインプットされた遺伝子。
来年も再来年も、ずっと2つの花が咲いていくのです。
とっても単純なことかも知れないけれど、何だか不思議だなあ。




Category: 植物
Posted by: toirocoffee
エゴノキの花がほぼ満開になり、庭へ出るとジャスミンのような花の香りが漂ってくるようになりました。そして私はエゴノキの花が咲くと、毎年同じようにやってくる、その来訪者を待つのです。

庭に朝日が差し込むとともに、今年も彼らがやってきました。昔はその羽音を聞くだけで怖くて仕方なかったのに、毎年やってくるその律儀さには感服することしきりで、気がつけばいつの間にか、その来訪を楽しみにしている自分がいるのでした。



今年も来てくれてありがとう。
来年も待っているぞ、クマバチよ!