Category: 珈琲豆情報
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毎年、ちょっと贅沢な珈琲豆をお届けしている十色珈琲の12月の限定販売豆。
今年の珈琲豆は・・・

タンザニア・アカシアヒルズ・ゲイシャ
ハイロースト(中煎り)


近年、高級珈琲豆といえば・・・そう、ゲイシャ種です。エチオピアで偶発的に見つかった品種ですが、パナマやコロンビアなどに広がるとその圧倒的なクリーンな味わいから、あっという間にコーヒー界の頂点へと上りつめてしまいました。

今では様々な国で栽培されているゲイシャ種ですが、今回当店で販売させていただくのはタンザニア・ンゴロンゴロ地区産のゲイシャ。タンザニアのゲイシャってどんななのかな?とちょっとだけサンプルを仕入れて試飲してみたのですが、その味わいにはびっくりいたしました。



生豆はAB規格でちょっと小さめ。でも小さい分ピーベリーがたくさん混ざっていてコロコロとしていて可愛い感じ。でも粒揃いは良くて欠点豆はとても少ないです。

11月の限定販売豆のイエメン・バニーマタルはナチュラル精製でまるでフルーツの塊のようなフレーバーでした。それに対して今回のタンザニア・アカシアヒルズ・ゲイシャはフル・ウォッシュ精製。摘んだコーヒーチェリーを水洗機で果肉を落としてから乾燥工程入るタイプの精製です。その結果、ナチュラルとはまた違ったキャラクターが出てきます。

まず口に含んだ瞬間に感じるのは強い甘味。それを邪魔する他の要素が何もないので、その甘味がはっきりと際立って口の中に拡がります。ナチュラル精製だといろんな味わいが混在して味わいとなるのですが、それに対してウォッシュで仕上げたからこその高級品種の持つ甘味を全面に押し出すことにつながっている気がします。

ナチュラル品種のフレーバー感はすごいけれど、個性が強すぎて自分には合わないな・・・という方もいるかと思います。そんな方はぜひともこのタンザニア豆をお試しいただきたい。絶対に気に入るはずです。



口に拡がった甘味に遅れて酸味がやってきますが、それはあくまで穏やかで甘味の存在を消すほどの強さではありません。そしてスーっと消えていくかのような圧倒的な透明感。コーヒーを飲んだ後だというのに爽快感さえ残る味わいです。

その強い甘味、圧倒的なクリアネス。以前飲んだコーヒーにこんなのがあったなあ〜と思い出してみると、当店が過去に何度か販売したハワイコナ・エクストラファンシーの一番いい年のそれに似ているのだと思い出しました。でも、このゲイシャの方がその更に上をいく気がします。

当店での価格を見て「えっ高いな!」と思う方も多いはず。いえいえ、都心部のコーヒーショップで扱うゲイシャは¥3,000オーバーはあたり前で、¥4,000〜5,000もざらにあります。カフェで一杯のゲイシャコーヒーが¥2,000くらいはします。地方都市で夫婦2人でひっそりとやっているお店だからこその価格で提供させていただいているつもりです(ネットで調べてみてください。ギョッとするような価格が当たり前ですから・・・)

というわけで価格なのですが、たくさんの方にゲイシャを味わっていただきたいとの思いから、この限定豆だけは特別に50gから購入できるようにいたしました。100gで購入するほうがちょっとだけお得になります。

タンザニア・アカシアヒルズ・ゲイシャ
ハイロースト(中煎り)
¥980(50g・税別)
¥1,880(100g・税別)


いつもよりちょっと贅沢なゲイシャ・コーヒー。ぜひともお試しください!



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2026年の1月より、当店の定休日を変更させていただきます。

毎土曜日に加えて、第3金曜日が現時点の定休日ですが、これに加えて第1金曜日をお休みとさせていただきます。

来年1月の第1金曜日は正月休みに当たるため、実際にこの定休日が適用されるのは来年の2月からということになります。何とぞよろしくお願いいたします。

----- 新定休日 -----
毎土曜日、第1・第3金曜日



もう12月という事で、年末年始のお休みのスケジュールを考えている方も多いはず。当店の12月のお休みは以下のようになっております。





<<< 雑談 >>>

店主は今月で59歳になりました。若く見られることが多いのですが、実は何と来年には還暦を迎えます。来年の誕生日は赤いちゃんちゃんこを着てお店に立とうかと思います(ウソです・笑)

このくらいの年齢になると避けて通れないのが体力の低下。ちょっとした庭仕事だとか雪かきだとか、本当にすぐ疲れるようになってしまって、若い頃の半分も力を出せません。

まあ、そんな事を言い訳にさせていただきまして、月にもう1日だけお休みを増やさせていただこうと思った次第です。何とぞご理解いただければ幸いです。さらに数年後には完全に週休2日にしようか・・・というプランも考えているところですが、今のところ時期は未定です。


先日は誕生日のお祝いに妻がご馳走してくれるというので、ありがたく頂戴することにいたしましてちょっと出掛けて参りました。

ランチはクレープリー・モンカバさん。松本市街にお店があった頃はたまにお伺いしておりましたが、松本音楽文化ホール(ハーモニーホール)内の場所にお引越しされてからは一度もお伺いしておりませんでした。

久しぶりに伺ったモンカバさんは店内も広くなっていて、何より駐車場がハーモニーホールのそれを利用できるので大変ありがたい。シェフのNさんもちっともお変わりなくて一安心。



スモークサーモンとタプナードソースのガレットをいただきましたが、これが最高に美味でした。タプナードソースはオリーブ、ケッパー、アンチョビなどを刻んで作ってあるのですが、これがサーモンに本当に良く合います。ガレットの前には冬季限定のオニオングラタンスープをいただきまして、心も体もポッカポッカの状態でガレットをいただきましたので、美味しさが更に倍増された感じです。

オニオングラタンスープは2月くらいまでの限定メニューなので、気になる方はお早めにLet's Goです。


ランチ後はあちこちドライブしまして、夕刻に安曇野のラボラトリー・ニューモラスさんへ。



特別な日にぴったりのニューモラスさんのパフェ「ストロベリー・キール」。パティスリーが作るパフェということで、いろいろと独創的なアイデアが詰め込まれています。窓辺の席に座り、秋の安曇野の風景を見ながら美しいパフェをいただくこの贅沢感!誕生日のお祝いに食べに来たことを雑談でお話ししたら、Happy Birthdayのチョコレートプレートまで付けてくださいました。いや、最高に美味しかったです。

ちなみにニューモラスさんのパフェは、12月は繁忙期ということもあってしばらくはお休みされるとのことですので、パフェを食べたい方は来春までのお預けです。でも、イートインコーナーで見た目も味も最高なケーキと、当店がニューモラスさん向けにブレンドして提供させていただいている豆を使ったホット・コーヒーをいただけば、幸せなひと時を過ごせることは間違いなしです。

こんな風にちょっとした幸せを積み上げて、体力の低下にも負けずこれからも頑張って行こうと思っている私たち夫婦であります。



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マンデリンの銘柄が変更になります。

今回販売させていただくのは、マンデリン・ポルン(フレンチ・ロースト)
今まで販売していたマンデリン・トバコと同様にインドネシア・スマトラ島のトバ湖周辺で採れる珈琲豆ですが、さらにそのエリア内にあるポルン地区で採れたもの。より小さなエリアで採れた豆のみを集めたスペシャリティー・コーヒーです。



マンデリンと言えば「スマトラ式」と呼ばれる他国とは異なる精製方法が特色で、その方式で精製された豆はグリーンの濃い硬質な輝きをまとったものとなります。そして味わいは独特なクセを生み出し、この味わいを一度気に入ってしまうと、他のコーヒーでは満足できなくなってしまいます。

今回のポルンももちろんスマトラ式で精製されており、その独特な「マンデリン感」はあるのですが、その後味は驚くほど爽快。奥行きのあるコクを堪能しつつもスッキリとした飲み心地という不思議な味わいを堪能することができます。

「ちょっとマンデリンのフレンチローストは苦手」という方にも、ぜひ一度試してもらいたいマンデリンです。

マンデリン・ポルン・フレンチロースト
¥700(100g・税別)




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11月21日(金)は第三金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、21日(金)、22日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。

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今月の限定販売豆「イエメン・バニーマタル・フルーツチョコレート」、フルーティーな香りの中にカカオの香ばしさが混在したような唯一無二の味わい。モカ・マタリの名前で愛されてきた珈琲豆のその味わい、もうお試しいただけましたでしょうか?

モカ・マタリの話しをお客様としていたら「ああ、コーヒー・ルンバの歌詞にも出てきますよね」という話しでちょっと盛り上がりました。いろんな方がカバーしている曲ですが、私の年代だと鉄板なのは井上陽水さんのソレ。ちょっと変化球なのは当時アイドルだった荻野目洋子さんが歌ったバージョンあたりでしょうか。

他にどんな人が歌っているのか気になったので調べてみたら、福山雅治さんとかも歌ってるんですね。その味わいだけではなくて「モカ・マタリ」という言葉の響きが何とも言えずエキゾチックで、一度覚えたら忘れられない不思議な曲です。


今日の店主のランチは、そんなモカ・マタリの味わいを表現すべく、こんなトーストを焼いてみました。



全粒粉の食パンの上に乗せたのは自家製のブラムリー(青りんご)とキュウイフルーツのジャム、そしてチョコレート。説明するまでもなくイエメン・バニーマタル・フルーツチョコレートの”フルーツ+チョコレート”をイメージしたトーストです。
横にある目玉焼きは、最近マイブームでほとんど毎日焼いている”折り返した”目玉焼き。折り返すと半分になって黄身が見えなくなってしまいますので、これを”目玉焼き”と呼んでいいのかどうか迷うところですが・・・。

ジャムがトーストに合うのはもちろんですが、全粒粉食パンのカリッとした食感とチョコレートのマッチングがとてもよくて、これはいろんな方におすすめしたい食べ方です。ただ、昨今のチョコレートの価格の高騰はすざまじいものがありまして、なかなか気軽に買えない甘味となってきました。珈琲豆の価格も上がる一方ですし、これからの日本の食卓はどうなっていくのでしょうか?


現在、十色珈琲ではエチオピア・イルガチェフ・アリーチャ、そしてイエメン・バニーマタルと2種類のナチュラル精製の豆を取り扱っております。

エチオピアのピーチにちょっとだけイチゴを混ぜたような爽やかなフルーティーな香りに対して、イエメンの完熟マンゴーにカカオを加えたような濃厚な香り。両者の違いを比べながら飲んでみるのも面白いです。

イエメンは今月の限定豆ですし、エチオピアのナチュラルも仕入れたロットが年末〜年始くらいには終わりそうなので、その後はまたウォッシュ精製のものに切り替わる予定です。

イエメンとエチオピア、どちらも国の豆もかつて「モカ港」から出荷されていたことから「モカ」の名を冠されて販売されてきた経緯があります。ぜひとも両者の味わいを今のうちにご堪能ください。



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11月の営業スケジュールは下記の通りです。




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11月の限定販売豆のお知らせです。

本日よりイエメン・バニーマタル・フルーツ・チョコレート(ハイロースト)の販売を開始しました。

通常ランナップのエチオピア・イルガチェフのナチュラル、先月の限定販売豆のコスタリカ・タラス・スカーレットマコーに続く、いわばナチュラル3作のトリを務めるかたちで販売させていただきますイエメンのナチュラル豆。

イエメンのコーヒーといってもピンとこない方は、「モカ・マタリ」という名前を聞いたら「ああ〜、それのことですか」と思われる方も多いかと思います。

高級コーヒー豆の代表として多くのコーヒー通から愛されてきたモカ・マタリ。「マタリ」とはまさに今回の豆の生産地であるバニーマタル地域のマタルというところから名付けられているのです。

今でも屋根の上でコーヒーチェリーを乾燥させるという方法を守り続けているイエメンの少数農家が作り出すこのコーヒーは、ナチュラル精製ならではのフルーティーさを持ちながらも、カカオの酸味を感じる味わいで、その味わいから「フルーツ・チョコレート」という名前が冠されています。

ナチュラル豆のフルーティーな醍醐味を味わっていただくためにはもちろんストレートで飲んでいただきたいところですが、今回の豆に関しては砂糖を加えて飲んでみるのもありかもしれません。



イエメンの豆は粒揃いはあまり良くなくて焼き上がりも色ムラが結構あったりします。故にハンドピックはかなり苦労します。しかしながらそこから生まれる唯一無二の味わいはやはり日本人が昔から愛してきたモカ・マタリでありまして、自家焙煎店としては苦労を強いられる豆ではあるのですが、多くのコーヒー・ファンの皆様に飲んでいただければ・・・と思うのであります。

イエメン・バニーマタル・フルーツ・チョコレート
ハイロースト(中煎り)
¥1,200(100g・税別)

本日より店頭にて販売しております。


<<< 雑談 >>>

今日はアメリカ大リーグのワールド・シリーズの第7戦。最終戦までもつれ込んだロスアンジェルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズの頂上決戦でした。

ちょうど妻と店番を代わって昼食を食べる時間帯にインターネット・ライブが放送されていて、延長でドジャースの山本由伸が投げているところを観る事ができました。

大谷が先発して3ランを被弾するも、打線が自慢の一発攻勢で9回に追いつき、延長戦でトドメの一発で逆転。そして昨日先発の山本由伸が抑えてのワールド・チャンピオンという劇的なシナリオ。素晴らしい一戦でした。

敗れたトロント・ブルージェイズは大リーグでは唯一のカナダのチーム。ドジャースを下してチャンピオンになるまであと2アウトというところまで追い詰めたのですから、本当にいい戦いぶりでした。きっとカナダの全国民がTVに釘付けになっていたことでしょう。両チームに惜しみない拍手を贈ろうではありませんか。



野球観戦しながらいただいたコーヒーは、もちろん今月の限定豆であるモカ・マタリ。

そのフルーティーでコクのある味わいは、メジャーリーグの最終決戦をさらに盛り上げるための大きなスパイスとなってくれたことは言うまでもありません。



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本日よりブラジル・手摘み完熟のニュークロップ(新豆)の販売を開始しました。

ブラジルの新豆は12月から翌1月くらいにかけて日本にやってくるのが普通なのですが、採れたての豆をいち早く日本に持ってきたものが一番摘み。この季節はこれを楽しみにされているお客様もいらっしゃるかと思います。

ブラジルのコーヒー農園では、熟したコーヒーチェリーを機械で摘み取るのですが当店で仕入れている豆は熟した実を手で摘み取ったもの。だからこそ苦いイメージの強いブラジル豆ですが、甘味の強いコクのあるコーヒーとなるのです。

今年の手摘み完熟の一番摘み、粒揃いもよく昨年のものより若干大きい気がします。試飲してみましたが例年に増して甘味が乗っていて、ちょっとチョコレートっぽい後味を感じます。



この時期ならではの「一番摘み」をぜひとも味わってみてください。

円安が継続していることもあり、仕入れ値は今年も上昇傾向にあり、今年のブラジル豆も値上げせざるをえませんので、その点はご理解とご了承をいただければと思います。

ブラジル手摘み完熟・一番摘み
フルシティー・ロースト(深煎り)
¥640(税別・100g)

本日より販売しております。



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10月17日(金)は第三金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、17日(金)、18日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。


今月はコスタリカとエチオピア、ナチュラル精製の珈琲豆を2種類販売しております。フルーティーな香りが心地いいコーヒーです。

ウォッシュ精製が収穫したコーヒーチェリーを水洗設備によって果肉を取り除いてから乾燥の工程に入るのに対し、ナチュラル精製では果肉を付けたまま乾燥の工程に入ります。だからフルーティーな香りや味わいが楽しめるのです。

ただ、旨味の他に雑味なども多く含むことになるため、ウォッシュ方式で仕上げた珈琲豆のスッキリとしたキレのある味わいの方が何杯も飲みたくなるような余韻を感じます。

やはりコーヒー好きとしてはどちらも捨てがたく、飲む時間や、一緒にあわせて食べるものとの相性も考えて選択するのが理想かと思います!

先日、焙煎前の珈琲豆を選別していたら、まだ外皮に包まれたままの珈琲豆が混ざっていました。外皮を割って剥いてみると、ピーナッツのように向かい合わせの種子が出てきました。



ナチュラル精製の豆はたまにこういう状態のものも混ざっているのも面白いです。これを割って楽しめるのはコーヒー豆屋の特権ですね(笑)

ちなみに中の種子が一つだけで生育してしまったものがピーベリーと呼ばれる丸豆です。味わいが大きく変わるわけではありませんが、採れた珈琲豆の中に数パーセントしか混ざっていませんので、それだけを集めてピーベリーの名を冠して出荷される珈琲もあります(みなさんご存知の事かとは思いますが)

そう言えばピーベリーはしばらく販売してないですね。そろそろ仕入れてみようかな?




Category: 珈琲豆情報
Posted by: toirocoffee
本日より当店の定番ラインナップの1つ、エチオピア・イルガチェフ・G1がナチュラル精製の豆に変更となりました。

エチオピア・イルガチェフ・G1
アリーチャ・ナチュラル

ハイロースト(中煎り)
¥700(100g・税別)



イルガチェフらしいハーブのような爽やかさの中に、ピーチを思わせる酸味と甘味が楽しめます。


試飲も兼ねて店主のランチ時にいただきました。



上記でも説明したようにちょっとピーチを感じる余韻が残って、今月の限定販売豆であるコスタリカのナチュラルとはまた違ったナチュラルの美味しさを堪能することができます。

濃密なコクのコスタリカに対して爽やかなエチオピア。
みなさんはどちらが好みでしょうか?

エチオピア・イルガチェフのナチュラルは、年内いっぱいくらいは販売できる量を確保しましたので、ナチュラル派の方は今のうちに楽しんでください。
その後はまたウォッシュ精製の豆に切り替わります。どちらも甲乙つけ難いのであります。



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先週から販売開始したコスタリカのナチュラル精製のコーヒー、焙煎直後のものはキレのある酸味という印象でしたが、数日経ってからはより濃密な味わいを感じるようになりました。

粉に挽く前からフルーツ感たっぷりの香りが楽しめますが、数日経つとちょっとチョコレートぽい香りも混ざってきて、ナチュラルのコーヒーが好きな方にはたまらないアロマです。

そのナチュラル豆の濃密なフルーティー感を、今日のランチは先日仕込んだブラムリーのジャムでトーストをいただきながら堪能しました。

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単にナチュラルのフルーティー感と言っても、高級なゲイシャ種のような後味スッキリタイプもあれば、イエメン・モカのような完熟マンゴーを連想させるようなフレーバーなど、様々は味わいがあります。

今回のコスタリカ・タラス・スカーレットマコーはどちらかという後者のタイプ。昨年末に限定販売したイエメン・モカハラズのようなどっしりとした濃厚な味わいを楽しめます。

これから秋が深まっていけばいろんな美味しい物が待っています。コスタリカのナチュラルとペアリングするならどんな物が合うかな?なんて考えてみるのも面白そう。

りんごを使ったアップル・パイやタルトタタンは絶対に相性がいいはず。モンブランとかの栗を使ったお菓子はどうでしょう?これも試してみたいところであります。



Category: お知らせ
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十色珈琲、10月のお休みは下記の通りです。



10月の限定販売豆、数日前より販売開始しております。

コスタリカ・タラス・スターレットマコー・ナチュラル

ナチュラル精製のフルーティーな味わいをご堪能いただけます。

¥800(100g・税別)にて販売中です!



<<< 雑談 >>>

いきなり真夏から秋へと季節が変わった感じですね。
この季節の店主の楽しみは、りんごジャム作り。
紅玉はまだ手に入りませんが、代わりに「ブラムリー」というりんごを見つけました。
「酸味が強く菓子作りに最適」とあったのでジャムにも良さそうと思って購入した次第です。



調べてみるとブラムリーはイギリス原産のりんご。りんごパイ作りには欠かせないりんごなのだとか。

なるほど、生で一口かじってみるとまるでレモンのような強い酸味です。小さく刻んで総量の2割ほど砂糖を入れて煮込んでジャムにしてみました。

短時間で煮崩れてくれるので、なるほどこれは菓子作りやジャム作りには向いていそうです。かなり強い酸味なのでもっと砂糖を入れてもいいかな?ということでリベンジ用にネットで注文してブラムリーを箱買いしました。

送ってくださった農園の方のお手紙が入っておりまして、それによると「りんご2に対してキューイフルーツ1、総量の4割の砂糖で作るジャムがおすすめ」と書いてありました。

出来上がったジャムを瓶詰め。まだ箱の半分のブラムリーしか使ってないので、残りをジャムにして詰める瓶を調達してこないと・・・(汗)



キューイフルーツを加えたことで味の奥行きが増してぐっとジャムらしい濃厚な味わいになりました。砂糖4割はトーストにちょこっと添えて食べるにはちょうどいいですね。ヨーグルトにたっぷりかけて食べたいとかであれば3割くらいに減らしてもいいかもしれません。



9月いっぱいくらいが旬のりんごということであわてて箱買いしたのですが、地元のスーパー(TURUYA)のフルーツコーナーに普通に売っているのを発見!箱買いすることなかったな・・・
でも、農家さんの心遣いでジャムにする最適なレシピも教えていただいたし、これは間違ってなかったゾ・・・と自分に言い聞かせたのでありました。



Category: 珈琲豆情報
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今月の限定販売豆がちょっと早めに完売となりましたので、10月の限定豆を本日より繰り上げて販売を開始しました。

コスタリカ・タラス・スカーレットマコー・ナチュラル
¥800(100g・税別)

ハイロースト(中煎り)での提供となります。

今回はフルーティーさをたっぷりと味わっていただけるナチュラル精製の豆です。生豆の状態でも甘い香りが漂ってきて幸せな気分。



中米はナチュラル精製に向かいない気象条件ということですが、それを克服してこんなに美味しいナチュラル精製のコーヒーに仕上げてくるその努力には敬意を払いたいところであります。

久しぶりのフルーティーさたっぷりのコーヒーですので、ぜひともご賞味いただければと思います。



Category: 珈琲豆情報
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今月の限定豆、ペルー・チリノス・クリストバル、完売しました。
爽やかでとても飲みやすいコーヒーで、夏にぴったりのコーヒーだったように思います。

来月はコスタリカのナチュラルを販売予定です。詳細はまた後日・・・

10月1日からの販売予定ですが、もしかしたらフライングでちょっと早く販売するかもしせません。


<<< 雑談 >>>

先日ようやく乾燥ポルチーニとドライトマトを使ったパスタを作りました。ちょっと緑の野菜も入れかったのでズッキーニも入れたバージョンで作りました。



乾燥させることで味が凝縮されるのはキノコもトマトも一緒。とても濃厚なコクのある味わいを堪能できました。もう1回作れるくらいの量のポルチーニが余ってますので、まだこの味を楽しめるかと思うと嬉しいですね。

本当にわざわざキノコを採って届けてくださったHさんに感謝です。ありがとうございました。



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9月19日(金)は第三金曜日ですので、当店の定休日となります。
毎土曜日の定休日と合わせて、19日(金)、20日(土)と連休となりますので、何卒ご了承願います。





09/17:

Category: 珈琲豆情報
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本日よりカフェインレスコーヒー豆の銘柄が変わりました。

ブラジル・カルモデミナス・ナチュラル・No2

天日乾燥のナチュラル精製豆を、メキシコのデスカメックス社でデカフェ加工してあります。
オリサバ山から流れる山水を使ったマウンテンウォータープロセス」により97.7%カフェイン除去されています。



焦がしキャラメルのような香ばしさ&ビター感が特徴です。

カフェイン摂取を制限している方、体質的にカフェインが苦手の方等に、気兼ねなく飲んでいただきたいデカフェ豆です。

680円/100g(税別)にて販売中です。

よろしくお願いします。



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Posted by: toirocoffee
9月ももうすぐ中旬に差し掛かろうとしているのに連日の真夏日で、お疲れになっている方も多いのではないでしょうか?ここ数年あたり前となった日本の酷暑ですが、今年も私たち夫婦はせっせとスイカを食べて夏バテ防止に努めました。夏はスイカがないともう乗り越えられない体となりつつあります・・・


さて、今月の限定販売豆「ペルー・チリノス・クリストバル」、お試しになっていただけたでしょうか?圧倒的なフルーツ感というよりはそのバランスの良さと雑味のない酸味が優秀な豆です。今日のランチはちょっと贅沢に、限定販売の豆で珈琲を淹れてみました。



私が中煎りの酸味に特徴がある珈琲をいただく時は、基本的にはちょっと粉を多めに使ってやや粗挽きにして淹れることにしています。そうすることで雑味が抑えられてよりクリアな味わいになり、酸味の中に潜んでいるベリー感だったり柑橘系の味わいだったりをより感じることができます。

いつもの変わり映えのないトーストとサラダと卵料理1品という私の定番ランチも、ちょっと華やかにいただくことができました。皆さんもちょと豆多めのちょい粗挽き、ぜひ試してみてください。


<<< 雑談1 >>>

先日、お客様から松本産のポルチーニ茸をいただきました。厳密にいうとヨーロッパで採れるポルチーニとは若干種類が異なるようですが、同じ種のキノコだそうです。8月の中頃までに発生するキノコだそうで、地元の人たちもあまり見向きもしないキノコなんだとか。ヨーロッパでは高価なキノコなのに不思議な話しですね。



いただいた日にバターソテーにしていただきましたが、一般的なマッシュルームの味わいをもっと凝縮したような感じて、とても美味しくいただきました。大きなものをいただいたので、残りは薄くスライスして丸一日天日干しにして乾燥キノコにしました。



数日後、乾燥キノコをお湯で戻したものをみじん切りにしてオムレツに混ぜ込んでみました。これがとても美味しかった!乾燥させることで旨みが凝縮された感じで、バターの香りの中にポルチーニの香りが溶け合って、オムレツのグレードが1ランク上がったように感じます。



まだ残りが冷凍庫にありますので、次回はドライトマトとあわせてパスタにしたいな・・・と考えているところです。Hさん、ありがとうございました!


<<< 雑談2 >>>

8月〜9月の前半というのは、夏休みを利用して信州に遊びに来るという方も多く、今年の夏は私たち夫婦の元同僚だったり大学時代の仲間だったりが当店を訪ねてくれて、たくさんの「うれしい」をいただきました。

私の元同僚が8月に1人、そして9月に1人、どちらも長野県内での用事のついでに立ち寄ってくれました。ありがたい事であります。

そして昨日は大学時代の後輩が家族旅行のついでに立ち寄ってくれました。千葉にある「干しの屋」というお店の干し芋をお土産に持ってきてくれました。お店の名前を聞いただけだとどこぞのリゾートを運営している会社かと思ってしまうのですが、文字で見ると「干しの屋」とはなかなかいいセンスのお店ですね。



干し芋もさつまいもの美味しい部分のみを使用した「プレミアム干し芋」とかがあったりして面白いです。もちろん味は最高ですね。私が秋〜春にかけては毎日のようにさつまいもを食べているのを知ってくれてのお土産だったのかな?本当に感謝です。

今度はこちらから千葉に遊びに行きたいなあ。その時はもちろん「干しの屋」さんに寄って干し芋を買い込みたいと思っています(笑)





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Posted by: toirocoffee
今月の限定販売豆のお知らせです。

ペルー・チリノス・クリストバル
ハイロースト(中煎り)
¥780(100g・税別)


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珈琲を楽しむ理由の1つが、世界の様々な国に思いを馳せながら味わえること。そういう意味では南米ペルーの珈琲豆などは最有力候補となるコーヒーかと思います。

ペルーといえば真っ先に思い浮かべるがマチュピチュ。15世紀から16世紀にかけて南米のアンデス地方に栄えた先住民の国家「インカ帝国」が築いたとされる都市。スペインによる侵攻と伝染病の流行により1500年代に滅びたとされるその文明は、様々な遺跡などから連想されるとても神秘的なものです。

アンデス山脈の山々の中で生活した山の民は、日々どんな思いで暮らしていたのでしょう。そんな事を考えながらいただくペルーの珈琲は、ただ何も考えずにいただくコーヒーの味とはまた違って感じる気がします。

ペルー北部にあるカハマルカ県。県都カハマルカは、栄華を極めたインカ帝国の最後の皇帝となったアタワルパが捕えられた終焉の地として知られています。チリノスはそこからさらに北上したところにある小さな町。インカ帝国時代を築いたケチュア族の人々が多く暮らしています。チリノス組合に属するクリストバル農園もそんなケチュア族の子孫がコーヒーを栽培しています。

ハイロースト(中煎り)で焼き上げたペルーのコーヒーは、ハーブのような爽やかな酸味の中に、カシスや若干のオレンジのニュアンスを感じる、そんなコーヒーです。
ぜひともインカ帝国が栄えていた時代を思い描きながら味わっていただければと思います。



9月は以下のようにお休みさせていただきます

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本日より、ガテマラ豆の銘柄が変更になりました。

当店の通常販売豆の中でも香りが良いということで人気のあるガテマラ産の珈琲豆。今まで取り扱ってきたのは、アンティグア地区、ウエウエテナンゴ地区などの豆が中心でした。今回は首都ガテマラにほど近いフライハーネス地区の珈琲豆です。

アンティグア地区ほど名の知れた産地ではありませんが、フライハーネスもガテマラを代表する珈琲豆の産地。数が減りつつあるブルボン種の珈琲豆の栽培にも意欲的な生産者が多い地域ということで、今回の販売豆もブルボン種とカツーラ種の混合となっています。等級はもちろんガテマラ豆の最高級グレードであるSHBです。

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ガテマラらしいカカオの香味を感じる酸味があり、口当たりはとてもスムース。誰にでも飲みやすい珈琲だと思います。

ガテマラ・フライハーネス(シティー・ロースト)
¥680(税別・100g)


本日より店頭にて販売しております。



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Posted by: toirocoffee
十色珈琲、8月のお休みは以下のようになっております。



毎土曜日の定休日に加えて、15日(金)〜19日(火)の5日間は夏休みをとらせていただきます。ご了承のほど何とぞよろしくお願いいたします。


<<< 雑談 >>>

先日の夜、お弁当を持参しての月見がとても気持ち良かったものですから、今回はお弁当持参で諏訪湖の花火を見に行ってきました。

諏訪湖では、8月の毎日20:30から10分間の花火の打ち上げがあります。お店を閉めた後にのんびりとドライブしながら諏訪湖に到着したのは20:00ちょっと前。花火の打ち上げ時間を待ちながらのお弁当タイム。そうこうしているうちに周りにも人がだいぶ増えてきて、花火の打ち上げ時間となりました。



妻も一度は諏訪湖の花火を見に行きたいと言っておりましたので、たった10分間の花火ではありましたが、それでも満足してくれたようで良かったです。お盆の諏訪湖の花火は身動きできないほどの混雑になりますから、見にくのにも覚悟が必要であります。